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蜂の巣の駆除は小さいものなら自分でできる?適切な判別と安全な対処方法について

公開日:2023.5.26 更新日:2024.4.19
蜂の巣の駆除は小さいものなら自分でできる?適切な判別と安全な対処方法について

蜂の巣は小さいうちであれば自分で駆除が可能な場合があります。大きくなってしまった巣の駆除は業者でも困難な作業になることも。

今回は小さい蜂の巣の駆除方法について、適切な判断方法と安全な対処方法について解説します。

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1.自分で駆除できる蜂の巣のサイズの目安とは?

大きさの目安は10cm未満

自分で駆除できるサイズの蜂の巣の写真

蜂の巣の駆除を自分で行おうとする場合、大きくなりすぎてしまった蜂の巣では、駆除の難易度と危険度が高くなります。
自分で駆除できる蜂の巣は、出来てから間もない巣やサイズが小さい巣のみと考えておくとよいでしょう。

自分で駆除できる蜂の巣の大きさの具体的な目安は、一辺が10センチ未満と言われています。

一般的な蜂の巣は、蜂の繁殖活動に伴って夏から秋口にかけて次第に大きくなります。巣が大きくなるにつれて駆除の難易度も高まります。
巣が10センチを超えるサイズの場合は、蜂の数が多く活動が盛んになっている可能性があります。

大きくなった蜂の巣に刺激を与えると多数の蜂が一斉に攻撃してくることがあり、とても危険です。
大きくなってしまった蜂の巣の駆除は、場合によっては専門業者でも困難な作業になることもあります。
このような場合、無理に自分で駆除することは大変危険なため、専門業者にすぐに相談するほうがよいでしょう。

自分で駆除できる蜂の巣のサイズは、10センチ未満であることを憶えておくようにしましょう。

2.小さくても注意が必要な蜂の巣とは?

危険な巣の見分け方

蜂の巣がついた木の枝の写真

たとえ小さいサイズの蜂の巣であっても、場合によっては自分で駆除が困難なケースがあるため注意が必要です。

小さい巣でも注意が必要な巣の見分け方を押さえておきましょう。危険な巣の見分け方は以下の通りです。

・手が届かない高い場所にある
家の2階や高いところに作られた巣を駆除するときには、脚立などを使い作業する必要があるため、危険度は高まります。

・屋内の狭い場所にある
屋根裏など狭い場所に作られた巣の駆除では、身動きがとりにくいため自分で駆除することはほぼできないと言ってよいでしょう。

・スズメバチの巣の可能性がある
巣のサイズが小さくても、スズメバチの巣であった場合は危険です。
スズメバチは他の種類と比べ、とくに攻撃的であり、強い毒性を持っている種類です。
作り始めのスズメバチの巣の特徴は、とっくりを逆さにしたような形状で、表面から6角形の部屋が見えないことが特徴です。

駆除したい蜂の巣をよく観察し、もしスズメバチの巣の特徴の可能性がある場合は、自分で駆除することは控え、専門業者に相談するとよいでしょう。


蜂の巣の駆除を自分で行いたい場合でも、高いところや狭い場所につくられたものや、スズメバチの巣の場合は、大きな危険が伴うことを憶えておくようにしてください。

3.小さい蜂の巣を自分で駆除する方法

駆除の手順

防護服を着た人がハチの駆除を行う絵

小さい蜂の巣を自分で駆除するときの手順は以下の通りです。

1.防護服や肌を露出しない服装で身を守る
蜂の攻撃から身を守るために適切な服装で作業しましょう。

2.巣の周囲から巣穴に殺虫スプレーを吹きかける
風上から巣に向かって10秒~20秒ほど殺虫スプレーを吹きかけます。
このときに巣から蜂が飛び出してくることがありますが、落ち着いて周囲の蜂にもスプレー噴射を続けましょう。

もし万が一身の危険を感じるときは、すぐに中止しその場から避難するようにしてください。

3.巣と蜂の死骸を回収して可燃ごみへ
巣の周辺の蜂を駆除し、巣穴にも殺虫スプレーを吹きかけ、巣の中の蜂も駆除します。
蜂がいなくなったら棒などで蜂の巣を落とし、ごみ袋に入れ処分します。この際、念のため、ごみ袋にも殺虫スプレーを噴射しておくとよいでしょう。

地面に落ちた鉢の死骸は、トングやほうき、ちり取りなどを使いごみ袋に入れ処分します。

4.巣のあった場所にも殺虫スプレーをかけて予防する
蜂の巣は元あった場所に再びつくられることがあるため、再発防止のために巣のあった場所にも殺虫スプレーを吹きかけておくようにしましょう。

小さい蜂の巣の駆除を自分で行う場合の手順は、この通りです。

4.家にできた蜂の巣を放置するリスク

放置しているとすぐに大きくなり危険度が高くなる

ハチの巣が作られた住宅の絵

蜂の巣を放置していることで起こるリスクにはどのようなことがあるのでしょうか。

蜂の活動は、春から始まり秋口にかけて盛んになり、冬にはいなくなります。
そのため、冬場の蜂の巣は、放置していてもそれほどリスクはないと言えます。

一方で夏頃から秋口にかけての時期では、蜂の活動が最も盛んな時期となるため、蜂に刺される危険が高まります。
この時期の蜂の巣は、放置しているとすぐに大きくなるため、放置するリスクは高いと言えるでしょう。

蜂の巣を放置することで起こる最大のリスクは、蜂からの攻撃にあって刺されてしまうことです。
蜂の種類によっては、刺されると強い痛みや腫れのみでなく、命にかかわる症状を引き起こす場合もあるため、注意しましょう。

この他にも、蜂の巣を放置すると近隣の家に被害が及ぶリスクがあります。
自宅に作られてしまった蜂の巣を放置したことが原因で、通りがかった人や近所の住人が蜂に刺される危険があります。
このときに自宅の敷地の蜂の巣を放置したことで「安全への配慮を怠った」とご近所トラブルに発展してしまうことがリスクと言えるでしょう。

蜂の巣を放置すると、こう言ったリスクがあることを憶えておくとよいでしょう。

5.困ったときは専門業者に相談を

業者選びのポイント

ハチの駆除を行う事業者の絵

蜂の巣の駆除で困ったときは、蜂のプロである専門業者に相談することがおすすめです。

蜂の駆除業者選びでは、いくつかの業者を選ぶポイントがあります。
蜂からの被害の不安を解消するためにも、安心して依頼できる専門業者を選ぶポイントを確認しておきましょう。

・駆除実績が豊富な業者を選ぶ
蜂の生態を把握し、正しい知識を持つ経験豊富な業者は確実な駆除対応をおこなうため、駆除の成功率も高いです。

・素早い対応をしてくれる
依頼相談からできる限り素早く対応してくれる業者は信頼できる業者と言えるでしょう。

・料金設定が相場と大差がない
費用の見積もりが高すぎる業者や、逆に安すぎる業者はあまり信頼できないため避けたほうがよいでしょう。

・見積もり以外の追加費用がない
追加費用が発生するような業者も信頼ができるとは言えません。

・再発時の対応をしてくれる
蜂の巣は一度取り除いても再び同じ場所に作られてしまう場合があるため、再発時に保証対応してくれる業者を選ぶこともポイントです。

蜂の巣ができてしまって困っているときは、後悔しないためにも信頼できる業者を選びましょう。

業者選びのポイントを事前に把握しておいてください。

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