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ペットの遺骨を家に置くには?自宅供養についてご紹介します

公開日:2021.11.1 更新日:2024.4.9
ペットの遺骨を家に置くには?自宅供養についてご紹介します

ペットが亡くなったあとも、ずっとそばにいたいとお考えになる飼い主様も多いかと思います。その場合はご自宅で供養を行ってみてはいかがでしょうか。
この記事では、自宅供養についてご紹介しています。自宅供養を検討する際の参考にしてみてください。

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1.ペットを火葬した後のご遺骨は家に置いていてもいいの?

大切なペットを自然に還してあげるといった想いから行う供養方法です。

こちらを見ているペットの猫の写真

人間と同様に、ペットの火葬を行った後のお骨に関する法律などの決まりはありません。
そのため、亡くなったあともペットのそばにいたいと考えて、自宅にペット用の祭壇を作ったり、生前ペットが好きだった場所にご遺骨を保管したりして、いつでも手を合わせることができる自宅供養を行う方も最近多くなっています。

また、自宅供養でしばらくペットを身近に感じた後に、納骨や埋葬を行うことも可能です。
そのほかにも、将来ペットと飼い主様で一緒のお墓に入りたいと考えている場合もこちらの供養方法が選ばれます。

自宅供養を行うためには、火葬後に返骨をしてもらう必要があるので、ペット葬儀社へ個別火葬の依頼をしましょう。

2.自宅供養を行うメリット・デメリット

こちらの供養を行う際のメリット・デメリットをご紹介します。

撫でられているペットの犬の写真

自宅供養を行う最大のメリットとしては、いつでもペットを身近に感じられる点です。
最近では、見た目もかわいらしい豊富な種類の骨壺や、置く場所にも困らないコンパクトなサイズのものやオブジェのようになっている仏壇、ご遺骨をアクセサリーやキーホルダーなどにしていつでも持ち歩けるようにしたものなど、様々なメモリアルグッズが用意されています。
それらにより自分にあった供養方法を取ることができる点も魅力のひとつです。

そのほかにも、万が一ペットロスに陥ってしまっても、そばにペットを感じることで、その悲しみを和らげることにもつながります。

また、埋葬や納骨をしたあとに引っ越しが決まってしまったりすると、その後供養に訪れることは距離的にも難しくなり、頻繁に手を合わせに行きづらくなってしまいます。
その場合でも自宅供養であれば、仏壇ごと一緒にお引っ越しができるといったメリットもあります。

費用面でも、霊園などに納骨した場合は維持費がかかりますが、自宅供養であれば、最初に用意する仏壇などのメモリアルグッズを購入した後の費用はかかりません。

自宅供養のデメリットとしては、ご遺骨の管理に手間がかかるといった点があります。
ご遺骨は湿気に弱く、そのままにしておくとカビが生えてしまう恐れがあるので、定期的に除湿作業を行う必要があります。

また、用意するメモリアルグッズにもよりますが、お家の中のスペースをとってしまいます。その場合は、粉骨をおこなって骨の体積を少なくすることで骨壺のサイズを小さくしたり、分骨をして少量だけをアクセサリーにするなどすることで、お家のスペース問題の解消が期待できます。

そのほかにも、ずっとそばにご遺骨を置いておくことで、気持ちの整理がいつまでも付かなかったり、飼い主様がお亡くなりになったあと管理する人がいなくなってしまったりといった点があります。
その場合は、一度自宅供養を選んだ後でも、埋葬や納骨といった供養方法は選べますので、臨機応変に対応してみてください。

3.自宅供養の方法

自宅供養を行う方法をご紹介します。

ペットの骨壺の写真

■室内で供養を行う方法
骨壺を家族が団らんをするリビングやペットの生前のお気に入りスポットに置くといった方法が一般的です。そのほかにも、仏壇やペットの写真や好きだったおもちゃなどを飾って祭壇を用意したり、写真立てとメッセージが一体になったような位牌を飾ったりなど供養方法は様々です。

羊毛フェルトでペットにそっくりなぬいぐるみを作ったり、ご遺骨を加工してアクセサリーを作ったりなどといったペット供養のグッズもあり、肌身離さずいつも一緒にいたい方にピッタリの供養方法です。

また、全てのお骨を自宅で供養するのではなく、分骨を行うことで一部のお骨だけを手元に残し、残りのお骨は埋葬・納骨・散骨などの供養を行うといった手もあります。
少ないお骨の量なので、ご自宅のスペースを取り過ぎずることなく自宅供養が行えます。

■屋外で供養を行う方法
お庭に埋葬したり、粉骨してパウダー状になったものを庭に散骨したりして、その場所に花や樹木を植えることで供養するといった方法があります。
広いお庭がない場合は、植木鉢などを用意してそこに埋葬するプランター葬といった方法もあります。
粉骨の作業は力が必要な作業であるとともに、大切なペットのお骨を自身で砕くことは辛いことでもあるので、火葬を依頼した業者などプロへ依頼することをおすすめします。

4.自宅供養を行う際の注意点

ペットの散骨に法的なルールは存在しませんが、マナーと節度はしっかりと守るようにしてください。

3羽並んだウサギの写真

自宅供養をする際に気をつけなければいけないことが、お骨のカビ対策です。
陶磁器や金属製の骨壺は湿気が溜まりやすく、ご遺骨を入れたままにしておくと、カビが発生する恐れがあります。

ご遺骨は、高温の炎で焼かれて乾燥した状態になっていて、空気中に含まれる水分を吸収しやすくなっています。 そのため、骨壺を湿気の多い場所や寒暖差があり直射日光の当たる場所に保管しないようにしましょう。
また、定期的に骨壺の蓋をあけて湿気を取り除いたり、骨壺の中に除湿剤をしたりと、お骨の管理に気をつけてください。

そのほかにも、猫などの他のペットを飼われていたり、小さなお子さんがいたりする場合は、骨壺を倒されたりしないよう工夫をした場所に保管してください。

5.まとめ

今回この記事では、ペットの自宅供養の方法についてご紹介してきました。

眠っているペットの犬の写真

ご自宅でペットの供養をおこなうことで、いつもペットを身近に感じることができます。
自宅供養の前には、個別での火葬が必須です。その際に粉骨してほしい等の希望があれば、ペット葬儀社へ一緒に伝えてください。

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