本文へ移動

レンタカーの鍵を紛失してしまった際の対処法

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.3
レンタカーの鍵を紛失してしまった際の対処法

レンタカーの鍵を紛失したと気がついたときには、なかなか冷静ではいられないかもしれません。
レンタカーの鍵を紛失してしまうと、その後の対応が大変で費用も多くかかりますが、落ち着いた対応で乗り切りましょう。

今回はレンタカーの鍵を探しても見つからないときの対処法についてご紹介します。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

カギ110番

1. 自家用車とレンタカーでは鍵の紛失に対する対応が違うもの

レンタカーの鍵の紛失は、自分で所有している自家用車とは対応が異なります。

レンタカーのナンバープレートの写真

自家用車の鍵を紛失した場合、自動車ディーラーに連絡して鍵を作り直すか、鍵自体の交換をする必要があります。どちらにするかの判断は自分で行って大丈夫です。自動車ディーラーではなく鍵の業者でも、所有者が自分であることが確認できれば対応してもらえる場合があります。

しかし、レンタカーの場合には、レンタカー会社が所有している自動車のため、自分の判断だけで鍵をどうするかを決められず、レンタカー会社に判断してもらう必要があり、基本的には鍵自体を交換することになります。

レンタカー会社に連絡せず、鍵の業者で作り直しをしてもらおうと考えても、業者が必ず所有者を確認するので、レンタカー会社の確認がとれないと対応できないと断られてしまいます。また、鍵の交換費用以外にも、レンタカー会社から営業できない日数があったと判断されれば、その補償金額を支払わなければいけません。

2. まずはレンタカー会社に連絡しよう

レンタカーの鍵を紛失し、鞄やポケットの中などを探しても見つからない場合には、まずはレンタカー会社に鍵を紛失したことを連絡しましょう。

レンタカー会社に連絡している男性の写真

レンタカーを借りる手続きをした時点で連絡先を教えてくれるのが一般的ですが、車内にトラブル用の電話番号が用意されているケースもありますので、外から確認できるようであればその電話番号に連絡をします。他にもレンタカーの会員カードがあれば記載されているかもしれません。

トラブル用の連絡先が記載されているものをもっていない場合、自動車がなくても行ける範囲に支店があればその窓口で相談するか、レンタカー会社のホームページなどを確認しましょう。

ホームページで連絡先を調べる場合、予約用とトラブル用の電話番号が分かれているケースがあるので、トラブル用の連絡先に連絡を入れます。その後、どのような対応になるのかはレンタカー会社の判断によって異なります。

レンタカーを借りるときには、事前にトラブルが発生した場合の連絡先をメモしておくとよいでしょう。

3. レンタカーの鍵を紛失した後の対応の流れ

レンタカーの鍵を紛失した場合、再度レンタカーに乗れるまで、どのような流れになるのかはレンタカー会社によって異なります。

レッカー車で運ばれているレンタカーの写真

鍵の紛失の場合は、使用している方の責任となってしまうため、あまり手厚い対応をしてもらえないこともあります。ある程度のトラブルは自分で対応しなければいけないと考えておきましょう。

いったんスペアキーを作る場合には、レンタカー会社の了承の上で鍵の業者を呼んで対応するケースや、レンタカー会社がスペアキーを保有していてスタッフがもってきてくれることもあります。また、連絡した時点で紛失した住所などを確認されることもあるようです。警察へ紛失届けの手続きが必要なのかどうかもレンタカー会社に確認しましょう。

スペアキーの受け取りが難しい場合には、レッカー車を呼んでレンタカー会社まで運んでもらうことなどもありますが、いずれの方法でも発生する費用は鍵をなくしてしまった人が支払うことになります。

4. レンタカーの鍵を紛失した際にかかる費用とは

レンタカーの鍵を紛失してしまったときに発生する費用は、どんな対応方法で解決したかによってもさまざまですが、1万円以内で済むというケースはあまりありません。

レンタカーの模型とお札の写真

一例として下記がありますが、状況によっては他の費用も発生する可能性があります。
・スタッフが現地まで来てくれた出張費用:目安として数千円前後
・鍵の交換費用:複数箇所交換するため1万円から5万円前後、後日対応になる場合もある
・レッカー代金:目安として2万円から3万円ほど
・レンタル日数を超えた場合の延長料金:1日6,000円ほど
・移動に使用したタクシー代、宿泊料金など

また、レンタカーの鍵の紛失は実費だけでなく、後日にノンオペレーションチャージ(NOC)を請求される場合があります。これはレンタカー返却後に鍵の交換をすることもあり、その間レンタカーを他のお客さんに貸すことができず、営業ができなかったという補償です。多くの場合、レンタカー自体を返却していれば2万円、自走できない状態で返却できなければ5万円と設定されており、補償プランなどに加入していても対象外となります。

レンタカーの鍵を紛失してしまうと、場合によっては多額の費用を支払わなければならず、ときには合計で10万円以上の出費になってしまう可能性もあるのです。

5. レンタカーの鍵を紛失した際の注意点まとめ

レンタカーの鍵を紛失してしまうとその後に計画していた予定が大きく変動するため手間や労力がかかるばかりです。

免許証を確認している女性の写真

同乗者にも迷惑がかかってしまいます。そのため当然のことではありますが、鍵を紛失することのないように注意しましょう。

鍵の紛失後の対応として、レンタカー会社の連絡先を探すのも大変かもしれませんが、連絡できてもその後の対応には手間や費用がかかります。

自家用車の鍵の交換や作り直しとは大きく異なってしまいますが、その理由は下記のとおりです。
・レンタカーの鍵の紛失は自己責任であり過失となる
・スペアキーがあっても自動車が使えないので取りにいけないこともある
・レンタカー会社によって対応が異なり、自分で解決しなければいけないケースも多い
・レンタカー会社の営業に使われる車を使用できない状態にするため、補償が必要になることもある
・補償プランや保険などの対象外になってしまう
・合計の費用は状況により異なるが、数万円単位になる可能性も考えられる

レンタカーの鍵の紛失は不注意によるものなので、大きなトラブルであると認識しておきましょう。施設内でなくした可能性が高いのであれば、その施設に落とし物として届いていないか問い合わせすることも大切です。しかしどうしても見つからなければ正直に伝えて、対応について相談しましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

カギ110番

車・バイクのインロック・開錠の新着記事

おすすめ記事