ハチトラブルに関する情報
公開日:2021.11.5 更新日:2024.4.11ハチの習性や被害事例、駆除費用について解説します。ハチを近くに見つけると、不安に思う人も多いのではないでしょうか。ハチは刺されて死亡する事例もあり、見つけてもどう対処したらよいかわからない人も多いかもしれません。ここではハチの習性や被害事例、駆除費用について解説します。
ハチの習性や被害事例、駆除費用について解説します。ハチを近くに見つけると、不安に思う人も多いのではないでしょうか。ハチは刺されて死亡する事例もあり、見つけてもどう対処したらよいかわからない人も多いかもしれません。ここではハチの習性や被害事例、駆除費用について解説します。
ハチは様々な種類がありますが、人が目にする機会が多いのはスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類です。ミツバチは上記の中では攻撃性が低く、1回刺すと死んでしまいます。こちらから危害を加えなければ、襲うことはありません。
アシナガバチもそれほど警戒する必要がないハチの1つです。基本的には大人しい性格で、下手に刺激を与えない、急激に近づいたりしないなどしておけば、刺されることは少ないでしょう。
特に注意が必要なのはスズメバチです。スズメバチは攻撃性が非常に高く、巣に近づいただけで攻撃対象になることがあります。また、針を何回も刺すことがあり、非常に危険です。
ハチ用のスプレーなどもありますが、警報フェロモンを出されることで、大量のハチに襲われる可能性もあるため、個人で対処するのはおすすめできません。
ミツバチやアシナガバチを見つけた場合は家のそばに巣を作られない限りは無理に対処する必要はありません。しかし、スズメバチの場合は巣を見つけた場合、他の人が被害にあう可能性もあるため、早めに連絡して対処しましょう。自分での対処は避けてください。
ハチに襲われそうになる事例が被害の例としてはあるでしょう。毎年何名かはハチに刺されたことでの死亡例があり、警戒が必要です。
死亡する場合はアナフィラキシーショックが原因だと考えられます。ハチ、特にスズメバチに遭遇した場合は、刺激するのは絶対に避けましょう。黒いものに反応するため、白いものを身に付け、明るい色の帽子をつけるのも効果的です。
手で払おうとする、走って逃げるなどはスズメバチを刺激する可能性があるため、おすすめできません。特に巣を見つけた場合は、刺激したりせず、じっとしていることをおすすめします。刺激してしまい、攻撃し始めたり、仲間がきてしまったりする場合は、身体を低めにし、腕をできるだけ振らないよう注意しながら逃げましょう。80mほどしか追いかけられないため、そこまで走り切ればある程度安心できるでしょう。
ハチに刺されてしまった場合は、できるだけ早めに病院に連絡し向かいましょう。一度でも刺されたことがある場合は、アナフィラキシーショックが起こる可能性があります。30分ほどで死にいたる恐れがあり、非常に危険です。刺された場所を絞るようにし、毒をできるだけ外に出しましょう。
ハチの巣が家の近くに作られてしまう場合もあります。ハチの巣を刺激すると、攻撃される恐れがあり、非常に危険です。特にスズメバチの巣である場合は危険が高まるでしょう。ハチの活動が活発なときは攻撃性も高いため、無闇に手を出してはいけません。
上記で紹介したように攻撃される危険性が高いため、絶対にやめましょう。アシナガバチの巣であっても、下手に刺激してしまうのは危険です。ただし、アシナガバチの場合は、巣ができた場所によっては自分で駆除できるかもしれません。巣の大きさが15cm以下、手が届きそうな場所にある、屋根裏など閉鎖ところにない、6月~8月ではないという場合は、駆除できる可能性があるでしょう。
巣を駆除する場合はまず殺虫剤を噴射し、巣からハチを追い出しましょう。巣からハチがいなくなったことを確認したら、巣を除去します。巣がなくなったら、殺虫剤を巣があった場所周辺に吹きかけます。こうすることで巣から離れていたハチが戻ってきても安心です。
アシナガバチは攻撃性こそ高くはありませんが、刺された場合の毒性は非常に強いため、危険な生き物であることには変わりありません。そのため、危険な巣がある場合はアシナガバチであっても個人で対処することは避け、ハチの駆除業者に相談した方がよいでしょう。
ハチの巣の駆除料金はハチの種類によって変わります。ミツバチやアシナガバチの場合は攻撃性が高くはないため、それほど高くなりにくい傾向にあるでしょう。ただし、スズメバチの場合は駆除料金が高くなる傾向にあり、4万円~かかることも多いです。
また巣ができた場所や巣の大きさなども費用に影響します。巣は放置していれば、どんどん大きくなり、ハチの数も増えてしまいます。そのため、できるだけ早めに対処することが費用を抑えるためには効果的でしょう。
またハチの駆除業者は駆除できるかどうかだけではなく、戻りバチの対策ができているかも大切です。戻りバチ対策ができていない場合、巣が再度できてしまう可能性があります。そのようなことになれば、わざわざ駆除してもらったのに、再度駆除をお願いしなければいけなくなり、あまりおすすめできません。
そのため、ハチの巣の駆除を業者に依頼する場合は、値段だけではなく、信用できるかどうかという点で調べるのも大切です。口コミや電話したときの対応、サービスの内容がわかりやすいのかどうかまで確認しましょう。アフターフォローやその後の保証が付いているかどうかもポイントです。
この記事ではハチの習性や被害事例、駆除にかかる料金について解説しました。
ハチの駆除はハチの種類を見極められれば、巣の規模などによっては自分で除去できる可能性があります。ただし、危険が伴う作業のため、自分で対処するよりはハチの駆除業者に任せた方が安心できることも多いです。
この記事を参考にハチを安全に駆除し、安心できる環境を作りましょう。