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蜂の駆除にかかる料金は?費用相場や安く抑える方法も紹介

公開日:2024.7.30
蜂の駆除にかかる料金は?費用相場や安く抑える方法も紹介

家に蜂の巣ができてしまうと、自分や家族、ペットの安全が脅かされ、日常生活に大きな影響を及ぼします。

この記事では、蜂の巣の駆除にかかる料金の相場について解説していきます。また、お得に業者に依頼する方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.蜂の駆除にかかる料金相場

巣1個あたり1~5万円程度

家にできた蜂の巣のイラスト

マイホームの軒下などに蜂の巣ができてしまったことはありませんか。自分で巣を取り除いて蜂を駆除しようとしても、なかなか難しいですよね。

蜂に刺されると、アナフィラキシーショックを引き起こし命に関わるケースがあります。
また、蜂の巣は高所に作られることも多く、駆除中に転落してしまえば、大きなけがをする恐れもあります。
蜂を駆除する作業には危険が 伴うということを忘れないようにしましょう。

したがって、費用はかかりますが、専門業者へ依頼するのがおすすめです。
自宅周辺に巣を作る蜂はミツバチのほかアシナガバチ、スズメバチのケースが多く、蜂の駆除費用の相場は蜂の種類によって異なる点に注意してください。

ミツバチは約10,000〜40,000円、アシナガバチは約6,000〜30,000円、スズメバチになると約10,000〜50,000円がかかります。
ただし、この金額は基本的な料金であり、巣の大きさや、巣ができた場所、巣の個数によって相場よりも高くなるのが一般的です。

蜂の巣は、蜂の活動にともなって日数が経過するほど大きくなり、大きいものは直径が50 cmを超えます。

なお、専門業者に駆除してもらってからも危険を回避するまでには時間を要します。
すみかに戻ってきて巣が駆除されているのに気付いた蜂はどう猛になる傾向があり、駆除する前よりも危険です。
専門業者からアドバイスされるとおり、数日間は巣があった周辺に足を向けないようにしましょう。

2.蜂の駆除にかかる料金の内訳

蜂の種類や巣の大きさによって異なる

大きな蜂の巣の写真

蜂の巣を駆除する際の金額について、前項で説明したものは基本料金の相場価格であり、巣の大きさや場所、時期、数などによって追加費用がかかります。
なお、現地調査費を別途費用としている専門業者もおり、金額を確認するときには細かな点にも注意してください。

木の上など高い位置で作業するときにはハシゴや高所作業車などを使う必要があり約20,000〜50,000円の追加費用がかかるでしょう。
床下や給湯器を設置している場所など閉鎖的な空間は危険性が増し、約3,000〜10,000円程度の上積みを求められる可能性があります。

また、蜂は巣へ戻ってくる習性があり、巣が複数あるときには戻り蜂に襲われる可能性が高く処置が難しくなります。巣が1個増えるのに対し、約2,000〜10,000円の追加費用を見込んでおきましょう。

このほか、蜂が活発に活動して駆除作業が繁忙期になる7〜12月は、約4,000〜5,000円の追加費用がかかるかもしれません。

なお、巣の大きさに応じて棲んでいる蜂の数が違う点で費用が追加になりますが、一般的には10 cmまでは基本料金で請け負ってもらえるでしょう。
ただし、10 cmを超えると20cmまでは約4,000〜5,000円、20〜30cmは約8,000〜9,000円の追加になります。30〜40cmは10,000〜15,000円ほど加算になり、40cm以上の大きさのときには15,000円以上の追加費用が発生すると想定できます。

駆除にかかる費用が高額にならないよう、日頃から住宅周囲の点検を行うなど巣が大きくなる前に対処するのが大切なポイントです。

3.蜂の駆除料金は無料にできる?

自治体やアパート・マンションの管理会社に相談してみよう

マンションの外観写真

蜂の巣の駆除には基本料金のほか追加費用がかかり、思いもよらない高額になってしまうケースが少なくありません。

居住している賃貸アパートに巣を見つけたときには、オーナーや管理会社へ連絡して急いで駆除してもらうのが得策です。
マンションに居住している方は、管理会社へ連絡して専門業者を手配してもらうようにしましょう。
玄関や駐輪場、ゴミ置き場など集合住宅における共用部分に作られた巣のときには、個人で処理する必要はありません。ベランダや室外機を設置している箇所なども共用部分に含まれる点に注意しましょう。

個人所有の住宅のときには、お住まいの市区町村へ相談してみてください。
道路や公園など公共の場所に限らず、市町村によっては駆除に必要な道具の貸し出しなどを行っている場合があります。初期段階の蜂の巣であれば、道具を借りて自分で駆除することを検討してみても良いでしょう。
自分で駆除すれば、費用を安く済ませることが可能です。

また、スズメバチの巣の場合は、自治体で駆除を行ってもらえるケースもあります。まずはお住いの自治体に相談してみることをおすすめします。

蜂が活発に活動している状態は危険であり、早急な対応が必要です。
アパートやマンションに居住している場合はすぐに管理会社に連絡し、個人所有の住宅の場合はお住まいの自治体に相談するようにしましょう。

「これぐらいの蜂の巣ならひとりで駆除できる」と自分だけの判断で行動するのは危険です。
アパートやマンションなら管理会社に任せるのが安全ですし、費用を抑えるために個人所有の住宅に作られた蜂の巣を自分で駆除することを検討したとしても、まずは自治体に相談し、本当に自分で駆除できるのか確認しましょう。

4.蜂の駆除料金を安くするために自分で駆除はできる?

蜂の巣が15㎝未満なら自分で駆除が可能

殺虫剤で蜂を駆除しているイラスト

蜂の巣を駆除する作業は死亡事故が起きるほど危険といえますが、大きさが15cm未満のうちは蜂の数が少ない可能性が高く危険度は低いでしょう。

ただし、自力で駆除するときには万全な準備が必要です。
防護服はホームセンターやインターネット通販で購入が可能ですが、市区町村によっては無料で防護服の貸し出しを行っている場合があるので担当窓口に確認してみることをおすすめします。
使用する道具は殺虫剤のほか、長めの剪定バサミとゴミ袋です。

蜂の巣に安全に近づけるよう蜂駆除用の殺虫剤を巣の表面に向けて噴射します。
出てきた蜂が威嚇してくる可能性がありますが、ひるまずに巣のなかに向かって殺虫剤を噴射し続けるのが大切なポイントです。
巣から蜂が出てこなくなり周囲に蜂が飛ばなくなった段階で、剪定バサミを使って巣を落としてゴミ袋に入れます。
蜂がゴミ袋を噛んで穴を開け外に出てくる可能性があるため、袋の中の巣に向けて殺虫剤をかけて、すべての蜂が絶命したのを確認する必要があります。

なお、作業する際にはヘアスプレーや香水などの匂いは禁止です。
また、作業は働き蜂が巣に戻っている夕方の時間帯に行うと効果的です。

巣が小さくても、毒性や攻撃性が強いスズメバチのときには自分で駆除するのを諦めて専門業者へ依頼してください。

5.蜂の駆除にかかる料金を抑える方法

相見積もりで信頼できる駆除業者を選ぶ

蜂駆除業者のイラスト

蜂の巣を駆除するときは、危険性を回避するうえで早急な対応が求められます。
そのため、焦って業者へ頼みがちになりますが、作業を終えたあとに請求される金額が適正とは限りません。場合によっては、相場に比べて高額を請求される可能性があります。

そのような事態を防ぐためには、決して焦らず、複数の専門業者から見積もりをとることが重要です。
蜂の巣を駆除する費用は、基本料金とともに追加費用がかかる点で高額になるケースがあるとともに、各社によって見積もり金額に大きな差が生じるのが一般的です。
したがって、最低でも3社に見積もりを依頼するとよいでしょう。

作業を依頼する際には、見積もりの内容を確認するなどによって信頼できる業者を見極めるのも大切なポイントです。蜂の巣は依頼した箇所だけではなく、周囲にもあるかもしれません。
信頼できる業者は戻り蜂に関する対応を説明してくれるとともに、周囲の点検により他の巣の有無を確認してくれるでしょう。
すべての巣を一度の作業で駆除してくれると、何度も作業を依頼するよりも安価で済みます。

なお、優良な業者はホームページなどで料金や作業内容のほか実績などを説明しているケースが多く、信頼性を評価する際にチェックしてみましょう。

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