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自宅で起こる照明工事とは?

公開日:2022.4.28 更新日:2024.4.5
自宅で起こる照明工事とは?

照明工事とは新しい場所に照明器具を取り付けたり、シーリングを交換することです。せっかく長持ちするLED照明を買ってきたのに、取り付けができなかったり、きちんと接続しているはずなのに電気がつかない、というトラブルは結構あります。特に最近ではさまざまな種類の照明が販売されていますので、素人には分かりにくいですね。そういう時にしなくてはいけないのが照明工事です。そこで今回は照明工事に必要な施工時間や費用などの情報をお伝えしますので、参考にして下さい。

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1. 照明工事の事例を紹介します

照明工事における具体的な事例とそのきっかけを簡単に紹介します

天井に設置された蛍光灯の写真

この工事事例で最初に紹介するのは、蛍光灯からの変更です。電気代が安くなるし、見た目もスマートになるからと天井に直付けできるLED照明を購入し、いざ取り付けようとすると、グラグラして今にもはずれそう。おかしいと思い購入店に確認すると現在付いている角型シーリングでは取り付けることができないとのことでした。仕方なく販売店に工事を依頼して、フル引掛けローゼットに変更してもらいました。

この事例でも分かるように、一部の特殊な照明器具は特定のシーリングを使用しないと取り付けが出来ませんので、購入時にきちんと確認しておきましょう。

アパートや中古マンションのリノベーションでも照明工事が多く行われていますが、入居者がなかなか決まらず困っていたオーナーが照明工事を依頼して蛍光灯からダウンライトに変更したところ、すぐに満室になった事例が報告されています。照明は部屋全体の雰囲気も変えるインテリアの一部ですので非常に大切ですね。

この工事に関する費用は後ほど詳しく紹介しますが、他の電気工事と比較してものすごく高いということはありませんので、気軽に照明を変更してみるのもおすすめです。ただし間違った工事をしてしまうと天井の壁紙が焦げたり、シャンデリアが落下したりした事例もありますので専門の業者に依頼して下さい。

2. 照明工事の施工方法

照明工事の施工方法は意外と簡単。配線に触れる作業は電気工事士に!

天井に設置されたシーリングライトの写真

この工事は取り付ける照明の種類により施工方法が異なりますので、個別に紹介します。全てに共通していることは施工前には必ずブレーカーを落として下さい。

まず一般的な照明である引っかけタイプを取り付ける場合は、すでに天井についている角型(丸形)シーリングに新しく購入したものを接続すれば作業完了です。

この作業は電線に触れるわけではありませんので、一般の方でも施工することができます。新しく取り付ける照明がシャンデリアなどのような7㎏以上あるものでしたら、シーリングが使用できませんので直接配線となります。

それと天井側のシーリングが故障している場合は取り替えなくてはいけませんし、天井埋め込み型のダウンライトを取り付ける際も配線を伸ばしたりしなくてはいけません。

このようなコードに直接触れる作業の場合は、国家資格である電気工事士の免許を持っていないと施工できない決まりになっています。

この工事の施工方法を紹介しましたが、配線に触る作業に必要な工具と中学生程度の技術があれば誰でも簡単に行うことができます。ただし万が一にも接触不良を起こし火事などになった場合は重大な過失があったとして保険金が支払われないこともありますので、必ず専門の業者に依頼して下さい。

3. 照明工事の費用はいくら?

照明工事の費用は内容によって大きく違う!!一般的なものだと平均2,500円

照明工事の費用相場のイメージ写真

この工事にかかる費用は照明の種類や取り付け場所によって異なりますので個別に紹介していきます。

まず電球取り替えなどの片手で作業できる内容の工事でしたら、費用は500円です。リビングやお部屋の天井に取り付けてある照明は2,500円、リビングで使用されている大型の照明の場合は4,000円になります。

センサーライトの工事費用も4,000円です。ただし、近くに電源のない場合は配線をしなくてはいけませんので、別途料金が発生します。

シャンデリアの取り付け費用は組み立ても合わせて3灯は4,000円、5灯は5,000円、それ以上は灯数×1,000円となっています。シーリングファンのみの取り付け工事でしたら6,500円、シーリングローゼットを新規で取り付ける場合は2,000円+配線費用となります。

ここまで紹介した工事に必要な費用は全て税抜き、本体代金別となっていますのでご了承下さい。

この工事には上記で紹介した費用以外にも依頼する業者によっては見積もり費、出張費、高所作業費(3m以上)、足場組立費、廃材処分費などが必要になることもありますので、契約する前にしっかりと確認しておきましょう。

また、ここまで紹介した照明以外にもダウンライトの取り付けや、シーリングから直付型に変更する作業などもありますので、追加費用の有無について書面で確認することをおすすめします。

4. 照明工事に必要な時間はどれくらい?

照明工事に必要な作業時間は一般的に30分から60分。場合によっては半日作業も

天井の照明工事を行っている写真

この工事の施工時間は内容によって全く違いますので個別に紹介します。

まず電球や蛍光灯本体の取り換えでしたら、5分から10分程度で終了します。ただし吹き抜け天井などにある照明の取り換えは高所での作業のため、30分から60分は必要になります。

電源が無い場所にセンサーライトを取り付ける時や、直付けからシーリングに変更するなどの作業では配線が必要になりますので最低でも30分以上、場所によっては90分程度かかることも。

シーリングファンやファン付きのシャンデリアは、本体の組み立て工事をしなくてはいけませんので、最速でも40分は必要です。天井や屋根裏に上がっての配線作業が伴う現場では120分、足場を組む作業の場合には半日以上かかることも。

シーリングの裏側は開けてみないとどのような状態になっているのかが分かりません。状況によってはこちらも半日以上の時間がかかる場合もあります。

この作業では素早さとともに正確さも要求されますので、作業員を急がせないために時間には余裕をもって依頼して下さい。それとここまで紹介した時間はあくまでも業者が作業を開始してからのタイムです。お住まいの地域の道路状況や商品の在庫の有無でも作業時間は大きく異なります。

5. 照明工事の情報まとめ

照明工事に関するさまざまな情報のまとめと重要ポイントのおさらい

天井から吊り下げられている照明の写真

この工事にまつわる情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねて重要なポイントだけ紹介します。

照明工事で配線に触れる作業は国家資格である電気工事士でないと施工してはいけません。照明の重さが7㎏を超えるものについては、シーリングではなく直接配線で取り付けましょう。

工事の費用には一応の相場がありますが、業者によりさまざまですので、複数社から見積もりを取り比較検討してから契約して下さい。

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