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ペットの移動(出張)火葬とはどんなサービス?流れや注意点など詳しくご紹介します!

公開日:2022.7.11 更新日:2024.4.12
ペットの移動(出張)火葬とはどんなサービス?流れや注意点など詳しくご紹介します!

犬や猫、ハムスターなど、大切なペットが亡くなってしまったとき、残された家族にできることは感謝を込めてお別れをすることです。

お別れの方法は様々ありますが、
「家族だけで静かに見送りたい」「長年一緒に過ごした思い出のある自宅で最後の時間まで過ごしたい」「よく一緒に遊んだ思い出の公園でお別れしたい」
などの希望がある場合におすすめしたいのがペットの移動火葬(出張火葬)サービスです。

今回この記事では、ペットの移動火葬サービスについて詳しくご紹介します。
火葬の流れや、返骨後の供養方法、ペット葬儀業者を選ぶ際の注意点なども紹介しているのでぜひ参考にしてください。

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1.ペットの移動(出張)火葬とは?

専用の移動火葬車により、自宅や思い出の場所などでペットの火葬が行えるサービス

伏せしている犬の写真

ペットの移動火葬とは、ペット葬儀業者が専用の移動火葬車がご自宅まで訪れて火葬を行なうサービスです。
自宅のほか、駐車場や自宅近くの公園など施主様が指定した場所で火葬を行うことができます。

長い時間を一緒に過ごした自宅で最後のお別れを行いたい方や、家族だけで静かにお見送りをしたい方、近くに火葬ができるペット葬儀場がなくてお困りの方などから人気を集めています。

ペット専用の火葬車とは、焼却室を搭載した特殊車両で、臭いや煙が発生しづらい構造になっているので近隣に迷惑をかける心配もありません。

ご依頼先のペット葬儀社で行っているプランにもよりますが、火葬を見届けた後に行う「お骨上げ」まで、ご自身やご家族の手で行うことができます。
火葬を見届ける所から、ご遺骨を拾い上げる所まですべてご自身の手で行うことで、本当の意味で最後の時間を一緒に過ごし、お見送りをすることができます。

また、公営の火葬場などで行う合同火葬の場合は返骨がされませんが、移動火葬の場合は返骨がされるので、そちらを希望される方にも適している火葬サービスです。

ただし、火葬車のサイズによって搭載できる火葬炉の規模に制限があるため、大型犬などの大きな体のペットの場合は、火葬ができない場合があります。
もし気になるようでしたら予めペットの体長や体重を測っておくことをおすすめします。

2.ペットの移動(出張)火葬の流れ

基本的な流れは、葬儀社へ連絡⇒お迎え⇒お別れのセレモニー⇒火葬⇒収骨⇒返骨

眠っている猫の写真

ペットがお亡くなりになった後、ペット葬儀社へ連絡をして移動火葬の依頼をします。

多くの場合は、ペット葬儀業者が自宅までお迎えにきて、火葬を行う前にペットとご家族との最後の時間を惜しむお別れのセレモニーをし、その後に火葬・収骨・返骨を行い、葬儀は終了となります。

返骨後については、四十九日までお手元に安置される方や、すぐに埋葬や納骨を行う方など様々です。
業者によっては、四十九日が過ぎると納骨や散骨のお手伝いをしてくれるところもあります。

移動火葬車が来るまでにご遺族にできることは、亡くなったペットの足を優しく自然な角度に曲げてあげて、死後硬直で不自然な状態にならないようにしてあげることです。

また、体液が漏れてくることがあるので、ご遺体をきれいに拭いたり、鼻や口、お尻などにガーゼやティッシュをつめたりし、タオルや生前使っていた毛布などで包んであげましょう。

ご遺体の安置に関しては、保冷剤などで冷やして、なるべく涼しい部屋で寝かせてあげてください。

また、ペット葬儀社に連絡をしたときに、ペットのご遺体に何かしてあげた方がいいかを相談することで、今自分にできることがわかります。

亡くなったペットが犬の場合は、30日以内に保健センターへ死亡届の提出が義務づけられています。
死亡届は、お住まいの市区のホームページからダウンロードをするか、市区町村役場の窓口で交付することができます。
死亡届と犬鑑札、お亡くなりになった年の狂犬病予防注射済票を持っていき、手続きをしてもらいましょう。

3.ペットの移動(出張)火葬が無事に終わったら

火葬が終わり返骨されたら、お骨を埋葬してあげましょう

ペットの遺骨が入った骨壺の写真

ペットのご遺骨の扱いについては、実は決まった様式はありません。一番大切なことは、愛するペットのことを想ってご自分のやり方で供養してあげることです。

しかし、決まりがないからこそ、どうしたらいいのかわからないと困惑される方も多いかと思います。
そこで、ここでは一般的なペットのご供養方法についてご紹介します。

・手元供養
ペットのご遺骨を自宅に持ち帰り、それぞれの方法で供養することです。
供養方法は、骨壺に入れて仏壇に安置したり、49日などの節目にお庭に埋骨したり、肌身離さず身につけられる小物やアクセサリーなどに加工したりと様々です。
骨壺で保管する際は、湿気などの影響でご遺骨にカビが生えてしまう恐れがあるので、シリカゲルなどの除湿剤を骨壺の中に入れておくようにしましょう。

・ペット霊園へ納骨する、お墓を作る
人間と同様に霊園へご遺骨を納骨することができます。納骨堂のタイプは様々で、コインロッカーのようになっているものや個室タイプのものなどがあります。

また、霊園にお墓を建てることもできます。
中には、人間とペットが一緒にお墓に入れる霊園もあるので、ご希望の供養方法にあった霊園を探してみてください。

ペット霊園を選ぶ際には、ご自宅から近い距離にあり、思い立った時にもいつでも会いにいける場所を選ぶことをおすすめします。

そのほかにも、墓石の代わりに樹木をシンボルとする「樹木葬」や、自然に還るという意味合いで粉骨をして野山や海などに撒く「散骨」など、人間と同じような供養方法もあります。

また、最近ではペットにも人間と同じように法要を考えるケースも多くなっています。
葬儀のあとに初七日、四十九日、百か日、一周忌、三回忌とあり、四十九日のあとに納骨を行ってあげることで無事に大切なペットが天国や極楽浄土にたどり着けるといったような言い伝えもあります。

4.ペットの移動(出張)火葬の注意点

気持ちよく大切なペットをお見送りするためには、ペット葬儀社選びが重要!

トンネルに入っているウサギの写真

慣れ親しんだ自宅で家族だけでゆっくりと弔いのできる移動火葬サービスは、近年では多くの需要を集めています。

その反面で、後になってから高額請求をしたり、質の悪い火葬炉でいい加減な火葬を行ってご遺骨が真っ黒焦げになったりとタチの悪い悪徳業者が増えているのも現実です。

そのため、大切な家族であるペットを気持ちよくお見送りできるように、きちんとした業者選びが大切になってきます。

業者を選ぶ際は以下の点に注意するようにしてください。
・会社の所在地を調べて実在するかどうか
・ホームページはあるか
・ホームページ内に詳しい内容が記されているか
・ホームページにお客様の声など実績が掲載されているか
・料金表など、火葬料金についての記載はあるか

これらに気をつけて、大切なペットをご希望に合った方法で供養ができるペット葬儀社を選んでください。

5.ペットの移動(出張)火葬に関するまとめ

ここまでご紹介したペットの移動火葬に関する情報をまとめてご紹介します。

犬を抱きかかえる女性の写真

ペットの移動火葬は自宅で、家族だけで大切なペットと最後の時間が過ごせると近年人気を集めているサービスです。

返骨後の供養方法に決まりはないので、ご自身がどう供養したいかに合わせて弔ってあげてください。
24時間年中無休で相談・依頼ができるペット葬儀社もあるので、大切なペットとの別れが辛すぎて何も考えられないといったときも相談してみてください。

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