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洗面所の節水!すぐにできる節約方法をご紹介します

公開日:2022.3.8 更新日:2024.4.3
洗面所の節水!すぐにできる節約方法をご紹介します

洗面所で使用する水は、家庭全体の水道代のうち約6%を占めています。
そんな洗面所の水道は節水にもってこいの箇所だということはご存知でしたか?
手洗いや歯磨きの際に水を流し続けている方が多いので、ちょっとした対策するだけで節水につながり、水道料金を下げることが可能です。

今回この記事では、洗面所の具体的な節水方法についてご紹介します。
節水の際のポイントや、業者に相談する場合の注意点などの情報を分かりやすくお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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1. 洗面所の節水のポイントとは?

洗面所の節水をするポイントはこまめに水を止めることとシンクに水を溜めること!

洗面所で手を洗っている写真

洗面所の節水を行うにあたってのポイントは、水を流し続けないという事です。
インフルエンザが流行する冬場などは時間をかけて丁寧に手洗いされる方が多いですね。その間に水を出しっ放しにしていると、大量の水を無駄にすることになります。

東京都水道局のデータによると、洗面所で1分間流し続けているとおよそ12リットルの水を無駄にしています。
十分な手洗いの時間が約30秒とされていますので、毎回6リットルのロスです。これを4人家族が1日に3回行ったとすると6×4×3で72リットルです。
一リットル当たりの水道代金が0.23円の場合72×0.23で約17円となります。

つまり一ヵ月で527円です。手洗いでこの金額ですので、歯磨きの場合はさらに大きくなります。
こまめに水を止めたり、コップを活用することで、全てとは言いませんがかなりの節水効果があることが分かります。

もう一つのポイントは洗顔の際はシンクに水を溜めることです。
人によっては朝起きて顔を洗う際に水だけでなく洗顔フォームを使用する方がいらっしゃいますね。特に女性はそうしている方が多いです。
その時は水を流しっ放しにするのではなく、シンクに栓をして水やぬるま湯を溜めてから顔を洗うようにしましょう。
最終的には流水で洗剤を洗い流すわけですが、これだけでトータルで見ると大きな節水になります。

2. 洗面所の節水をするために出来る対策①

洗面所の節水をするために出来る対策その1 センサー式蛇口が便利!

石造りの洗面台の写真

ここでの節水対策としてまず紹介するのが、センサー式蛇口の設置です。
当たり前ですが、自動で水が止まりますので、流しっ放しになる事がありません。

しかし蛇口自体を交換するとなると、かなりのお金がかかりますよね。インターネットで調べても20,000円~40,000円前後はします。さらに取り付けてもらう工事費が必要になる訳ですから、全て合わせると35,000円から60,000円はかかってしまいます。

それでひと月に約1,400円節水できても、元をとる為には3年以上は使用しなくてはいけません。

そこで便利なのが、後付け自動センサーです。こちらは取り付けるだけで、ご家庭の蛇口を自動センサー式に変えてくれる優れもので、価格も12,000円前後と非常にリーズナブルとなっています。取り付け方法も非常に簡単ですので、購入してすぐに使えます。

この商品はメーカーにより若干の差はあるのですが、その多くは電池で作動しますので電源は不要です。さらに手動にも切り替え可能ですので、シンクや排水口を掃除したい時でもすごく便利です。これでしたら元を取るのにさほど時間がかかりませんので、センサー式を試してみたい方にもぴったりです。洗面所で無駄に流している水の量はお風呂や台所よりは少ないものの馬鹿にはできませんので、早めに対策しておきましょう。

3. 洗面所の節水をするために出来る対策②

洗面所の節水をするために出来る対策その2。コップの使用と水圧を下げる方法

洗面所でうがいをする子供の写真

まず初めに紹介する節水方法はコップの使用です。

4人家族が水を流しっ放しにして朝晩3分間の歯磨きをすると平均288Lの水を使用することになります。お風呂の浴槽が大体200Lですので、それよりも多いという計算です。

コップを使用することで、使う水の量は先ほどと同条件の場合、約8Lに削減されます。具体的な金額で言うと対策前が一ヵ月あたり2,053円、コップを使用すると57円です。その差なんと1,996円、年間にすると23,952円です。かなり大きい差が出ますね。

この節水方法はコップさえあれば0円で始めることが出来ますので、大変お勧めです。

次に紹介する対策方法は、節水コマの取り付けです。蛇口の中には水の量を調節できるようにコマという部品が取り付けられています。それをひとまわり大きなものに変更することによって、蛇口を全開にしても流れる水の量を少なくすることが出来ます。

ここでの対策方法で最後に紹介するのが、水圧を下げる方法です。洗面台につながる給水管にハンドルやネジが取り付けられていますので、少しづつ締めてみましょう。ただしこの対策にはリスクもあります。流れる水の量を大幅に少なくしてしまうと歯磨き粉や髪の毛などが排水口に流れにくくなり、詰まりを起こすことがあります。ですので水圧を下げる際は、排水口をこまめに掃除することと、ヘアキャッチャーなどを設置しておきましょう。

4. 洗面所の節水方法を業者に相談する場合

洗面所の節水方法を業者に相談する場合は高額請求にご注意下さい

相談を行う修理事業者の写真

この場所の節水方法について業者に相談する場合は高額請求に十分注意しましょう。親切で、施工も正確な優良業者が存在する一方で、こちらが何も知らないのを良いことに、いい加減な施工や高額請求をしてくる悪徳業者も存在します。

まことに残念な話ではありますが、事実ですので、そのような業者には相談しないようにしましょう。

そのためにもまずは必要最低限の知識と情報が大切です。業者に依頼して節水対策をしてもらう場合は、蛇口の交換かコマの交換しかありません。それ以外を勧めてくるようであれば疑うべきでしょう。例えば節水について相談したのに、洗面台の交換を提案してくる業者には依頼しないように。そのまま押し切られて交換してしまったというのはよくあるケースです。家全体の水回りを改善し、節水対策をしたい場合は水道業者ではなく、リフォーム会社に相談しましょう。

相談を依頼する業者によっては施工しない場合でも見積もり料金が発生する場合がありますので、注意が必要です。料金については事前にホームページなどで確認しておきましょう。

そして出来れば水回り関係の色々な資格保持者がいる業者がお勧めです。色々な資格を取得しているという事はそれだけ、水に関する知識が豊富である目安になります。

5. 洗面所の節水方法まとめ

洗面所の節水方法に関するまとめと重要ポイントのおさらい

水を出している洗面所の蛇口の写真

この場所は他の水回りと違い、自分で出来る対策が豊富にありますので、すぐにでも取り組みましょう。

一見すると洗面台ではあまり水を使用していない感覚がありますが、出しっ放しにしていると浴槽が一杯になる以上の水を無駄にすることになりますので、ご注意下さい。

洗面所は小さなことでも家族全員で少しづつ取り組むことで、大きな節水効果が期待できる場所です。

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