1. 異音が発生した事例を紹介します
換気扇の異音トラブル事例。使用中にゴーッと動作音が大きくなったケース
このトラブルで最初に紹介するのは突然動作音が低音になったケースです。
換気扇のスイッチを入れると普通だったらブーンという音がしていたのですが、ある日突然ゴーッという低い音が出るようになりました。怖くなったので取りあえず使用するのを止めて主人に見てもらったところ、汚れが原因ではないかと。
晩御飯も完成してなかったのですが、換気扇を取り外してきれいに掃除したあと再びスイッチを入れると、いつもの軽い音に戻りました。どうやら主人の言うように換気扇についた汚れが原因だったようです。
今回の事例では汚れが原因ということで簡単に解決できましたが、それ以外にもさまざまな要因で換気扇から異音が出ることがあります。
例えばシャリシャリと金属が擦れるような音や、カタカタと何かがぶつかり合う音がすることもあります。
この事例のようにゴーッという音であっても、汚れ以外が原因として考えられることもあります。しかし異音がするということは確実に何処かがおかしいということですので、使用し続けることは止めて、このケースのように解決するよう対処してみることが大切です。さらに異音と一緒に異臭や発火を確認した場合は、自分で修理するのではなく専門業者に相談して下さい。
2. 換気扇で異音が発生する原因とは?
換気扇から異音がする原因はさまざまですので個別に紹介していきます
まず紹介するのはゴーッという音がする原因。事例でも説明したように換気扇に油などが付着して固形化することで、ファンに過剰の負荷がかかり異音の原因となります。
またキッチンが狭い場合に全ての扉を閉め切って換気扇を回すと、吸気が追い付かなくなり同様の音が出ることがあります。
次に紹介するのがシャリシャリとした異音。この音の原因は金属どうしの擦れです。レンジフード内のシロッコファンの軸が何らかの理由でずれてしまいカバーに接触していることが考えられます。換気扇内の潤滑油が不足した場合もこれと同じような音が出ます。
3つ目の異音はカチカチという細かい音。この音の原因もファンの軸ずれで、主にプロペラ型の換気扇で起こります。軸がずれたことによりファンと外枠が接触している状態です。
設置から年数が経過した換気扇で出やすい異音がジーという音。この音の原因はモーターの異常であることが多いです。
ここまでは音の種類とその原因について紹介してきましたが、あくまでも目安とお考え下さい。例えばモーターの故障によって軸ぶれを起こしている場合は、シャリシャリという音とジーという音が同時に聞こえることがあります。いずれにしても、異音を放置しておくと大きな故障の原因になりますので早めに対処しましょう。
3. 異音が発生した時の解決方法
換気扇で異音が発生した時に解決する方法を分かりやすく紹介します
これから異音を解決する方法を紹介するのですが、その前に注意事項をひとつ。異音と共に煙が出ている時は絶対に触らず専門業者に連絡して下さい。
異音の種類に関係なく、まずは換気扇のメイン電源を抜いて下さい。明らかに汚れが原因だという場合は掃除しましょう。
必要になる道具はゴム手袋、ゴミ袋、重曹、歯ブラシです。換気扇から外枠やファンを取りはずし、ゴミ袋の中に入れます。そこにぬるま湯(45℃前後)と100グラムの重曹を入れ袋を閉じてください。
20分ほど置いたあと歯ブラシで汚れを落としましょう。再度水洗いをして完全に乾かした後、取り付ければ完了です。
潤滑油の不足による異音の解決方法は、まずプロペラやシロッコファンなどを全て取り外します。レンジフードの場合は奥にモーターが見えますのでドライバーを使い取り出しましょう。
普通の換気扇でしたらすぐにモーターが見えます。外したモーターをさらに分解します。そこでモーターの軸部分(回転している場所)にオイルをさし、指で少し馴染ませたあと、先ほどとは逆の手順で組み立てれば完了です。
軸の歪みでも同じような異音がすることがありますので、モーターを取り付ける前にカバーに擦れた跡がないか確認しておきましょう。機械が苦手という方や自分では解決できそうにないと思われた方は、専門業者に相談するほうが賢明です。
4. 異音が発生する前にできる対策
換気扇から異音がする前にできる対策。定期的な交換も検討して下さい
ここでの対策としてまず紹介するのは定期的な交換です。世間ではあまり知られていませんが、換気扇やレンジフードの耐用年数は一般的に10年と言われています。
しかし実際に10年で交換するお宅は少なく、どちらかというと壊れるまで使う方が多いでしょう。中には30年間同じ換気扇を使用している方もいらっしゃいます。そのような状態でしたらいつ異音がしてもおかしくありません。
急なトラブルに対策するためにも一定年数以上の換気扇は交換することをお勧めします。その他の事前対策としてはサビトラブルやカビトラブルと同じです。
フィルター任せにするのではなく、少なくとも月に一度は換気扇を取り外し汚れを落として下さい。シロッコファンでしたら3ヵ月に一度でも大丈夫です。
レンジフードでしたらあらかじめ純正のフィルターが取り付けてありますが、どうしても異音が心配な方は別売りのフィルターも同時に取り付けておきましょう。
ここまで紹介したように、このトラブルへの事前対策も大部分は他のトラブルと同じで、こまめなメンテナンスが中心となります。そんなに掃除出来ないという方は、他の水回りなども含めて家事代行サービスや換気扇掃除業者に依頼するのも一つの方法です。
5. 換気扇での異音トラブルまとめ
換気扇の異音トラブルに関する情報のまとめとポイントのおさらい
このトラブルに関連するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。
まず異音がした時点で何らかの異常があるということですので、放置することだけは絶対に止めましょう。
音の種類によって原因が分かりやすいのですが、解決方法を試しても異音が消えない場合は製造メーカーや専門業者に相談して下さい。