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毛皮を高く売るために!正しい手入れの仕方や保管方法を解説します

公開日:2023.2.24 更新日:2024.4.10
毛皮を高く売るために!正しい手入れの仕方や保管方法を解説します

クローゼットの中から、昔母が着ていた毛皮が出てきたり、若い頃に購入した毛皮の処分に困っていたりする方は多いでしょう。買った時の値段を考えると安易に捨てるのはもったいないし、かといって人にあげるのも気が引ける・・・。
そんな時に頼りになるのが毛皮専門の買取業者です。
今回は毛皮を高く売るために、高く売れる状態やお手入れ方法、正しい保管の仕方について紹介します。ぜひ参考にして下さい。

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1. 毛皮が高く売れる状態とは?

毛皮が高く売れる状態とは抜け毛やシミ、型崩れなどがないことです

様々な種類の毛皮のコートの写真

種類によってある程度の相場がありますが、より高く売るためには状態が良くないといけません。毛皮のコートなどで重要視されているのが、本物かどうか、抜け毛、シミ、型崩れの三点です。

まず本物かどうかで大切なのがロゴとタグです。これがしっかりと残っている状態であれば、偽物の可能性が低くなります。ただしバブル期などに購入したものの中には、ロゴ自体が偽造されていることがありますので、そこだけはご注意下さい。理想としては鑑定書が添付されていることです。

次に抜け毛の状態。毛皮製品を着用したことがある方なら分かると思いますが、普通に着ているだけでも意外と毛が抜けます。さらに手入れを怠っていると抜け毛が目立つようになり、毛皮特有のボリューム感が無くなります。そのような状態でしたら、高い査定は期待できないでしょう。

それ以外でもシミや変色、型崩れがあればマイナス査定に。逆になければプラス査定になります。防虫剤を使用したことで変色することもありますし、ハンガーに掛けておかなかったことで型崩れも起こります。香水の匂いが毛皮に付着して異臭を放つことも。高く売れる状態を保つためには、日頃のメンテナンスや、丁寧に取り扱うことが何より大切です。

2. 毛皮を高く売るためのお手入れ方法①

毛皮を高く売るためのお手入れ方法その①帰宅後はすぐにメンテナンス

毛皮の写真

お酒を飲んだりして帰宅すると、服をかけるのも面倒。そんな状態の時もあるかと思います。ですが毛皮のコートやファーを脱ぎっ放しにしておくことは止めましょう。かならず太めのハンガーに掛けてブラッシングすることをおすすめします。

仮にそこまで出来なくても、せめてハンガーには掛けておくことは必須です。細いハンガーに掛けると、肩の部分の皮に癖がついて、型崩れの原因になります。

ブラッシングですが、普通のブラシを使用すると静電気が発生し、より多くの毛が抜けてしまいますので、必ず金ぐしを使って下さい。毛並みに沿って優しくブラッシングすることで、表面についたホコリを落とす効果がありますし、絡まったくせも直すことができます。そこまで済むと次は表面や裏地に食べこぼしやシミがないか確認して下さい。もしも発見した場合は、なるべく早く専門のクリーニング店にシミ抜きをしてもらいましょう。

毛皮を着用した時に香水をつけた時は、襟元や袖口の匂いを確認して下さい。匂いがついた状態で収納すると、変色や異臭の原因になります。毛皮はある意味で生きていますので、手入れをしておかないと、あっという間に見た目も汚くなり価値が下がります。また、お手入れ方法も種類により若干異なりますから、不安な時は購入した店舗にお問い合わせください。

3. 毛皮を高く売るためのお手入れ方法②

毛皮を高く売るためのお手入れ方法その②雨などで濡れた時にはすぐ対処

様々な種類の毛皮のコートの写真

このコートを着ている時や靴を履いている時に、突然の雨にあたることもあるかと思います。ここからは、そのような場合の対処方法を紹介します。

霧雨などで軽く濡れただけでしたら、乾いたタオルで表面の水分を吸い取るようにして下さい。この時くれぐれも強く擦ったりしないように。

大雨でびしょ濡れした時は、可能であればその日に毛皮専門のクリーニング店に持ち込んで下さい。ハンガーに掛けて自然乾燥も出来るのですが、皮の部分にシミができたりカビが発生することがあります。

また毛皮の種類によっては縮みやシワになることがあります。どうしてもクリーニング店に持ち込めない場合は、乾いたタオルで拭いたあと、風通しの良い場所で陰干しして下さい。

もっともやってはいけない対処法がドライヤーの使用。毛皮は熱に対し非常に弱いので、あっという間に毛が縮んでしまいます。

種類により若干異なりますが、シミやシワ、カビなどが出来てしまった時に、その部分だけ交換して修復することが可能です。どうしても手放したくない、高く売却したい、と言った場合は購入店に相談して見ましょう。毛皮製品は非常に繊細ですので、良い状態を保ち続けたい場合は、ここまで紹介した方法を参考にこまめにお手入れして下さい。

4. 毛皮を高く売るためには正しい保管方法で

毛皮を正しく保管する際に必要になる情報を分かりやすく紹介します

ハンガーにかけられた毛皮のコートの写真

良い状態で買取してもらうには保管方法も大切です。最初に紹介するのは防虫剤について。一般的に衣類を保管する時には防虫剤を使いますね。ハンガー式の吊るすタイプであったり置き型などの防虫剤が多数販売されています。

どのタイプの防虫剤も毛皮の保管に使用できるのですが、決して毛皮に直接触れないようにして下さい。毛皮部分に防虫剤があたってしまうと、その部分が変色したり毛が抜けることがあります。それと、ぎゅうぎゅうのクローゼットで保管すると、せっかくの毛皮のボリューム感が失われてしまいます。なるべく他の衣類と離してゆったりと掛けておきましょう。

春先などのシーズンオフで長期保存する場合は、目には見えない虫やホコリが付着している可能性がありますので、必ずクリーニング店に出して下さい。

ここでの保管方法として最後に紹介するのは湿気対策です。湿度が高い場所では毛皮にカビが発生することがあります。クローゼットの四隅などに吸湿剤を設置し、晴れている時にクローゼットを開けておくなどの対策をお願いします。また定期的に風通しの良い場所で虫干しもお願いします。重ねて言いますが、毛皮はある意味で生きていますから、必ず正しく保管して下さい。

5. 毛皮を高く売るための情報まとめ

毛皮を高く売るためのさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい

毛皮の写真

ここまで毛皮を高く買い取ってもらうための情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

まず高く買い取ってもらうためには状態が大切。日頃から自分で出来るメンテナンスをして、正しい方法で保管しておきましょう。自信がない方でしたら、専門のクリーニング店や購入した店舗にお尋ねください。

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