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家庭でできるコウモリの駆除方法とは?具体的なやり方や予防策について

公開日:2022.10.11 更新日:2024.4.17
家庭でできるコウモリの駆除方法とは?具体的なやり方や予防策について

夜中に何やら羽ばたくような音が聞こえてきたら、それはコウモリかもしれません。
コウモリによるフンは健康被害をもたらす原因となるため、存在をキャッチしたらすぐに対策する必要があります。

今回は家でできるコウモリの駆除方法および予防方法についてご紹介します。

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1.コウモリの特徴

主な特徴

木の枝にぶら下がるコウモリの写真

外壁などに潜んでいるコウモリは家庭で駆除することができる生き物になります。
そのため、まずはコウモリがどういった生態なのかを知っておきましょう。

・民家にいるコウモリの種類
よく外壁などに現れるのはアブラコウモリと呼ばれる種類になります。
体長が5cm前後と比較的小柄であり、翼をたたむと成人男性の手のひらに収まるくらいのサイズになります。
この小柄な体格を活かして、1~2cm程度のわずかなすき間でも侵入してくることがあります。

・生息地
自然界よりも都市部に生息域を広げていて、主に平野部や市街地で見かけることが多いです。

・住処
コウモリは夜行性であることから、暗い場所を好みます。
自宅内であれば外壁のほか、屋根裏や換気口内、エアコン室外機の中といった場所に潜んでいます。

・性格
大人しい性格で、人間を襲ってくることはほとんどありませんが、夜行性の生き物なので夜以降になると動きが活発化してきます。

・食性
コウモリが好む食べ物としては、ハエやガ、ハチ、カメムシといった昆虫になります。
これら人間にとって害虫とされる虫を食べてくれることから、コウモリを益獣と見る人もいます。

・繁殖時期
コウモリは初夏に入ると出産し、一度に産む子の数は1~3匹です。

2.コウモリ駆除の注意点

コウモリは鳥獣保護法の対象

換気扇にぶら下がるコウモリの写真

家庭でもコウモリの駆除ができるものの、自由に捕獲したり、殺傷をしたりすることは制限されています。

コウモリは特定の野生動物である観点から、捕獲・処分作業に関しては法律による規制が設けられています。
それが「鳥獣保護管理法」と呼ばれる法律です。

鳥獣保護法は資源界における生物の多様性や自然環境保護を目的として制定されたものです。鳥類や哺乳類に該当される生き物はこの鳥獣保護法の対象に指定されています。

もしも勝手にコウモリを駆除したり捕獲したりすると、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金を課せられてしまいます。

もし個人でコウモリの捕獲作業をしたい場合には、あらかじめお住まいの自治体の役所へ捕獲許可をもらいに行かなければなりません。
捕獲した野生動物に関する取り決めはお住まいの自治体によって異なるので、あらかじめ役所に確認しておきましょう。

駆除に面倒なコウモリですが、そのまま放置しておくのは危険です。
コウモリはダニを媒介している生き物であり、自宅に侵入されると人やペットに健康被害を及ぼすことになります。
ダニは痒みだけにとどまらず、急な発熱や頭痛、嘔吐といった症状も引き起こします。
健康被害を防ぎつつ、コウモリを駆除して家から追い出しましょう。

3.家庭でできるコウモリの駆除方法

具体的な駆除方法

超音波を発する機器の絵

運動能力が高くて厄介であすが、コウモリを家庭で駆除できる方法があります。
殺傷を行うのではなく、追い出す程度であれば行政の許可がなくても個人でできます。
主な駆除方法は次の通りです。

・超音波を発する機器やアプリを使う
人間にとっては何とない超音波であっても、コウモリだと不快に感じます。
これはコウモリの特性が関係していて、コウモリ自体が超音波を出して周辺にある障害物を感知して移動を行っています。もし超音波が発せられると、こうしたコウモリの活動が阻害され、不快に感じてしまうのです。

最近では超音波装置だけではなく、スマホアプリでも超音波が出せるものがあります。

ただしコウモリには周波数を変える能力があるため、超音波を対策として使い続けることはできません。

・忌避剤を使って追い出す
手軽にコウモリを追い出せるアイテムの定番が忌避剤。コウモリが苦手としている臭いを発生させることで、何処かへと逃げていきます。

スプレータイプが最も使いやすく、コウモリが住処としているところに吹き付けておくだけです。
また、燻煙タイプの忌避剤は、住処となっているところに煙を発生させて、広範囲に効果を行き渡らせます。
持続性や効果などを考えて選びましょう。

4.家庭でコウモリの予防方法

主な予防方法

LEDライトとテントウムシの写真

家庭でできるコウモリの駆除方法を抑えることはもちろん大切ですが、一度駆除すれば終わりではありません。一度追い出したとしても、しばらくして仲間が現れることがあります。
こうした事態を防ぐためにもきちんとしたコウモリの予防策を行う必要があります。

・LEDライトを設置する
コウモリは夜行性であるため、強い光を苦手としています。
巣を作られやすい外壁や屋根裏、換気口の周りなどにライトを設置しておくと侵入を防ぐことができます。

ただ時間が経過すると光に慣れてしまうことがあります。
使用するのであればLEDライトのように光が強いものを使用するのがおすすめです。

・侵入経路になりそうな場所を塞ぐ
前述したように、アブラコウモリは小さい個体であることから、わずかなすき間からも入ってきます。
コウモリに入られないように、フィルターやフタをしていない通気口や換気口にはカバーをしておくようにしましょう。
壁や屋根材にできたすき間については、すき間テープで埋めることができます。

もしそれでもすき間が埋められないようであれば、リフォームを検討してみてもいいでしょう。

・巣があった場所を掃除する
追い出した後の巣は跡形も残さないようにします。作業の際は、感染症のリスクがあるのでゴム手袋をして糞を集めビニール袋に入れます。
床には尿が付いている可能性があるので、アルコール消毒を散布し、雑巾などで拭きます。

5.コウモリ駆除は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

コウモリにスプレータイプの忌避剤を使っている絵

このようにコウモリ駆除および予防は家庭でできるものの、慣れていないと難しい場合が多いです。
特にスプレータイプの忌避剤を使うとなると、コウモリと対面する場面もあります。

そんな厄介なコウモリ駆除で役に立つのが害獣駆除業者です。業者をおすすめしたい理由は次の通り。

・高い駆除効果がある
専門業者には長年害獣駆除に携わってきたプロフェッショナルが在籍しています。そのため、個人で行うよりも安全かつスピーディーに対応してくれます。
また使用する薬剤も業者でしか手に入らないものを使ってくれるので、高い駆除効果が期待できます。

・必要な手間を省ける
個人でしっかりしたコウモリ対策をしようとすると、忌避剤を買いそろえたり、侵入経路になりそうな場所を特定したりと、何かと面倒なことが多いです。
業者であれば電話1本で自宅まで駆けつけてくれるので、必要な手間はすべて省くことができます。
依頼者がやるべきことは見積もりの確認と料金の支払いだけです。

・アフターサービスが充実している
専門業者に駆除してもらう時に注目しておきたいのがアフターサービスの内容。
業者では作業後の自宅点検や保証期間内の無料駆除など、さまざまなサービスを実施しています。

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