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【PS3が起動しない⁉】YLODの修理方法や原因・対策について解説します

公開日:2023.4.17 更新日:2024.4.23
【PS3が起動しない⁉】YLODの修理方法や原因・対策について解説します

2006年に発売された家庭用ゲーム機「PlayStation 3(PS3)」。発売されてからしばらく経ちますが、PS3でしかプレイすることができない名作ソフトもあり、まだまだ根強い人気を誇っています。
しかし、PS3には「YLOD(Yellow Light of Death)」と呼ばれる故障が発生することがあります。

この記事では、PS3のYLODが発生した場合の確認方法や修理方法について詳しく解説していきます。

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1.YLOD(Yellow Light of Death)とは?

YLODの症状と原因について

遊んでいたPS3でYLODが発生した写真

YLODは、「Yellow Light of Death」を略したもので、PS3でよくある故障の一つです。
具体的な症状としては、起動ボタンを押したあとに電源ランプが黄色や赤色に点灯するも、ピピピという音が鳴って、PS3本体の起動が強制終了してしまい、システムが起動できなくなります。
PS3が起動しないため、中に入っているディスクやセーブデータの取り出しができないため、発生するととても厄介なトラブルです。

これは、PS3本体内部の部品や回路が故障しているために発生することが多く、特に本体内部の熱によるダメージが原因で発生することが多いとされています。
この対策としては「PS3を通気性の良い場所に設置する」、「定期的に冷却ファンの埃を取り除く」、「長時間の連続使用を避ける」等が挙げられます。
YLODの予防法については別項で詳しく解説します。

2.すぐに試せるYLODの対処法

まずは焦らず電源オフ!

PS3の電源ケーブルを抜いている写真

PS3でYLODが発生した場合、まずは一度電源を切って電源ケーブルを抜きましょう。
そのまま10分ほど待った後、再度電源ケーブルを接続して電源を入れることで、一時的に復旧することがあります。まずはこちらを試してみてください。

それでも復旧しない場合は、PS3の修理が必要になります。

3.YLODは自分でも修理できる?

YLODを自分で修理するのはおすすめしない!

PS3の修理に使うはんだごての写真

YLODの修理は、必要な工具や部品を揃えることで自分で行うこともできますが、専門的な知識が必要なためかなり難易度が高いです。
もし間違った方法で修理を行うと、さらなる故障の原因となることがあるため、自分での修理はおすすめできません。
自分での作業に少しでも不安があるのなら、プロの修理業者に相談・依頼しましょう。

ここでは、PS3のYLODの一般的な修理手順をご紹介します。

①必要な材料と工具を用意する
YLODを修復するためには、導電性ペーストやヒートシンクなどの部品と、ドライバーやはんだごてなどの工具が必要です。これらの材料と工具を用意しておきましょう。

②本体を分解する
PS3の本体を分解し、内部の部品や回路を確認します。この際、慎重に分解する必要があります。

③YLODの原因を特定する
分解したPS3の本体内部を確認し、YLODの原因となっている部品や回路を特定します。

④部品の交換や修理
YLODの原因となっている部品を交換または修理します。これには、はんだごての使用が必要になる場合があります。

⑤本体を組み立てる
部品や回路を修理したら、PS3の本体を組み立てます。組み立てが完了したら動作確認を行い、正常に動くようであれば作業は完了です。

4.PS3のYLOD修理は専門業者にお任せしよう!

PS3のYLOD修理を依頼する際の注意点

PS3の修理のイメージ写真

PS3は2022年4月に公式のアフターサービス(修理)が終了しているため、YLODが発生した場合はPS3の修理を専門に行っている業者に依頼しましょう。

修理専門業者に依頼する際には、インターネットの口コミや評判を参考に、信頼性のある業者を選ぶことが重要です。

また、修理業者のWebサイトなどで料金体系を確認し、費用対効果を比較したうえで選びましょう。ただし、料金が安いからといって必ずしも良い業者とは限らないのでご注意ください。

そのほか、保証期間やアフターサービスについても確認しておくことが望ましいです。
修理後の保証やアフターサポートは、修理業者によって異なります。修理後に再発した場合や修理品質に不満があった場合、保証やアフターサポートがしっかりしている業者を選ぶことが大切です。

5.YLODの予防法とは?

YLODを防ぐために定期的にメンテナンスしよう!

PS3のアップデートのイメージ絵

YLODを予防するためには、PS3本体に熱が溜まらないようにするのが重要です。
そのため、PS3を設置する場所は、風通しがよく、ホコリがたまりにくく、適切な温度・湿度が保たれる場所を選びましょう。
また、PS3を長時間連続して使用する場合は、適宜休憩を挟んで冷却させるようにしてください。

そのうえで以下のメンテナンスを定期的に行うことをおすすめします。

①冷却ファンの掃除
PS3の冷却ファンは、ホコリやゴミがたまりやすいです。ホコリや汚れが溜まると、熱の逃げ場がなくなり過熱を招く可能性があるので、定期的に掃除して適切な冷却効果を維持しましょう。

②ファンの動作確認
PS3のファンが正常に動作しているか定期的に確認しましょう。
ファンの動作が不安定な場合、過熱につながることがあります。必要に応じて、ファンの清掃や交換を行ってください。

③ソフトウェアアップデート
システムソフトウェアのアップデートを定期的に行うことで、予期せぬトラブルを回避することができます。

6.普段からPS3の万が一のデータ喪失に備えておこう!

PS3のバックアップ方法について

PS3のバックアップのイメージ絵

YLODが発生した場合、データの喪失が起こる可能性があります。重要なデータは定期的にバックアップを取っておくことが大切です。
バックアップ方法は以下の通りです。

①PS3のデータを外部ストレージにコピーする
USBストレージや外付けハードディスクにデータをコピーしておくことで、データ喪失のリスクを軽減できます。

②PS Plusを利用したオンラインストレージ
PlayStation Plus(PS Plus)のサービスを利用することで、オンラインストレージにセーブデータを保存できます。これにより、ローカルストレージのデータが喪失しても安心です。

7.まとめ

PS3のYLOD修理に関するまとめ

PS3で遊んでいる男性の写真

PS3のYLODは、過熱や部品の故障が原因で発生することが多いため、通気性の良い場所に設置したり、埃を定期的に取り除くことで予防したりすることができます。

YLODの修理は難易度が高いため、プロの修理業者に依頼することをおすすめします。
その際には、メーカーでの修理サービスは終了しているため、PS3の修理を行っている業者を見つけて相談しましょう。
業者によっては、即日修理や、データを残したままの修理が可能な業者もあるので、料金や評判・サービス内容などを比較して自分にピッタリな業者を見つけてみてください。

監修

株式会社スマホスピタル

2016年3月1日創業以来、爆発的に普及したiPhone・スマホのトラブル・故障の修理・相談窓口としてわずか3年で全国80店舗へ拡大。
画面割れや液晶漏れ、バッテリーの交換や充電口トラブル、水没復旧など様々な依頼を受けていくうちに、修理実績は150万台を突破。(2023年1月現在)
2019年3月より上場企業「日本PCサービス株式会社」のグループとなり「家中の機器をワンストップでサポートする企業」を目指し日々取り組んでいる。
現在ではスマホだけではなくiPadなどのタブレット端末やSwitchやプレイステーションといったゲーム機の依頼も受け付けている。メーカー問わず相談できると定評のある、信頼と安心の『スマホスピタル』です。
<資格・著書・受賞歴など>

総務省登録修理業者(2017/9/15)

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