1.古くなったトイレの壁紙の張り替えタイミングはいつ?
便器の交換と同じタイミングがおすすめ
トイレの壁紙を張り替えるタイミングとして適しているのは、便器を交換する時期です。
「壁紙の汚れはそれほど気にならない」「費用をできるだけ抑えたい」などの理由から、便器だけを交換したいと考える人も少なくありません。しかし、長い目で見ると壁紙と便器を同時に交換する方が結果的に満足度が高くなるケースが多くあります。
その理由は主に次の2つです。
・古い便器の跡が目立つようになるから
最近の便器は土台部分がコンパクトな製品が増えています。そのため、新しい便器を設置すると以前の便器の設置跡が隠れずに残り、床や壁の古い跡が目立ってしまう場合があります。
・壁には汚れや匂いが染み付いているから
一見きれいに見える壁紙でも、長年の使用によって汚れや匂いが少しずつ蓄積しています。便器を交換してもトイレの匂いが残る場合、原因が壁紙の汚れや臭いの染み付きであるケースがあります。
このように、便器だけを交換した後に「壁紙も一緒に張り替えればよかった」と感じるケースは少なくありません。また、便器交換と壁紙交換を別々に行うと、その都度工事日を調整する必要があり、費用や手間が増えることがあります。
便器の交換を検討している場合は、壁紙の状態も確認し、同時に張り替えてトイレ全体の印象を整える方法も検討してみましょう。
2.トイレの壁紙の選び方で押さえておきたいポイントをご紹介
壁紙の色や機能を重視して選びましょう
トイレの壁紙は種類が豊富なため、どれを選べばよいのか迷うこともあるでしょう。
そのような場合は、「色」「柄」「機能」の3つのポイントを意識して選ぶと、トイレ空間に合った壁紙を選びやすくなります。
・色
トイレは比較的狭い空間のため、圧迫感の少ない明るいカラーの壁紙が適しています。おすすめの色は、クリーム色や薄いグレー、ピンクなどです。白は清潔感があり人気ですが、汚れや黄ばみが目立ちやすい点には注意が必要です。また、濃い色が好きな場合はアクセントカラーとして一部に取り入れる方法もありますが、広い範囲で使用すると空間が狭く見えることがあるため、ポイント使いを意識しましょう。
・柄
色と同様に、壁紙の柄によってトイレの印象は大きく変わります。落ち着いた雰囲気にしたい場合は、小花柄など小さな柄のデザインが取り入れやすいでしょう。一方で、大きな柄の壁紙は個性的な空間になりますが、トイレでは落ち着きにくいと感じる場合もあります。
・機能
最近の壁紙には、防カビ・消臭・抗菌などの機能を備えた製品もあります。トイレは湿気や匂いが発生しやすい場所のため、見た目だけでなく機能性も考慮して壁紙を選ぶことが重要です。色や柄だけで決めてしまうと、後から匂いや汚れが気になる場合もあるため、機能面も確認して選びましょう。
3.トイレの壁紙の色は何色がおすすめ?
壁紙の色や柄で雰囲気はガラリと変わります
トイレの壁紙にはさまざまな色や柄があり、選ぶデザインによって空間の印象は大きく変わります。トイレの雰囲気をどのようにしたいのかをイメージしながら、色や柄を選ぶことが大切です。
・すっきりした印象にするならグレー
グレーの壁紙は、トイレを落ち着いたすっきりとした空間に見せやすい色です。淡いグレーを選ぶと空間が広く見えやすくなり、濃いグレーをアクセントとして取り入れるとスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
・柔らかい雰囲気にするならグリーン
グリーンは、リラックスした雰囲気を作りやすい色です。使いにくい印象を持つ人もいますが、くすみのあるグリーンを選ぶと落ち着いた空間になり、木目調のインテリアと合わせることでナチュラルな印象のトイレに仕上がります。
・清潔感を重視するならホワイト
トイレの壁紙で定番なのがホワイトです。空間に清潔感を出しやすく、全体を明るく見せられるのが特徴です。トイレを明るく清潔な印象にしたい場合は、ホワイト系の壁紙を選ぶ方法が適しています。
・落ち着いた雰囲気にするならベージュ
ベージュはやわらかく落ち着いた印象を作りやすい色です。インテリアとの組み合わせによって、かわいらしい雰囲気にもナチュラルな空間にも仕上げることができます。
・花柄で華やかな雰囲気に
花柄の壁紙を使うと、トイレ空間を華やかな印象に変えられます。小さな花柄はやさしい雰囲気になり、大きめの花柄はアクセントとして個性的な空間を作りやすくなります。
・ストライプでスタイリッシュに
スタイリッシュな雰囲気にしたい場合は、ストライプ柄の壁紙も選択肢になります。幅や間隔、色の組み合わせによって印象が変わるため、好みに合わせてデザインを選びましょう。
4.トイレの壁紙の張り替えはDIYできる?業者に依頼するメリットもご紹介
自信がないならプロへ依頼しましょう
「トイレの壁紙を自分で張り替えたい」と考える人もいるでしょう。
結論として、作業自体は不可能ではありませんが、DIYに慣れていない場合は自分で張り替える方法はあまりおすすめできません。トイレは空間が狭く、ペーパーホルダーやタオルハンガーなどの設備が多いため、壁紙施工の難易度が高い場所だからです。
無理に作業を進めると、壁紙がよれたりクロスのつなぎ目が目立ったりして、想像していた仕上がりと大きく異なる状態になる可能性があります。
仕上がりに不安がある場合は、専門業者に依頼する方法も検討するとよいでしょう。専門業者に依頼すれば、きれいに仕上がりやすいだけでなく、作業の手間を減らせたり、壁紙選びについてのアドバイスを受けられたりするメリットがあります。
専門業者を選ぶ際には、次のポイントを確認しておきましょう。
・安すぎる業者は避ける
施工費用が極端に安い業者の場合、作業の品質が十分でない可能性があります。費用の安さだけで判断せず、施工内容や実績なども含めて総合的に確認することが大切です。
・アフターフォローがある業者を選ぶ
施工後に壁紙がはがれたり、傷が見つかったりする場合もあります。施工後の対応をしっかり行っている業者を選ぶと、トラブルが起きた際にも安心です。
5.トイレの壁紙の張り替えにかかる費用相場
業者選びのポイントを押さえて依頼しましょう
トイレの壁紙張り替えにかかる費用の目安は、おおよそ3万〜5万円程度です。
一般的なトイレの広さは約3畳(約4.95平方メートル)とされており、天井まで壁紙を張り替えた場合でも壁の面積はおおよそ15〜20平方メートル以内に収まることが多くあります。
一般的なクロスを使用する場合、壁紙張り替えの費用は1平方メートルあたり約1,200〜1,500円が目安です。また、防カビや抗菌などの機能を備えたクロスを使用する場合は、1平方メートルあたり約1,500〜2,000円程度が相場になります。
壁紙の価格が上がると施工費も多少高くなりますが、トイレは壁の面積がそれほど広くないため、費用が大きく変わるケースはあまり多くありません。例えば、撥水性や耐水性が高いハイグレードのクロスを使用した場合でも、5万〜6万円程度で収まることが多いでしょう。
トイレの壁紙張り替え費用は業者によって差が出る場合があるため、事前に見積もり内容を確認することが重要です。
費用や施工方法は業者ごとに異なるため、できれば複数の業者から見積もりを取ると安心です。相見積もりを行うことで価格を比較でき、工事費の目安も把握しやすくなります。また、見積額が同じでも施工内容やアフター対応が異なる場合があるため、内容を確認したうえで納得できる業者を選びましょう。
6.トイレの壁紙張り替えのポイントまとめ
費用相場と張り替えタイミングを理解して快適なトイレ空間をつくろう
トイレの壁紙を張り替えることで、古く暗い印象だった空間を明るく清潔感のある雰囲気に整えることができます。特に便器を交換するタイミングで壁紙も一緒に張り替えると、古い便器の跡が残ることを防げるだけでなく、壁に染み付いた汚れや臭いもまとめてリフレッシュできます。
壁紙を選ぶ際には「色」「柄」「機能性」の3つのポイントを意識することが大切です。明るい色は空間を広く見せやすく、防カビや消臭機能のある壁紙を選ぶことでトイレ特有の湿気や臭い対策にもつながります。
また、トイレの壁紙張り替え費用の相場はおおよそ3万〜5万円程度ですが、クロスの種類や施工業者によって費用に差が出ることがあります。費用や施工内容を比較するためにも、事前に複数の業者から見積もりを取り、内容を確認してから依頼することが重要です。
DIYでの張り替えも可能ですが、トイレは狭く設備も多いため施工の難易度が高い場所です。仕上がりにこだわる場合や作業に不安がある場合は、専門業者へ依頼する方法も検討するとよいでしょう。