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害虫被害にあわないための対策方法とは?vol.2

公開日:2021.11.19 更新日:2024.4.23
害虫被害にあわないための対策方法とは?vol.2

害虫と聞いて最初に思い浮かべる虫といえば、農業従事者は農作物に害を及ぼすアブラムシや蛾の幼虫、建築関係者は建物に害を及ぼすシロアリ、そして一般的にはゴキブリや蚊などを思い浮かべる人が多いと思います。
対策方法は害虫によって変わってきますが、まずは何による被害なのかを知ることが大切になってきます。害虫によっては人間やペットの身体に大きな影響をもたらすものもあるので、対策は早めに確実に行うようにしましょう。

今回この記事では、害虫の被害にあわない対策方法をご紹介します。

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ダニによる被害にあわないための対策を紹介します

ダニによる被害にあわないための対策方法についてご紹介します。

カーペットに住み着いたダニの写真

ダニ被害の対策方法は、家中の掃除機がけと水拭きをして、ダニのエサとなるホコリや髪の毛や食べかすなどを極力なくす事です。フローリングの場合でも、板の隙間にダニが潜んでいることがあるので、入念にしましょう。

ダニの死骸を放置したままにすると、それがハウスダストとなり、アレルギー症状が起きてしまうこともあります。ふとんクリーナーなどでダニの死骸やフンも吸い取ってください。ダニは熱と乾燥が苦手です。換気をしたり、湿度を低くしたり、布団やぬいぐるみを天日干ししたり、ダニの住みにくい環境をつくることが重要です。

また、ダニは目に見えないため被害を実感しづらいですが、ダニのいない家はありません。畳にはフローリングのおよそ100倍、カーペットにはフローリングのおよそ10,000倍のダニがいることも。場所に合わせて適切なケアをしましょう。

家にいるダニの7~9割を占めるヒョウヒダニ類は死骸やフンがアレルゲンになってしまうため困った存在ですが、人を刺すことはありません。このヒョウヒダニや食品につくコナダニを捕まえて、その体液を吸って生息しているのがツメダニで、刺されると赤く腫れてかゆみが1週間ほど続きます。

ノミによる被害にあわないための対策を紹介します

ノミによる被害の対策方法についてご紹介します。

ノミに刺された腕を掻く男性の絵

ノミは通常サイズは2ミリ程度なので大変見つけにくく、刺された後で気がつく場合がほとんどです。ダニは全身を刺しますが、ノミはヒザから下の下半身を刺す傾向があります。

ノミ対策としてはまず、部屋中の隅から隅まで掃除機をかけましょう。生きているノミだけでなく、ノミの死骸もアレルギーの元になります。家具と家具の隙間には、ほこりがたまっています。ほこりがあるとノミの幼虫や卵、死骸がたまってしまいますので、いつもは手が回らない場所も家具や家電を動かして掃除してください。

掃除機をかける前に、塩や殺虫剤をまいておくのも効果的です。塩はノミの卵の水分を吸うため、浸透圧でひからびてしまいます。殺虫剤をかけた後は、ノミの死骸を除去するために、掃除機をかけましょう。

ノミに刺されると赤く腫れて、一週間近くかゆみが残ります。蚊など他の虫に刺された時よりもかゆくてたまらないので、かきむしらないようにしてください。

また、ノミを見つけたら絶対につぶしてはいけません。もしメスのノミであれば卵を持っている可能性があり、つぶすことで卵を撒き散らかしてしまうからです。

カメムシによる被害にあわないための対策を紹介します

カメムシによる被害の対策方法についてご紹介します。

電気の周りを飛ぶカメムシと困っている女性の絵

カメムシは食いしん坊で、ミントやバジル等のハーブにつくことはあまりないですが、広食性です。特に好んで吸汁するのは、ナス・ピーマン・トウモロコシ等の野菜類、エダマメ・ダイズ等の豆類、ミカン・レモン等の柑橘類、カキ・モモ・リンゴ・ナシ・ブドウ等の果樹類です。これらの植物を育てている場合、カメムシ類に適用のある農薬を使用して駆除する等の対策がおすすめです。

また、水田付近では斑点米カメムシ類の飛来や繁殖を防ぐため、周辺のイネ科の雑草を取り除き、日頃から除草しておきましょう。

その他にも、カメムシはわずか2~3mmの狭い隙間があれば、難なく屋内に入ってきてしまいます。窓のサッシに隙間テープを貼ったり、ピレスロイド系の忌避剤を窓ガラスやあみ戸等にスプレーしたり、しっかりとカメムシ対策をしましょう。

真冬の越冬時期を除いて、ほぼ1年中見られるカメムシが、家屋に大量発生して私たちを特に困らせる季節は秋。種類によって異なるものの、もともと集団行動を好む傾向にあるカメムシ類が、9月頃になると晴れた日を選び、越冬場所を求めて一斉に移動します。このとき、洗濯物に止まったり、集団で家の中へ侵入したり、迷惑行為を働くことも増えるのです。

ナメクジによる被害にあわないための対策を紹介します

ナメクジによる被害の対策方法についてご紹介します。

ナメクジが這った跡が濡れている絵

雨が続くとナメクジが大量発生して、大切に育てている花植物に影響が出てしまうことがあります。対策としてはまず葉にナメクジが這った後がないかチェックしましょう。ナメクジが這った後は筋のように白く光って濡れているので、這った跡があったら、ナメクジがどこかに潜んでいます。

また、ナメクジは夜行性なので、暗くなった夜に見つかりやすいので、こまめに夜も見回りが大事です。特にジメジメした多湿な場所を好むので、鉢やプランターの下や裏などをこまめにチェックしましょう。

対策としては、ナメクジはカフェインが嫌いなので、コーヒー殻を鉢やプランターに撒いておくとナメクジが寄って来づらくなりますし、水で薄めた木酢液や竹酢液には、ナメクジ駆除や忌避の効果があります。

ナメクジには寄生虫がいる可能性があるため、触ったら必ず手を洗いましょう。また、レタスやキャベツなどナメクジの食害にあいやすい野菜を生で食べる時は、ナメクジが這ったあとの粘液にも寄生虫がいることがあるため、流水でよく洗いましょう。ナメクジにいる寄生虫の一つに広東住血線虫があります。オーストラリアやアメリカ、日本では沖縄でも感染による死亡例が報告されています。

害虫被害の対策まとめvol.2

ここまでご紹介した害虫被害の対策方法についての情報のまとめです。②

害虫のイメージ絵

害虫とは、人間や家畜・ペット・農産物・財産などにとって有害な作用をもたらす虫です。主に無脊椎動物である小動物、特に昆虫類などの節足動物類をいいます。

害虫被害を防ぐためには、早めの対策とその害虫の知識が必要です。害虫が発生する時期や発生しやすい環境を知る事で早めの対策をする事ができます。

自分ではどうしようもできない場合や原因がわからない場合は害虫駆除の業者に早めに相談するようにしましょう。

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