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ペットの遺骨を家に置くには?自宅供養についてご紹介します

公開日:2021.11.1 更新日:2025.10.21
ペットの遺骨を家に置くには?自宅供養についてご紹介します

ペットが亡くなったあとも、「できるだけそばに感じていたい」と考える飼い主は少なくありません。そんなときは、ペットの遺骨を家に置いて供養する方法を検討してみるのも一つの選択肢です。

この記事では、自宅でのペット供養について、その方法や注意点をわかりやすく解説します。ペットの遺骨を家に置くことを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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1.ペットを火葬した後のご遺骨は家に置いていてもいいの?

大切なペットを身近に感じながら供養できる方法

こちらを見ているペットの猫の写真

人間と同じように、ペットを火葬した後の遺骨に関して法律上の決まりはありません。そのため、ペットの遺骨を家に置くことは問題ありません

亡くなったあともそばに感じていたいという想いから、自宅に小さな祭壇を設けたり、生前ペットがよく過ごしていた場所に骨壷を置いたりと、身近な場所で供養する「自宅供養」を選ぶ方が増えています。

また、自宅供養でしばらくペットを身近に感じたあと、時期を見て納骨堂に安置したり、お墓に埋葬したりすることも可能です。さらに、将来ペットと飼い主が同じお墓に入りたいと考える方にも、自宅供養は適した方法といえます。

自宅供養を行うには、火葬後に遺骨を返してもらう必要があるため、ペット葬儀社に個別火葬を依頼しましょう。合同火葬では返骨されない場合が多いため、事前に確認しておくことが大切です。

2.自宅供養を行うメリット・デメリット

ペットの遺骨を家に置くときの良い点・気をつけたい点

撫でられているペットの犬の写真

自宅供養の最大のメリットは、いつでもペットの遺骨を家に置き、身近に感じられることです。最近では、見た目もかわいらしい骨壷や、場所を取らないコンパクトな仏壇、インテリアになじむデザインのメモリアルグッズが豊富にあります。さらに、遺骨の一部をアクセサリーやキーホルダーにして持ち歩けるタイプも登場し、自分のライフスタイルに合った形で供養できるのが魅力です。

また、ペットロスの時期にも、そばに遺骨を感じることで悲しみを少しずつ受け止めやすくなるという心理的な効果もあります。

加えて、納骨や埋葬を行った後に引っ越しが決まると、距離の問題から頻繁にお参りすることが難しくなりますが、自宅供養であれば仏壇や骨壷を一緒に移動できるため、引っ越し後も変わらず供養を続けられます。

費用面でも、自宅供養は維持費がかからないという利点があります。霊園などに納骨すると管理料や維持費が発生しますが、自宅供養なら初期費用として仏壇や骨壷を用意するだけで、以後の費用はほとんどかかりません。

一方、デメリットとしてはご遺骨の管理に手間がかかる点が挙げられます。遺骨は湿気に弱いため、放置するとカビが発生する恐れがあります。除湿剤や乾燥材を使って、定期的に湿気を取るようにしましょう。

また、仏壇や骨壷の大きさによってはスペースをとる場合もあります。その際は、粉骨を行って骨の体積を減らしたり、分骨して一部をアクセサリーにしたりすることで、省スペース化が可能です。

そのほか、遺骨をずっとそばに置いていると気持ちの整理がつかないことや、飼い主が亡くなった後に遺骨の管理者がいなくなるという問題もあります。そのような場合は、自宅供養を一定期間行った後に、納骨や埋葬へ切り替えるという方法も検討してみましょう。

3.自宅でできるペット供養の方法|遺骨を家に置いて供養するには

室内供養と屋外供養、それぞれの自宅での供養方法

ペットの骨壺の写真

自宅で行えるペット供養の方法をご紹介します。

室内で供養を行う方法

ペットの遺骨を家に置く場合は、家族が集まるリビングや、ペットが生前によく過ごしていたお気に入りの場所に骨壺を置く方法が一般的です。 ほかにも、仏壇や棚に写真やおもちゃ、首輪などを飾って小さな祭壇をつくる方も多く、ペットの存在を日常の中で感じられる空間づくりができます。

また、写真立てとメッセージが一体になった位牌や、羊毛フェルトで再現したぬいぐるみ、遺骨を加工したメモリアルアクセサリーなど、手元供養のグッズも豊富です。
肌身離さず身につけたい方や、いつも一緒にいたいと願う方には、こうしたアイテムを取り入れる方法も選ばれています。

さらに、すべてのお骨を自宅に置くのではなく、分骨して一部だけを手元に残す方法もあります。
この場合は、残りのお骨を納骨堂やお墓に納めたり、自然葬として散骨したりするなど、複数の供養方法を組み合わせることができます。
少量の遺骨を保管するため、自宅のスペースを取りすぎずに供養を続けられる点も魅力です。

屋外で供養を行う方法

屋外での自宅供養としては、自宅の庭に埋葬する方法や、粉骨した遺骨を庭に散骨する方法があります。 その場所に花や樹木を植え、成長を見守ることで、自然の中でペットを偲ぶ「ガーデン葬」や「樹木葬」の形を取ることもできます。

広い庭がない場合は、植木鉢を使って埋葬する「プランター葬」も人気です。
ただし、粉骨作業は力が必要で、自分で行うのは精神的にも負担が大きい場合があります。
火葬を依頼した葬儀業者や専門業者に依頼すれば、丁寧かつ適切な処理をしてもらえるため安心です。


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4.自宅供養を行う際の注意点

ペットの遺骨を家に置く際の保管場所や湿気対策のポイント

3羽並んだウサギの写真

自宅供養をする際に特に気をつけたいのが、お骨のカビ対策です。
陶磁器や金属製の骨壺は内部に湿気がこもりやすく、遺骨をそのまま長期間保管していると、カビが発生する恐れがあります。

ご遺骨は火葬によって高温で焼かれたあと、乾燥した状態になっています。そのため、空気中の水分を吸収しやすく、湿気や温度変化の影響を受けやすい性質があります。
骨壺は湿気の多い場所や、寒暖差が大きく直射日光が当たる場所を避け、風通しのよい場所に置くようにしましょう。

また、定期的に骨壺の蓋を開けて内部の湿気を逃がしたり、骨壺の中に除湿剤を入れておくことも効果的です。
そのほか、猫など他のペットを飼っている場合や小さな子供がいる家庭では、倒されたり動かされたりしないよう、安定した場所に保管する工夫も大切です。

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5.まとめ

ペットの遺骨を家に置く自宅供養は、身近に感じながら心を込めて見送れる方法

眠っているペットの犬の写真

ご自宅でペットを供養することで、いつでもペットを身近に感じながら、穏やかに思い出を偲ぶことができます。
自宅供養を行う際は、個別火葬を選ぶことが前提です。返骨してもらうことで、自宅に骨壺を置いて供養することが可能になります。

また、粉骨を希望する場合や遺骨の扱いについて細かな希望がある場合は、火葬を依頼する際にペット葬儀社へ伝えておくと安心です。
自宅での供養は、飼い主の想いを形にするやさしい方法のひとつです。ペットが心穏やかに眠れるよう、家庭に合った供養の形を選びましょう。

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