食器棚の寿命はどれくらい?長持ちさせるためのポイントを解説
公開日:2022.9.26 更新日:2024.4.11![食器棚の寿命はどれくらい?長持ちさせるためのポイントを解説](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/prd-rescue-static-contents/column_image/thumbnail_discover/5cesqwSLgXMlwQMX3rXFVmBOZpUU9kcCofaCH4Of.webp?v=1738721557)
食器棚の寿命や長持ちさせるポイント、お手入れの仕方について解説します。今ある食器棚を長く使いたい、そう考える人は多いでしょう。食器棚は水まわりが関係するため構造がしっかりとしており、適切な管理さえしておけば長く利用できます。しかし管理が不十分だと想定より早い段階で壊れてしまう可能性も。この記事では食器棚の寿命や長持ちさせるポイント、お手入れの仕方について解説します。
食器棚の寿命や長持ちさせるポイント、お手入れの仕方について解説します。今ある食器棚を長く使いたい、そう考える人は多いでしょう。食器棚は水まわりが関係するため構造がしっかりとしており、適切な管理さえしておけば長く利用できます。しかし管理が不十分だと想定より早い段階で壊れてしまう可能性も。この記事では食器棚の寿命や長持ちさせるポイント、お手入れの仕方について解説します。
食器棚の寿命は適切なメンテナンスさえしておけば、20年以上利用することができます。食器棚は木製でしっかりとした構造のものが多く、簡単に壊れることはありません。注意するべき点にさえ対処しておけばメンテナンスといっても、することはほとんどないでしょう。
食器棚の細かい取手などの部品は故障するリスクがありますが、それ以外の部品は適切な扱い方さえしていれば、それほど気にする必要はありません。
ただし、注意した方がよいのは水蒸気による影響です。特に炊飯器や電気ケトルなどを利用できるものの場合、天井に当たる部分が近くにあるとそこの部分に不具合が生じやすいです。スライド式になっており、ある程度は回避できるようになっているものの、ある程度の湿気は回避できないことが多いため、注意しましょう。
開戸などの不具合があった場合は早めに対処してください。小さい部品の故障でも放置しておくと対処に余分な費用がかかる可能性があります。食器棚の中でも特にプリント合板でできているようなものの場合は管理の仕方に注意が必要です。プリント合板や突き板は湿気に弱く、湿気に晒されている場合、剥がれや割れなどのリスクがあります。適切なメンテナンスさえしておけば、そのような心配もそれほど高くはありませんが、扱いには注意しましょう。
食器棚を長持ちさせるポイントはこまめに拭き掃除を行い、できるだけ傷がつかないようにすることです。特に天板部分は毎日ものを置く部分。食器の洗いが不十分だった場合、コップの水跡などが残ってしまうこともあります。
水跡は見た目に跡が残ってしまい、石灰の成分はこびりついてしまうと簡単には落とせません。また食器棚そのものにダメージを与えてしまいます。そのため、食器棚はこまめな掃除を行い、傷がつかないようにすることを意識しましょう。
また食器を置く部分は毎日おくような場所のため、こすり傷がつきやすいものです。こすり傷がついてしまった場合、補修はできても、それは見た目だけにすぎない場合がほとんどです。こすり傷を本格的に直す場合は再塗装しかなく、大きな手間がかかってしまうでしょう。
傷がつかないようにするためには傷防止用のシートを貼り付けることがおすすめです。トレーなどで代用することもできますが、表面に別のものでカバーすることで、傷を防げるため、大切な食器棚に傷をつけず長持ちさせることができます。価格もそれほどかかりませんし、全体に敷き詰めるのも手間がかかるものではありません。費用対効果は高いのでぜひ試してみてください。
食器棚を長持ちさせるポイントは塗装が剥がれた場合に再塗装することです。食器棚は水回りのものが多いため、防水性が高い塗装で仕上げられていることが多いでしょう。塗装がされていることで水が内部に入ることを防ぎ、食器棚の劣化を防いでいます。
しかし、長く使ったものの場合や食器と棚が擦れてしまうような部分は塗装が剥がれていることも。そのような部分は構造の木材が剥き出しになっており、そのままにしておくと水分が入り込んでしまいます。水分が入ることで膨張し、構造の劣化などをもたらしかねません。
剥がれているからといってすぐにそこまで発展することはありませんが、長期間にわたりそのような状態を放置しておくと、劣化が進んでしまう可能性は高いため、早めに対処することをおすすめします。
塗装を行う場合は自分で行うのは難しいため、専門業者に依頼することをおすすめします。食器棚は防水性の高い塗料で塗装されており、そのまま上から塗ることができません。全体にサンダーをかけ塗料を剥がした上で行う必要があり、手間と技術と道具が必要です。そのため自分で対処しにくいもののため、食器棚の再塗装は専門業者に任せましょう。
食器棚のお手入れは食器の衛生環境を維持するためにも定期的な掃除が大切です。食器棚は普段からきれいな食器を保管しておけばそれほど汚れないような印象がありますが、長い時間を経過するとどうしてもほこりや手垢が蓄積します。
また食器洗いが不十分だと油や食べ物カスが残ることも。ほこりが蓄積することで、ダニが発生する原因にもなるため、1ヶ月に1度くらいの頻度でよいので食器棚の掃除を行うようにしましょう。
ダニが繁殖してしまって食器が使えなくなるのは避けたいもの。食器棚を掃除するときには、食器を一度全て取り出し、食器棚の外側や内側を水拭きします。汚れがひどい場合は中性洗剤やアルコール消毒を行うものおすすめです。ただし、何かの拍子に人の口に触れる可能性もあるため、人体に悪影響がないものを選ぶようにしましょう。
こまめな掃除さえしておけば、食器棚のメンテナンスはほとんど必要ないと言えます。しかし取手や開戸の調子がわるいなどの場合は早めに修理してもらいましょう。ちょっとした故障でも放置しておくと、ダメージが広がるため、修理に手間がかかるようになります。
この記事では食器棚の寿命や長持ちするポイント、お手入れの仕方について解説しました。
食器棚は構造がしっかりとしたものが多く、適切なメンテナンスさえしておけば、寿命はかなり長く、半永久的な利用も可能です。
この記事を参考に食器棚の状態をきれいな状態に維持し、食器棚を長く使う参考にしてください