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シロアリ駆除は自分でもできる?具体的な作業手順や注意点を解説

公開日:2021.11.4 更新日:2024.4.15
シロアリ駆除は自分でもできる?具体的な作業手順や注意点を解説

床下の土壌から家屋の木材内部などへ侵入してくるシロアリ。
自宅の床や壁、柱などを傷つけ腐食させてしまうのでとても厄介な存在です。
今回はそんなシロアリを自分で駆除する方法についてご紹介します。
また、作業にあたっての注意点についても解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.シロアリ被害を見つける方法

シロアリ被害のサインとは?

住宅の周辺をシロアリが飛んでいる絵

シロアリ駆除の基本は被害の程度を把握しておくこと。シロアリはいて、どの程度被害を受けているかを確認しておくことで、自分で駆除しやすくなります。
シロアリ被害のサインは次の通りです。

・羽アリが飛んでいる
もしご自宅の周りで羽アリが飛んでいる様子を見かけたら、被害が進んでいる可能性があります。
ヤマトシロアリを始めとした羽アリは4月以降になると次第に姿を現してきます。
また、ご自身で見かけたことがなくても、庭に生えている樹木や廃材といった気づきづらいところにも隠れている可能性がありますので、そうした場所も見ておきましょう。

・蟻道ができている
蟻道があると、すでに多くのシロアリが自宅へと侵入していることになります。
住宅に見られるシロアリの蟻道はコンクリート部分に土を盛ったような形になっています。
蟻道は見つけるとつい崩したくなるとは思いますが、そうすると業者が調査した時に発生源を特定しづらくなっています。見つけてもしばらくそのままにしておきましょう。

・床がブカブカ
床下がブカブカする感覚を感じたら、床下にシロアリが侵入して資材を食い散らかしている可能性があります。

・木材が傷ついている
床や壁、柱などの木材に痛みが発生していると、シロアリのダメージを受けていることが考えられます。

2.シロアリ駆除に必要な道具

最低限揃えるべき道具についてご紹介します!

シロアリ駆除に必要な道具の写真

シロアリ駆除を自分でやろうとすると危険が伴いますので、きちんと専用の道具を揃えておかなければなりません。
必要な道具は次の通り。これらの道具はホームセンターやインターネット通販などで購入することができます。

・防護服
ご自身の身を守るために必要となります。不織布でできていて、重さも軽いです。サイズをよく確認した上で購入しましょう。

・ゴーグルとマスク
床下にて作業を行う場合は、周囲から粉塵が目や鼻に入ってくることがあります。また、使用している薬剤を吸い込んでしまうリスクも考えられます。
ですので、作業の際はゴーグルとマスクは必ず着用しましょう。

・ヘッドライト
床下のような暗いところでは周辺を確認しづらいです。よく周りを見渡せるようにヘッドライトを使いましょう。

・ベイト剤(毒餌)
シロアリに食べさせて自滅させるもの。シロアリがいる場所に穴をあけてこれを埋めるだけで効果があります。

・散布用薬剤(木工用・土壌用)
シロアリ発生箇所の周りに散布します。最近では揮発性が少なくて使いやすいものもあります。

・噴霧器
薬剤の持ち運びや散布の際に使用します。

・電動ドリル
家屋の柱や床材に穴をあけ、薬剤を入れるために使います。バッテリー式であれば携帯するのに役立ちます。

3.シロアリを自分で駆除する方法

駆除作業の手順をご紹介します!

困っている様子のシロアリの絵

シロアリを自分で駆除するにはベイト工法とバリア工法の二つの方法があります。どちらもシロアリ駆除に対して一定の効果が期待できます。
ベイト工法は毒餌であるベイト剤をシロアリに食べさせる方法で、シロアリ以外には影響がありません。
バリア工法は周辺にまんべんなく薬剤を撒きますが、吸い込むことで人やペットに対して健康被害を与える可能性があります。

① ベイト工法のやり方
まずベイト剤を設置しておきます。自宅から30cmほど遠い場所で穴を掘り、ベイト剤の容器を埋めます。
設置したら1カ月様子を見ます。1カ月後に容器を確認して生きているシロアリの姿が確認できたら、薬剤が活用されている証拠です。
もし設置してもなかなかシロアリが集まらないようであれば、他の場所に設置してみましょう。
その後、容器に生きているシロアリを見なくなったら作業は完了です。

② バリア工法のやり方
まずシロアリの被害が発生していると思われる箇所に電動ドリルで穴を開けます。穴を開けたらそこに薬剤を差しておきます。

その次に被害を受けている箇所の表面に薬剤を散布しておきます。
仕上げに、地面にも薬剤を撒いておきましょう。シロアリは土から地表へと上がっていくので、まんべんなく散布します。

4.自分で駆除する際の注意点

シロアリ駆除で気をつけることとは?

ポイントと書かれた絵

シロアリ駆除ではやっていいことといけないことがあります。これが分かっていないとご自宅やご家族に被害を与える可能性があります。
シロアリを駆除する際に注意しなければならないことは次の通りです。

・バルサンは使わない
確かにシロアリはゴキブリの仲間であり、バルサンを使えば簡単に駆除できるのではと思われるかもしれません。
しかし、バルサンはシロアリを家の奥の方へと遠ざけてしまう可能性があります。そうするとシロアリ駆除が余計困難になります。なので、使用は避けましょう。

・殺虫スプレーは使わない
殺虫スプレーを使って退治しようと考える方もいらっしゃるでしょうが、シロアリにはあまり効果がありません。
スプレーにはシロアリが嫌う成分が含まれているものの、それがバルサン同様にシロアリを逃がす原因になることがあります。
被害を余計に広げないように、殺虫スプレーは決して使わないようにしてください。

・床にいたシロアリは掃除機で吸う
シロアリは弱い昆虫であるため、力尽きて床などに止まっていることがあります。そうしたシロアリの掃除には掃除機を使用しましょう。
掃除機によって簡単に掃除ができます。吸い上げたシロアリについてはそのままゴミとして捨ててください。

5.シロアリ駆除には専門業者がおすすめ

専門業者の方がいい理由をご紹介します!

シロアリ駆除事業者の絵

このようにシロアリ駆除は自分でやることも可能です。しかし、実際のところ駆除作業には困難が伴います。
例えば、ご自宅およびその周辺がコンクリートやアスファルトに囲まれていればベイト剤を設置することは難しいです。
また、薬剤を自宅周辺に撒くとなるとご家族だけではなく、近隣の方々にも被害を与える可能性があります。

こうしたことから、ご自身で駆除するよりも業者に頼んでやってもらうのが得策です。
専門業者には次のようなメリットがあります。

・プロスタッフが在籍
業者にはシロアリ駆除について知り尽くしたプロスタッフが揃っています。ですので、素人がやるよりも安全かつスピーディーです。

・難しいところもやってくれる
業者では床下を始め、個人だとなかなか作業がしづらい箇所でもしっかり駆除してくれます。
また、業者では専用の道具を使って作業を行うので安心です。

・現地調査をしてくれる
ご自宅の被害状況を調べることも業者の仕事。素人だと特定が困難なシロアリのすみかも業者ならすぐに発見してくれます。

・アフターフォローが充実している
シロアリ駆除は一度やれば終わりではなく、しばらくすると再びシロアリが戻ってくる恐れがあります。業者によっては5年保証などアフターサービスが付いてきます。

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