1.市役所はねずみの駆除をしてくれるのか
ねずみの駆除をお願いすることは不可能
ねずみの駆除を考えたときに、見積もりを取ると想像以上に費用が掛かると思ってしまう方もいることでしょう。
かといって、専門知識がないにも関わらず、費用面を考えて自分で駆除することは確実性がありません。
そこで気になるのが、市役所などの地方自治体でねずみ駆除をしてくれるのかということ、実際にはどのようになっているのでしょうか。
・結論からいえば市役所ではねずみの駆除は行ってくれない
市役所というのは行政機関であり、ねずみの駆除のような専門的な知識が必要なサービスは行っていません。
理由としては、市役所の職員はネズミ駆除に関する専門知識や訓練を受けていないことが一般的でなので、サービスの品質保証ができないからです。
また、ねずみ駆除に関する予算を組むこともできず、行政サービスとしてネズミ駆除を提供することが制限されているという理由もあります。
ただし、ねずみ駆除に関して「市役所には頼ることができない」というわけではなく、市民が安全かつ健康な環境で生活できるように駆除道具の貸し出しや、駆除・防除方法の相談受付やアドバイスなどを行っている市役所がほとんどです。
市役所によっては毒エサの配布や捕獲かごの無料貸し出しなどが行われており、使用方法についてもしっかりと説明してくれます。
自分でねずみ専用の捕獲かごや毒エサといった駆除のために必要な道具を一から揃えるのは費用面でも大変です。
ねずみの被害に困っている場合は、お住まいの市役所にねずみ駆除に関するサービスがあるのかを問い合わせてみるといいでしょう。
2.市役所からねずみ駆除の助成金は出ないのか
基本的に助成金は出ない
ねずみ駆除は駆除事業者に依頼すると費用がかかりますし、自分で駆除しようにも道具や薬剤を買って揃える必要があります。
近年はさまざまな助成金があるため、ねずみ駆除に関する助成金があるのでは?と思われる方も多いことでしょう。
しかし、残念ながら市役所や保健所などの自治体から助成金は原則でないと考えてください。
もし助成金制度が存在するとしても、申請は個人ではなく団体レベルで行われることが一般的です。たとえば、東京都中央区では、自治会や商店街などの団体に対して助成金が支給されることがあります。
助成金制度の有無を確認するには、お住まいの地域の市役所のホームページを参照してください。
3.費用を安く抑えてねずみ駆除をする方法①自分で駆除する
駆除に使う道具はホームセンターなどで買える
ねずみ駆除をしたいけど、費用を抑えたいという場合は自分で駆除を行うしかありません。
自分で行う場合は道具を揃えることからはじまります。
・ホームセンターにいけば道具は揃う
ねずみ駆除の道具を揃えるには、ホームセンターに足をはこんでみましょう。小さなホームセンターの場合は道具が揃っていない可能性があるので、大きめの店舗にいく方が確実だと思われます。
また、買い物に行く時間がない場合は、ネットショッピングでも購入可能です。
・ホームセンターで販売されているねずみ駆除の道具
捕獲に特化した商品として、ねずみ用の粘着シートや捕獲器があります。
粘着シートは比較的安価で購入できる商品であり人気のある商品なので、だいたいのホームセンターでは手に入れられるでしょう。捕獲したまま放置すると腐敗が進むので悪臭やダニが繁殖してしまうので早めに処分してください。
捕獲器はタイプによって異なりますが、安価なものでも3,000円くらいはします。
また、ねずみ駆除を行った後は、再発防止のための対策も必須です。
ねずみを避けるための道具として忌避剤があり、スプレータイプ、くん煙タイプ、設置タイプがあります。
スプレータイプはねずみが嫌がる臭いを噴射、拡散するというものであり、ねずみの住みにくい環境にします。
くん煙タイプは即効性があり、効果が数日間続くものです。
設置タイプは一定期間ではあるものの、ねずみの嫌がる臭いや成分を出してくれるものです。風通しのよいところでは成分が拡散されてしまうので効果が出にくいともいわれています。
ねずみの侵入口を塞ぐには、金たわしや金網、穴埋め用のパテなどが有効です。
使い方としては、「排水管の隙間に金たわしを詰める」や、「ドア下の隙間や換気口などに金網を張る」、「洗濯機などの排水口の隙間をパテを使って埋める」などです。
ねずみの種類によっては1円玉くらいの隙間があればどこからでも侵入してきます。侵入されないように隙間を塞ぎましょう。
4.費用を安く抑えてねずみ駆除をする方法②事業者に依頼する場合は相見積もりを取る
複数の業者から見積もりをもらい、比較・検討しよう
確実にねずみを駆除したいのであれば、自分で行うよりも専門の駆除事業者に依頼しましょう。費用はどうしても掛かってしまいますが、自分で行うよりも効果があります。
市役所によっては、駆除事業者を紹介してくれる場合があります。
ただし、業者の紹介というのも、市役所側がその業者を認めている、なにかあったときに保証してくれるという意味ではないので注意が必要です。
現在はスマートフォン一つあれば、自分で業者探しはできるので、自分で探した方が納得いく可能性も高いといえます。
・複数の業者から見積もりを取ることが大切
ねずみ駆除の内容や費用といわれても、多くの方がピンとこないはずです。分からないからこそ、複数の業者に見積もりを取るようにしましょう。
1社からの見積もりしか取らない場合は比較検討ができませんし、価格的にも適正かどうか分かりません。残念なことに業者の中にはぼったくりのような費用を請求してくるところもあるようです。
どの事業者が安心して任せられるかは、複数の事業者から見積もりをとってこそ分かることだからです。
複数の事業者から説明を受け、見積もりを取ることは時間もかかってしまいますが、ぜひ実践してみてください。
一般的な費用は建物の種類や被害の規模によっても異なりますが、アパートやマンションは安価で済みますが、一戸建てや店舗では費用が高めになるケースが多いといえます。