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漏水が起きてしまった時の対処方法・注意点をご紹介

公開日:2021.11.12 更新日:2024.4.2
漏水が起きてしまった時の対処方法・注意点をご紹介

漏水が起こってしまった際の対処方法・注意すべき点をご紹介します。水漏れを発見した際には、どこが原因で起こっているものなのかいち早く特定する必要があります。判断が遅れると、被害が広がったり周りの環境に影響を及ぼす可能性があるためです。 まず、トイレからの水漏れの場合にはトイレの壁面についている止水栓を止めてください。また、それ以外の水漏れについては水道の元栓を閉めてください。続いてどの場所から水が漏れているのか、特定する必要がありますがこれが不明な場合には水道屋さん、設備屋さんに依頼してください。また、水道局や水道事業所へ連絡すれば指定事業者を紹介してもらえる場合があるので、分からなければそちらへ連絡してください。どこから水漏れが起こっているのか見つけるコツとしては、まず家の中→家の外の順番で探してください。また、見つける前に元栓を閉めてしまうとてがかりがなくなってしまうので自分で探す場合には元栓を閉じる前に音や湿気を頼りにして探すといいでしょう。

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トイレの場合

トイレで漏水が起こってしまった際の対処方法・注意すべき点をご紹介します。

浴槽に併設されているトイレの写真

給水管などのパイプ類からの水漏れの場合
1. 止水栓を閉める(水道の元栓を閉めてもできるが、水道設備が使えなくなる)
2. ナットを緩める
3. パッキンの交換
4. 緩めたナットを締め直す
5. 止水栓を開ける

トイレの床からの水漏れの場合
1. 止水栓を閉める
2. レバーを使って、タンク内の水を全て排水します
3. 給水管を外す
4. 便器を固定している部品を外す
5. 便器を持ち上げる
6. フランジパテを交換する
7. 便器を戻す(この手順は、再度水漏れが起こらないように慎重かつ丁寧に行ってください)
8. タンクに給水管を接続し、止水栓を開けます

トイレタンク内の水漏れの場合
1. 止水栓を閉め、タンクの水を空にします
2. トイレタンクの蓋を開けます
3. ゴムフロートを交換します(ホームセンターや通販で購入できます500~1,000円程度)

止水栓を作業の前に必ず閉めるように注意してください。もし閉めずに作業を行ってしまうと、水が出たままの状態が続き状態悪化を引き起こす可能性があるためです。事態をスムーズに解決するためにも、注意点はしっかり守り作業を行いましょう。

お風呂の場合

お風呂で漏水が起こってしまった際の対処方法・注意すべき点をご紹介します。

白い浴槽の写真

自分で直せる水漏れなのか判断する必要があります。そこを判断できさえすれば、より低価格で直すことが可能です。

お風呂での水漏れの原因は、大きくわけて4種類あります。

給水管のトラブル:台や壁の中からの水漏れです。台付きの場合には、蓋を開けて届く範囲で癒着テープなどで自分で修理することが可能です。修理方法が分からない場合には、業者に依頼すると良いでしょう。

パッキンの劣化:こちらはホームセンターなどにも安く販売している場合があるので、そこで購入し自分で交換してください。

カートリッジ不良:混合水栓の内部には、バルブカートリッジと呼ばれるものが入っています。このトラブルによって水漏れが起きる場合があります。カートリッジ内部を修理するのは難しいため、カートリッジのみ自分で購入し、交換すると良いでしょう。

トラブルを一早く解決するためには、迅速な行動と適切な判断力がカギを握っています。状態把握をし、適切な判断をする事で迅速に対応ができ、トラブルを解決へ導くことができます。無理を感じたらすぐに作業をやめ、プロに任せましょう。

キッチンの場合

キッチンで漏水が起こってしまった際の対処方法・注意すべき点をご紹介します。

ホース付き蛇口が設置されたキッチンの写真

キッチンの水漏れで1番多いのが、蛇口からの水漏れです。

現在多くの家庭で使われている、シングルレバー混合水栓で水漏れが起きた際の対処を紹介します。

レバー下からの水漏れ:この水漏れは、バルブカートリッジに原因があります。バルブカートリッジの部品の何かが消耗していて、そこからの水漏れの場合が多いです。そのため、必要となるのはバルブカートリッジの交換になります。

スパウト部分からの水漏れ:バルブカートリッジ、パッキンに問題があります。バルブカートリッジの場合には交換してください。それでも水が止まらない場合にはパッキンが劣化している可能性があります。パッキンを交換するか、水栓自体を新しくする必要があります。

蛇口など、普段からよく使う場所は劣化もしやすくトラブルが起こりやすくなっています。そのため、日頃からのこまめなメンテナンス、大切に扱うという事が、トラブルを防ぐ大きなポイントとなってきます。日頃から気を付けトラブルを減らしていきましょう。

蛇口の場合

蛇口で漏水が起こってしまった際の対処方法・注意すべき点をご紹介します。

水が出続けている蛇口の写真

迅速に対処するために、蛇口の各パーツがどのような役割を果たしているのか知ることが必要です。事前に調べておくと良いでしょう。

まず、応急処置として水道メーターボックス内にある止水栓、または水の元栓を止めて家全体の水を止めましょう。止め忘れて作業すると水が溢れてきてしまいます。

蛇口のタイプごとに対処方法は変わってきます。

シングルレバーの場合:水漏れが起きている箇所がシングルレバーの下、接続部、スパウトの上下などが考えられます。シングルレバーの下とスパウトの上下の場合には自分で対処が可能です。接続部からの水漏れの場合には、無理に触らずに業者に依頼しましょう。

ハンドル混合水栓の場合:シングルレバーに比べて比較的構造が単純なので対処しやすい場合が多いです。水漏れ箇所としては吐水口やスパウトの付け根から水漏れしている場合があります。

蛇口は普段からよく使うため、トラブルがとても起こりやすい個所になっています。そのため、いつトラブルが起こっても対応できるように情報収集を行っておく必要があります。そして日ごろからメンテナンスをこまめに行い大切に扱っていくことでトラブルを減らす事が出来ます。

洗面所の場合

洗面所で漏水が起こってしまった際の対処方法・注意すべき点をご紹介します。

洗面台の写真

まず、洗面台の下の収納から物を移動させておきます。

最初に、どこから水漏れしているのか場所を特定するところからスタートします。例として実例が多い2つをあげています。

ハンドシャワー混合水栓から水を出すと床に水漏れ→シャワーヘッド、ホースの破損または蛇口に問題がある。

給水管と止水栓の接続部分で起きる水漏れ→接続部分のナットの緩み、パッキンの劣化 シャワーヘッドの破損の場合には、水栓の品番から適合する部品を取り寄せてください。こちらを間違えると取り付けができないので注意です。取り寄せた部品を取り付けて改善されます。

2つ目の場合は、ナットを締めると水漏れが改善される場合があります。それでも改善されなければ、パッキンを交換してください。

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