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24時間換気システムを掃除しないとどうなる?仕組みと種類・正しい掃除方法を解説

公開日:2026.3.31
24時間換気システムを掃除しないとどうなる?仕組みと種類・正しい掃除方法を解説

24時間換気システムは家の空気環境を保つうえで欠かせない設備ですが、掃除を怠ると本来の性能を発揮できなくなります。
しかし、仕組みや種類によって手入れの方法が異なるため、どこまで自分で掃除すべきか判断に迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、24時間換気システムの基本的な仕組みや種類を整理したうえで、自分でできる掃除方法を紹介します。あわせて、ハウスクリーニングを依頼するメリットや、信頼できる業者の選び方についても解説します。

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1.24時間換気システムとは?

24時間室内の空気を排出し、新鮮な空気を取り込むシステム

24時間換気システムのイメージイラスト

24時間換気システムとは、室内の空気をゆっくり外へ排出しながら新鮮な空気を取り込むことで、家の中の空気をきれいな状態に保つための設備です。2003年の建築基準法改正によりすべての住宅への設置が義務付けられました。それ以前は高気密・高断熱の住宅が増えていた一方で換気が不十分になりやすく、化学物質やホコリ、ダニなどが原因となるシックハウス症候群が問題となっていた背景があります。

24時間換気システムでは、居室の空気の半分以上を1時間で入れ替えることが基準とされています。リビングや寝室では1時間あたり0.5回、廊下やトイレでは0.3回の換気が行われており、常に空気を循環させる「常時換気」として機能しています。
一方で、浴室やキッチンで使用する換気扇は一時的に空気を排出する「局所換気」であり、役割が異なる点に注意が必要です。

現代の住宅において24時間換気システムは欠かせない設備ですが、掃除をしないまま使い続けるとフィルターに汚れが蓄積し、空気の入れ替えが不十分になります。その結果、室内の空気がよどみやすくなり、環境の悪化につながる可能性があります。
そのため、空気のよどみを防ぎ、アレルギー対策としても、定期的な掃除が重要といえるでしょう。

2.24時間換気システムには3つの種類ある

一般的な住宅で採用されているのは第三種換気

24時間換気システムのコントロールパネルの写真

24時間換気システムは、給気口から外の空気を取り込み、排気口から室内の空気を外へ出すことで、家の中の空気をゆっくり入れ替える仕組みです。第一種から第三種までの3つの方式があり、建物の用途や環境に応じて使い分けられています。

第一種換気


第一種換気は、給気と排気の両方を機械で行う方式です。安定した換気ができ、熱交換器を併用すれば室温を保ちやすい点が特徴ですが、設備が複雑になりやすく、初期費用やメンテナンスの負担が大きくなります。



第二種換気


第二種換気は、給気のみ機械を使用し、排気は自然に行う方式です。外気が入りにくい特性があるため、病院や食品工場、クリーンルームなどで採用されることが多く、一般住宅ではほとんど使われていません。



第三種換気


第三種換気は、排気のみ機械で行い、給気は自然に取り込む方式です。設置コストや電気代を抑えやすく、結露対策としても有効なため、マンションや戸建て住宅で広く採用されています。第三種換気は給気が自然任せになるため、掃除を怠ると換気効率が低下しやすい点に注意が必要です。そのため、定期的なお手入れが欠かせません。

3.24時間換気システムを掃除しないとどうなる?

フィルターを1~2年掃除しないだけで換気効率が50%ダウン

木製ドミノと「RISK」と書かれた木のブロックの写真

24時間換気システムを掃除しないとどうなるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。換気は見た目で効果が分かりにくい設備のため、気づかないうちに性能が低下し、暮らしや健康に影響が出る可能性があります。

換気扇を製造している三菱電機 中津川製作所が2022年に行った検証では、フィルターを1~2年ほど掃除せずに放置した場合、換気効率が約50%低下することが確認されています。これは、空気を入れ替えるのに本来の約2倍の時間がかかる状態であり、設備本来の性能が十分に発揮されていないことを意味します。

さらに、掃除をせずに使い続けると、フィルターやファン、ダクト内部にホコリが蓄積し、カビやダニが繁殖しやすくなります。そのまま使い続けると汚れた空気が室内に循環し、咳やアレルギー症状の原因になる可能性があります。そのため、見えない部分であっても定期的な掃除が欠かせません。

また、年齢が低い子供は体重あたりの呼吸量が多く、室内の空気環境の影響を受けやすい傾向があります。家族全員が安心して過ごせる環境を維持するためにも、換気設備を清潔な状態に保つことが重要といえるでしょう。

4.24時間換気システムを効率よく活用するためにはフィルター掃除が必須

掃除機で汚れを吸い、中性洗剤で水洗いを

換気扇の清掃の写真

24時間換気システムは、室内の空気をゆっくり入れ替えながら快適な住環境を保つ設備ですが、給気口や排気口のフィルターが汚れたままだと本来の性能を十分に発揮できません。
掃除をしない状態が続くと、ホコリが溜まったフィルターを通して空気が出入りするため、汚れた空気が室内に入り込みやすくなり、同時に換気できる空気量も徐々に低下します。そのまま使い続けると換気効率が落ち、室内の空気環境が悪化する原因になります。
そのため、効率よく使い続けるためには定期的なフィルター掃除が欠かせません。

フィルター掃除は難しい作業ではありません。まず電源を切り、給気口と排気口のフィルターを取り外します。そのうえで、フィルター表面のホコリを掃除機でやさしく吸い取ります。汚れが気になる場合は中性洗剤を使って水洗いし、水気を拭き取ったあと、風通しのよい日陰でしっかり乾かしてから元に戻すようにしてください。

このように定期的に掃除を行っていても、フィルターは使用を続けるうちに劣化していきます。効果が弱く感じられたり異音が発生したりする場合は、早めに交換することで、安定した換気性能を維持しやすくなります。

5.業者に掃除を依頼すれば、換気システムを高効率で活用できる

業者なら掃除の手間が省け、アフターサービスがついていることも

汚れた吸気口の清掃の様子

24時間換気システムを掃除しないと、室内の換気効率が低下し、空気がこもったり、嫌なニオイやカビの原因になったりすることがあります。そのまま放置すると、空気の入れ替えが不十分になり、快適な室内環境を維持しにくくなります。

定期的に掃除を行えば本来の性能を保てますが、内部の汚れがひどい場合や、自分で対応するのが不安な場合は専門業者へ依頼する方法もあります。業者に任せることで、目に見えない内部までしっかり清掃され、換気性能の低下を防ぎやすくなります。

ハウスクリーニング業者に依頼する大きなメリットは、掃除の手間を省ける点です。給気口や排気口だけでなく、窓ガラスやキッチン、トイレや浴室など、気になる箇所をまとめて掃除してもらえるため、時間を有効に使えます。
また、専門知識と経験を持つ作業員が対応するため、自分では落としきれなかった汚れにも対応しやすくなります。

さらに、業者によっては清掃後の点検や、不具合・破損が発生した場合の無償保証など、アフターサービスが付いていることもあります。初めて依頼する場合は、こうしたサポート内容も確認しながら選ぶと安心です。

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