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ペットの骨は庭に埋めてもいい?庭への埋葬方法やメリット・デメリットなどについて解説

公開日:2019.11.12 更新日:2023.12.25
ペットの骨は庭に埋めてもいい?庭への埋葬方法やメリット・デメリットなどについて解説

大切なペットとの別れ・・・供養する方法として一般的なのが、庭への埋葬です。費用がかからず、ペットを身近に感じられるため、この選択をする人も少なくありません。しかし、注意するべき点もあり、供養する場所を間違えると違法行為と見なされてしまうことも・・・。
この記事では大切なペットを庭に埋葬する具体的な手順やメリット、デメリットについて説明します。

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1. ペットの骨を庭に埋葬する方法を紹介します

ペットを庭に埋葬する場合は自分の敷地で行うことが大切

亡くなったペットを庭に埋葬したい場合、まずそもそもですが、自分の敷地内であることが大切です。

例えば、ペットの種類や大きさ問わず、賃貸などで他の人の敷地、公園などに埋葬すると、最悪の場合、不法投棄として刑罰の対象になってしまいます。また、埋葬する場合には、できるなら火葬してあげるのがベターです。火葬をする場合は費用こそかかりますが、野生の動物に掘り返される恐れなく、スペースも少なく埋葬でき、腐敗するなどして、近隣住民とトラブルになるリスクもありません。

墓石もペット用の小さいものが販売されており、3万円程度で購入できます。また目印になるような大きめの石でも構いません。予算や自分の気持ちに合わせて選択しましょう。

火葬せずに埋葬することも可能ですが、そのためには以下の点を意識しましょう。
・1〜2mの深さでしっかりと隠れることを確認する
・土は少し高めに盛る
・布で包む場合は、自然素材のものにする
・水はけが悪いところは避ける
これらのことを意識しないと、腐敗による匂いや汚染のリスクがあり、トラブルに発展することもあります。

2. ペットの骨を庭に埋葬するメリット

庭に埋葬するメリットは、身近で管理しやすいことと、コストがかからないこと

ペットを庭に埋葬するメリットは、自宅の庭で管理しやすいことと、コストがかからないことが挙げられます。

ペットを供養する方法としては、庭に埋葬する以外にもいくつか方法がありますが、お寺や納骨堂で供養する場合には、ペットに会いに行く場合にその場所まで足を運ばなければいけません。しかし、家の庭で埋葬する場合には、すぐそばで管理できるため、すぐに足を運びお祈りすることができます。

また、ペットを庭で埋葬する場合にはコストがほとんどかからないこともメリットです。火葬する場合には、火葬する費用がかかりますが、墓石を購入しない場合には、それ以外の費用が一切かからないことがメリットです。

納骨堂で供養する場合には、毎年管理費用として1~3万円の費用がかかってしまいます。ただし、火葬しない場合には、適切な処理を行うことが大切になります。適切な処理ができていない場合には、大切なペットの死体が腐敗してしまうリスクがあり、適切な処理をしなければ大きなトラブルになるため、注意が必要です。

3. ペットの骨を庭に埋葬するデメリット

庭に埋葬する場合は、引っ越しや管理方法に注意

庭に埋葬するデメリットは、以下のものがあります。

・火葬しない場合は適切な処理が必要
・自宅ではない場合には不法投棄になってしまう
・引越しのリスク
というデメリットがあります。

ペットの遺体は火葬していない場合、適切な処理をしていなければ、土の中で腐敗してしまい、汚染物質や匂いの問題が生じることがあります。そのため、適切に処理できるかどうか不安な場合には、火葬を選ぶ方がベターです。

また自分の所有している土地以外で埋葬すると、不法投棄と見なされ、刑罰の対象になってしまいます。借家の場合、また自宅ではなく、公園や山で埋葬する場合は、不法投棄と見なされてしまうため、そもそも埋葬することができません。

また引越しのリスクもあります。自分の家であれば問題はないものの、誰かにその家を貸すなどが難しくなる場合もありますし、その土地を手放すという可能性も0ではありません。そうしたことも視野に入れる必要があります。

庭に埋葬するのは身近に感じられるというメリットがありますが、自分の所有している土地ではない場合には埋葬できないため、その場合には、火葬して手元供養する、お寺にて供養してもらうなど、違う方法を取らなければいけません。

4. ペットの骨を庭に埋葬する費用はいくら必要?

庭に埋葬する場合費用は0円~。火葬する場合は15,000円~。あとは予算の都合で考えましょう。

ペットを庭に埋葬する場合、火葬などをせず行う場合には、予算をほぼかけずに埋葬できます。ただし、準備する必要があるものもあります。スコップはもちろんのこと自然に還るタオルなどの布地、軍手などは準備しましょう。

石灰があると、殺菌作用があり、腐敗の予防策になるため、おすすめです。お花なども買ってあげると良いですね。

火葬する場合には、ペットの体重や場所によって変わりますが、15,000~30,000円程度で火葬してくれます。また必要に応じて墓石を購入することもできます。

近年ではペット用の墓石や、プレートなどが販売されており、安いもので3,000円~で購入できます。墓石によっては名前を彫ってくれる、遺影の写真を入れてくれるところもありますので、そうしたものを参考にすると良いでしょう。

庭に埋葬する場合は、コストがほとんどかからないことがメリットですが、注意するべき点もあります。その他の方法で供養する場合、納骨堂などでは年間の管理費が、永代供養をしてしっかりと供養する場合には、そのための費用がかかることもあります。庭で供養する場合にはコストがかかりませんが、デメリットも意識した上で選択しましょう。

5. まとめ

庭に埋葬する場合は所有地で。そうでない場合は違う方法を

この記事では庭に埋葬する方法やそのメリットとデメリット、かかる費用についてお伝えしました。

庭に埋葬する場合には、他の方法と異なり、ほとんど費用がかからないというメリットがありますが、自分の所有地でないと行えません。また火葬しない場合には、適切な方法で埋葬しないと腐敗し、近隣トラブルになる可能性も。この記事を参考に適切な方法で供養してあげてください。

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