部屋が汚いのは病気や精神疾患が原因かも。改善と片付けのコツ
公開日:2026.1.6
部屋の汚れやゴミをそのままにしていると、気分が重くなったり、何をするにもやる気が出なかったりと、日常生活に影響が出やすくなります。特に、心や体の不調を抱えていると、片付けや掃除に手をつける気力が湧かず、気づけば部屋が汚い状態のまま時間だけが過ぎてしまう、という状況に悩む方も少なくありません。
部屋が汚い状態が続く背景には、体力や集中力の低下、気分の落ち込みなど、いくつかの要因が重なっている場合があります。そのため、単に片付けの問題として片づけられず、「もしかして病気と関係があるのでは」と不安を感じながらも、どう判断すればよいのか分からず迷ってしまうケースも多いでしょう。
この記事では、部屋が汚い状態と病気の関係に着目し、考えられる原因や見極めの考え方、無理のない対処の方向性を整理します。自分だけで抱え込まず、周囲の方や専門家の力を借りる判断軸も含めてまとめているため、部屋の状態と体調の関係に悩んでいる場合は、今後の行動を考えるヒントとして役立ててください。
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1.部屋が汚いことと病気の関係はあるの?
病気や精神疾患で汚部屋、ゴミ屋敷化が進むこともある
精神疾患や病気を抱えていると、片付けに限らず日常生活全般に支障をきたすことがあります。特定の疾患では、興味や関心が大きく低下する症状が現れやすく、その影響で部屋の清掃や整理整頓の優先度が下がりやすいです。
結果として、気がついたときには部屋中にゴミが散乱し、いわゆるゴミ屋敷化してしまうケースも少なくありません。
2.部屋が汚く精神疾患や病気
原因は1つではなく、複雑に絡み合っている
人が部屋を汚れたままにしてしまう理由は、単に忙しさや疲れだけでは説明できません。心理的要因や身体的要因が重なることで、少しずつ片付けのハードルが上がり、日を追うごとに部屋が散らかっていく場合があります。こうした複合的な背景を理解することで、実際にどのような対応が必要なのかが見えてくるケースも少なくありません。
溜め込み症
必要のない物でも捨てることに強い抵抗を感じ、多量に溜め込んでしまう症状です。周囲から見ると使う予定のない物を大量に保管し続けた結果、生活スペースを圧迫してしまうケースもあり、気づかないうちに部屋が片付けられない状態に陥ることがあります。症状が進行すると、自分一人では対処しきれなくなる傾向があります。
買い物依存症
必要以上に物を買ってしまう衝動を抑えられず、部屋に物があふれてしまう状態です。衝動買いを繰り返すうちに置き場所に困る量を抱え込み、片付ける余裕を失って部屋の汚れが一気に進むことがあります。一時的な気晴らしのつもりが、生活環境の悪化につながる場合もあります。
セルフネグレクト
自分自身の身なりや生活環境を整える意欲が低下し、食事や衛生面などの基本的なケアを後回しにしてしまう状態です。掃除やゴミ出しを先延ばしにするうちに、気づかないまま家の中が荒れてしまうケースも多く見られます。状態が長引くと、健康面への影響も無視できなくなります。
強迫性障害
不安を和らげるための思考や行動にとらわれることで、片付けにまで意識が向かなくなる場合があります。汚れが気になって何度も掃除を繰り返す一方で、別の作業に手をつけられず部屋全体が整わないといった状態に陥ることもあります。専門的な診断と支援が重要になるケースがあります。
ADHD
注意がそれやすく、計画的に物事を進めるのが苦手な傾向があり、片付けにも影響が出やすくなります。途中で別のことに気を取られやすく、片付けを最後まで終えられないまま部屋が散らかっていく状態が続くこともあります。適切な支援によって生活の整え方が変わる場合があります。
うつ病
意欲や活力の低下が続くことで、日常のささいな行動にも大きな負担を感じやすくなります。掃除や片付けを考えるだけで気力を消耗し、結果として部屋の汚れが放置されてしまうことも珍しくありません。医療機関での支援と周囲の理解が重要になります。
認知症
判断力や記憶力の低下により、片付けの手順や必要性が分からなくなることがあります。使った物を元に戻すといった基本的な行動が難しくなり、部屋が散らかりやすくなる傾向が見られます。早い段階での周囲のサポートが重要です。
3.ゴミ屋敷・汚部屋の原因に疾患の可能性があるなら病院へ
専門医の指導で改善へ
汚部屋の背景に心身の不調が疑われる場合は、医療機関や公的な相談窓口に早めにつながることで、状況が改善しやすくなることがあります。精神科や心療内科に加えて、認知機能の低下が気になる場合は、物忘れ外来や神経内科なども相談先の選択肢になります。
受診を検討したほうがよい目安として、次のような状態が一定期間続いている場合が挙げられます。
・ゴミが溜まり、キッチンや浴室が使いにくい
・生活動線が塞がれ、転倒しやすい状態になっている
・悪臭や害虫、カビなどの衛生問題が発生している
・片付けようとすると強い不安や苦痛を感じる
・買い物や溜め込みが原因で家計や人間関係に支障が出ている
・食事、入浴、受診などの基本的な生活行動が難しくなっている
治療や支援では、薬物療法や心理療法だけでなく、ケースワーカーなどと一緒に現実的な片付け計画を立てる支援につながることもあります。病気の有無にかかわらず、結果として生活全体が安定しやすくなる点は大きなメリットといえるでしょう。
4.【精神疾患や病気を抱える方向け】汚部屋の片付け方
汚部屋の片付け方は1つではない
片付けは「正しい方法」よりも「続く方法」を選ぶことが大切です。体調や症状の強さによって、できる範囲は日によって変わります。まずは失敗しにくい小さな行動から始め、負担を感じにくい形で進めていきましょう。
- 今日からできる最小ステップ
- 目安時間
- ポイント
- 目につくゴミを袋に入れる
- 5分
- 分別に迷う物は一旦「保留袋」にする
- シンクだけ洗う
- 10分
- 皿を洗うより「水が流れる状態」を優先する
- 玄関から通路1本だけ確保
- 10分
- 転倒・火災など安全を最優先にする
- ゴミ出しの準備だけする
- 5分
- 出す日は別日にしてもよい
「できたこと」を積み上げていくほうが、結果的に気力が戻りやすい方も多く見られます。
小さな範囲から少しずつ片付ける
一度に部屋全体を片付けようとすると、時間も労力も大きくなり、途中で手が止まりやすくなります。まずはテーブルの上だけ、机の一角だけといった小さな範囲に絞ることで、負担を感じにくくなり、達成感も得やすくなります。タイマーを使って5〜15分だけ取り組む方法も、無理なく続けるうえで有効です。
物の定位置を決める
物の置き場所をあらかじめ決めておくと、散らかったときでも戻す行動が単純になります。キッチン用品や書類、衣服などをカテゴリーごとに分けると管理しやすくなります。定位置づくりでは収納を増やすより、ラベルで見える化するほうが、迷いが減り、散らかりの再発も抑えやすくなります。
片付け専門業者に片付けは任せる
体調面や精神面の負担が大きく、自分だけで進めるのが難しい場合は、片付けの専門業者に任せる選択肢もあります。一度プロの手で部屋を整え、その後の維持に集中することで、生活を立て直しやすくなるケースも少なくありません。費用はかかりますが、短期間で環境を改善したい場合には有効な方法です。
5.ゴミ屋敷・汚部屋の片付け業者を利用するなら?
流れや料金相場は事前に知っておくと安心
部屋の現状を伝え、見積もりを受け取るまでは、複数社に相談して比較することが重要です。作業内容や作業にかかる時間、処分費や追加料金の有無などを見比べることで、条件や対応の相性が合う業者を選びやすくなります。納得できるまで質問し、疑問点を残さないようにしておきましょう。
ゴミ屋敷業者への依頼方法
まずは電話やメールで部屋の状況を簡単に伝え、見積もりや作業日程について相談します。訪問見積もりを依頼する場合は、部屋の状態を正直に伝えることで、追加費用の発生リスクを抑えやすくなります。事前に確認しておきたい主な項目は次のとおりです。
・料金に含まれる作業範囲と、別料金になる内容
・追加料金が発生する条件
・廃棄物の処理方法
・作業後の簡易清掃の有無
・貴重品や残しておきたい物の扱い
不明点があればその場で遠慮なく確認し、追加作業や費用についても事前に把握しておくと、後のトラブルを防ぎやすくなります。
ゴミ屋敷・汚部屋の片付け費用相場
片付け費用は、部屋の広さや散らかり具合、ゴミの量や種類によって大きく変わります。一般的には、ワンルームであれば数万円程度からが目安となり、部屋数や作業量が増えるほど費用も高くなる傾向があります。費用だけで判断せず、作業内容や対応範囲を含めて比較することで、納得できる業者を選びやすくなります。信頼性を見極めるためにも、複数業者から相見積もりを取り、サービス内容とのバランスを確認すると安心です。
6.汚い部屋をから抜け出すメリット
綺麗な部屋は心身ともに健康になる
清潔で整理された住環境は、ストレスを抑え、心の安定につながりやすいと考えられています。部屋が片付くことで落ち着いて過ごせる時間が増え、不安やイライラといった感情も和らぎやすくなるためです。あわせて、物につまずく心配が減るなど、日常生活における安全性が高まる点も見逃せません。
健康状態が改善する
ゴミやホコリが溜まった環境は、カビやダニが発生しやすく、アレルギー症状や体調不良を引き起こす原因になることがあります。部屋を清潔な状態に整えることで、こうした健康リスクを抑えやすくなります。疲れやすさや体調不良が気になる場合は、まず生活空間の衛生面を見直すことが一つのきっかけになります。
自分の部屋が安心できる場所になる
片付いた空間は気持ちを切り替えやすく、帰宅した際に自然と安心感を得やすくなります。部屋の散らかりがストレスや気分の不安定さを増幅させる状況を防げるため、心身を休める場所としての役割を取り戻しやすくなります。安心できる居場所があることで、日常のストレスにも向き合いやすくなります。
お金の節約になる
物が整理されていないと、持っている物を把握しにくくなり、同じ物を何度も買ってしまうことがあります。部屋が整っていれば、必要な物だけを把握しやすくなり、無駄な出費を抑えられます。日々の小さな浪費が減ることで、結果的に家計の負担軽減にもつながります。
自己肯定感が上がる
清潔な空間を保つことは、自分の生活を大切に扱う行動の一つです。部屋が整うことで達成感が生まれ、前向きな気持ちを持ちやすくなります。自分で生活環境を整えられたという事実が、心の安定や自信につながっていくケースも少なくありません。
人間関係が良好になる
部屋が散らかっていると、人を招くことに抵抗を感じやすくなります。反対に、部屋が整っていれば友人や家族を呼びやすくなり、交流の機会も広がります。住環境が整うことで、人との関わりに前向きになれる点も、片付けによって得られる変化の一つです。
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7.まとめ|汚い部屋は病気のせいかも。自分に合った解決方法を
まずはできるところから片付けを始めよう!専門業者の手を借りることも◎
部屋が汚い状態が長く続く場合は、精神的な不調や身体的な疾患の可能性も視野に入れて行動することが大切です。自分の体調や心の状態を客観的に見つめ、必要に応じて治療やサポートを受けながら片付けを進めることで、汚部屋から抜け出すための現実的な道筋が見えやすくなります。
病気という観点を踏まえて選択肢を比較し、専門家の助言を取り入れながら部屋を整えることは、生活を立て直すための重要な一歩です。無理に一人で抱え込まず、今の状態に合った方法を選ぶことで、心身ともに落ち着いた日常を取り戻しやすくなるでしょう。
監修
ゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃 ゴミ屋敷バスター七福神
創業14年、ゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃の専門業者。年間実績20,000件以上を誇る。長年の経験で培われた独自のノウハウと、専門教育を受けた熟練スタッフによる丁寧かつ迅速な作業が強み。
手が付けられないほどのゴミ屋敷も、豊富なスタッフ数と車両数を駆使し、最短1日でのスピード解決を実現。プライバシーに配慮した秘密厳守の対応で、ご近所に知られる心配もない。
単にゴミを片付けるだけでなく、不用品の買取・処分、プロによる徹底的なハウスクリーニング、遺品整理まで、幅広いサービスをワンストップで提供。お客様一人ひとりに最適なプランを提案し、快適な生活空間を取り戻すまで、心を込めてサポートする。
<資格・著書・受賞歴など>
遺品整理士
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