1. 目詰まりが発生した事例を紹介します
換気扇での目詰まり事例。突然煙を吸わなくなったケースを紹介します
このトラブルで最初に紹介する事例は、換気扇は回っているのに煙を吸わなくなったケースです。
分譲マンションにお住まいのTさんが料理の最中に換気扇をつけたのですが、全く煙を吸いませんでした。このままでは火災警報器が作動してしまうと思い、窓を全開にしたので事なきを得たのですが、そのあと何回操作しても換気することはありませんでした。
ソファーにまで料理の臭いが付いていたので、仕方なく翌日業者に修理を依頼して解決しました。業者によると今回のトラブルの原因はフィルターの目詰まり。
レンジフードタイプの換気扇だったのですが、入居依頼掃除をしていなかったので、油汚れなどにより目詰まりを起こしていたようです。最悪の場合、換気扇の故障や火災になることもありますので、Tさんの場合は運が良かったと言えます。
換気扇の目詰まりを解決することは非常に簡単です。今回のケースでTさんは専門業者に依頼しましたが、自分で解決する方法も後ほど詳しく紹介します。その一方で放置しておくと異臭や異音、故障、漏電、発火、火災など換気扇で起こる全てのトラブルの元になりますので、早めに対処しましょう。そして何より大切なのが詰まらないように対策しておくことです。
2. 換気扇で目詰まりが発生する原因とは?
換気扇で目詰まりトラブルが発生する主な原因は油などの飛び散り
このトラブルは汚れが蓄積されることで起こりやすくなります。その最初の原因となるのが油。唐揚げやトンカツなどの揚げ物を作った時はコンロの周りに油が飛び散りますね。実はこの油、上方向に最も飛び散っています。
温められた鍋の上では上昇気流が生じています。それを換気扇が吸うことで油も引き寄せてしまうのです。フィルターやファン、シロッコファンに付着した油をすぐに拭き取れば問題ないのですが、そのまま放置していると冷えて固まります。そこに水分や他の汚れが付着して大きな塊となり、目詰まりの原因となります。
特にレンジフードに取り付けられている純正のフィルターは目立ちにくい濃い色のものが多いので、詰まるまで汚れに気づかないケースがあります。
あまりにひどくなると素人では分解できない箇所まで詰まることがあるので注意が必要です。もし、フィルターを掃除したにもかかわらず目詰まりが解決しない場合は、フィルター内に取り付けてあるポリウレタンのシートが限界を迎えていることがあります。その場合はメーカーや家電量販店に換気扇の型番を伝えて新しいものに交換して下さい。
何回も紹介している通り、目詰まりはその他のトラブルの原因になりますので、早急に解決して下さい。
3. 目詰まりが発生した時の解決方法
換気扇で目詰まりトラブルの解決方法を分かりやすく紹介します!!
このトラブルを解決する方法はいくつかありますので、個別に紹介していきます。
古いファンタイプの換気扇でしたら、ホームセンターなどで購入できる新しいフィルターに交換するだけですが、レンジフードタイプや新しいファンタイプの換気扇だとコストが高くなってしまいます。ですのでまずはフィルターを掃除しましょう。
シンクの中に2枚重ねにしたゴミ袋を置き取り外したフィルターを入れます。40~50℃のぬるま湯をフィルターが浸かるまで入れ、アルカリ洗剤(出来れば油汚れ専用)をたっぷりと入れます。
袋を閉じてそのまま1時間程度放置。そのあと袋を開け不要になった歯ブラシで汚れを落として下さい。完全に落ちたら水洗いしてしっかりと乾燥させれば完了です。
小さいお子様がいらっしゃるなどの理由で洗剤に抵抗がある方は重曹でも同じようにして汚れを落とすことが出来ます。ただしクリアメッキ加工などが施されたフィルターの場合、重曹を使用すると色がくすんでしまうことがあるので注意して下さい。
シロッコファンが目詰まりを起こした場合も、同様の方法で解決することが出来ます。それと乾燥が不十分のまま取り付けてしまうと、換気扇の内部に水分が入ってしまい電気系統のトラブルになることがあります。
4. 目詰まりが発生する前にできる対策
目詰まりトラブルを事前に防止する対策。フィルターを重ねるのがおすすめ
ご家庭で使用されている換気扇の種類によって、目詰まりを防ぐための対策は異なりますので個別に紹介していきます。
まずはファンタイプの換気扇や深型タイプのレンジフードで出来る対策。これらの換気扇で比較的効果があるのがフィルターの重ね付けです。
ドラッグストアやホームセンターなどで重ねて使用できるマグネット式フィルターを購入することが出来ますので、それを取り付けておきましょう。
1枚あたり1,000円程度の使い捨てタイプですから、半年に一度くらいの目安で交換するようにしておけば目詰まりするリスクが少なくなります。
浅型タイプのレンジフードの場合は二重にフィルターを取り付けることが難しいので、目詰まり対策として3ヵ月に一度は取り外して掃除するようにして下さい。どうしても掃除が面倒、そんな時間がないという方はフィルターの定期交換サービスがおすすめ。3ヵ月に一度、新しいフィルターがご自宅に送られてきますので、古いものと交換するだけで目詰まり対策できます。ただしフィルターを取り付ける金枠は掃除する必要があります。それも面倒という方は換気扇掃除業者を利用しましょう。お値段的にはかなり高くなりますが、フィルターだけでなくレンジフードやシンクなどもきれいにしてくれます。
5. 換気扇での目詰まりトラブルまとめ
換気扇の目詰まりトラブルに関する情報のまとめとポイントのおさらい
このトラブルに関連するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。
まず換気扇の目詰まりは対策しておくことが重要です。初期の段階でしたら自分で解決することも簡単ですので、気づいた時にすぐ行いましょう。
一方で目詰まりを放置しておくと、異臭や火災などの重大トラブルに発展することがあるので、注意が必要です。