倉庫のネズミ対策は何をするべき?侵入防止から駆除・再発防止まで解説
公開日:2026.7.14
倉庫でネズミの気配があると、
「置いているものに被害が出ないか」
「倉庫のネズミ対策は自分でできないのか」
と不安になる方も多いのではないでしょうか。
倉庫のネズミ対策は、粘着シートや殺鼠剤を置くだけでは不十分です。エサ場や隠れ場所、侵入経路が残っていると、一時的にネズミの数が減っても再び入り込む可能性があります。
この記事では、倉庫のネズミ対策で最初に確認すべき場所から、エサを断つ方法、住処を作らせない管理、侵入経路のふさぎ方、自力でネズミを駆除する方法、事業者に相談すべきケースまで解説します。まずは、ネズミが倉庫内でどこを通り、何に引き寄せられているのかを確認しましょう。
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倉庫のネズミ対策は原因確認から
倉庫のネズミ対策は、いきなり駆除グッズを置くだけでは不十分です。なぜなら、ネズミがどこを通り、何をエサにし、どこから入っているのかが分からないまま対策しても、原因が残って再発しやすいためです。
確認すべき点は以下の通りです。
- ラットサインからネズミの活動場所を見つける
- 倉庫内にエサ場と巣材がないか確認する
- ねずみが入れるすき間がないか確認する
まずはネズミの活動場所と侵入のきっかけを確認しましょう。
ラットサインからネズミの活動場所を見つける
ラットサインとは、ネズミが通ったり、何かをかじったり、排泄したりした痕跡のことです。具体的には、フン、黒いこすれ跡、かじり跡、足跡や引きずった尻尾の跡、鳴き声や物音などが該当します。
ネズミは壁際や物陰を通ることが多いため、倉庫の中央よりも、壁沿い、棚の裏、シャッター付近、配管まわり、長く動かしていない荷物の周辺を確認すると見つけやすいです。ラットサインがある場所は、ネズミの通り道や潜伏場所になっている可能性があります。
ネズミを駆除するためにやみくもに粘着シートを置いても、ネズミの通り道から外れていれば捕獲につながりにくくなるため、まずはラットサインを手がかりに、ネズミがどこで活動しているのかを絞り込みましょう。
関連記事:ラットサインとは?ネズミがいるか確かめる見分け方と対処法
倉庫内にエサ場と巣材がないか確認する
ラットサインを確認したら、次に見るべきはエサ場と巣材の有無です。
ネズミが倉庫に入り込む理由は、食品だけではありません。飼料、ペットフード、植物、ゴミ、石鹸などもエサの対象です。また、段ボール、紙類、布類、使っていない梱包材などは、巣材や隠れ場所として使われることもあります。
また、倉庫では「食品を扱っていなければ大丈夫」と考えられがちですが、休憩スペースの食べ残しや、管理が甘いゴミ置き場も、ネズミを引き寄せる原因になります。そのため、被害が出ている食品だけでなく、倉庫全体の保管環境を確認しましょう。
ねずみが入れるすき間がないか確認する
ネズミは小さなすき間から建物内へ侵入します。特に以下は侵入口になりやすい場所です。
- エアコンの配管まわり
- 給排水管まわり
- 換気口
- 通気口
- 基礎部分の穴
- 屋根際のすき間
など
ネズミは1cm程度のすき間があれば入れるため、小さな穴でも放置せず、外周を含めて確認する必要があります。
特に倉庫では、シャッター下やドア下のすき間にも注意が必要です。搬入出で頻繁に開閉する機会があるため、部材の劣化や床とのすき間に気づきにくいことがあります。シャッターを閉めた状態で光が漏れている、風が入る、フンや黒ずみが近くにある場合は、ネズミの侵入経路になっている可能性があります。
倉庫のネズミ対策①基本はエサを断つこと
倉庫のネズミ対策は、駆除より先にエサを断つことが基本です。確認すべき点は以下の通りです。
- 食品・飼料・ペットフードは密閉して保管する
- ゴミ置き場と休憩スペースの食べ残しを放置しない
エサを断つ対策は、ネズミを寄せつけにくくするための土台です。駆除グッズの効果を高めるためにも、まずは倉庫内でネズミが食べられる物を減らしましょう。
食品・飼料・ペットフードは密閉して保管する
食品や飼料、ペットフードを保管している倉庫では、密閉管理が欠かせません。
紙袋や薄い袋のまま保管すると、ネズミにかじられる可能性があります。外から見て破れが小さくても、中身を食べられていたり、フンや尿で汚染されていたりするケースも少なくありません。
保管時は、ふた付きの硬い容器や密閉できるケースを使い、床への直置きは避けましょう。
また、開封済みの袋を輪ゴムやクリップだけで留める方法は避けたほうが安全です。においが漏れると、ネズミを引き寄せる原因になります。食品や飼料を扱う倉庫では、食害だけでなく衛生リスクにもつながるため、まずは保管方法から見直しましょう。
ゴミ置き場と休憩スペースの食べ残しを放置しない
倉庫のネズミ対策では、商品保管エリアだけでなく、ゴミ置き場や休憩スペースも確認しましょう。
ネズミは保管品だけを狙うわけではありません。
など
これらもエサになるため、商品管理を徹底していても、休憩スペースの管理が甘いとネズミを引き寄せる原因になります。
ゴミ袋を床に直接置いたままにすると袋をかじられるおそれがあるため、ゴミ箱はふた付きのものを使い、食品ゴミはできるだけ当日中に搬出することが大切です。また、休憩スペースでは、個人の食品を机や棚に置きっぱなしにしないルールを設けると、エサ場になりにくい環境を維持できます。
こうした対策は担当者だけで完結するものではありません。倉庫を利用する全員が同じルールで管理しなければ、一部の食べ残しや食品ゴミが再発の原因になる可能性があります。日常的に出るゴミや食べ残しまで管理対象に含め、ネズミが寄り付きにくい環境を維持しましょう。
倉庫のネズミ対策②ネズミに住処を与えない
倉庫のネズミ対策は、エサを断つだけでは不十分です。なぜなら、隠れ場所や巣材が残っていると、ネズミが倉庫内に身を潜めやすくなり、駆除しても再発しやすくなるためです。
確認すべき点は以下の通りです。
- 段ボールや布類を長くため込まない
- 荷物を壁際に密着させず点検しやすく置く
- 長く動かさない在庫や資材を放置しない
倉庫は物量が多いため、整理整頓だけでなく「ネズミが隠れにくい置き方」に変えることが大切です。
段ボールや布類を長くため込まない
段ボールや布類は、ネズミの巣材や隠れ場所になりやすいです。
倉庫では、梱包材や古い段ボール、養生材、清掃用のウエスなどがたまりやすく、壁際や棚下に積んだままにすると人の目が届きにくいので、その結果、ネズミが潜みやすい環境ができ、フンやかじり跡に気づくのも遅れやすくなります。
そのため、段ボールを一時保管する場合は、置き場所と保管期限を決めておきましょう。破損した箱や不要な梱包材は早めに処分し、布類やウエスも床に直接置かず、ふた付き容器や専用棚にまとめて保管します。
荷物を壁際に密着させず点検しやすく置く
倉庫の荷物は、壁際に密着させず、点検できる余白を残して置きましょう。
ネズミは壁沿いや物陰を移動することが多いため、壁際に荷物を隙間なく置くと、通り道やフンを見つけにくくなってしまい、荷物の裏側で被害が進んでも、発見が遅れる可能性があります。
在庫や資材を置くときは、壁との間に点検できるスペースを作ることを意識し、棚下やパレット周辺も、ほうきや掃除機が入る状態にしておくことで、フンやかじり跡に気づきやすくなります。
倉庫では保管量を優先しがちですが、詰め込みすぎるとネズミの発見が遅れます。収納効率だけでなく、点検しやすさも考えて配置を見直しましょう。
長く動かさない在庫や資材を放置しない
長期間動かしていない在庫や資材は、ネズミの隠れ場所になりやすい場所です。
毎日出入りする荷物は異変に気づきやすい一方で、使っていない在庫や予備資材、廃棄予定の物は点検が後回しになりやすい傾向にあり、人の手が入らない環境は静かで暗いため、ネズミが潜む環境として使われる可能性があります。
そのため、長期保管品は置きっぱなしにせず、定期的に位置をずらして状態を確認しましょう。フンやかじり跡、尿の跡、袋の破れなどがないかを見ることで、被害の早期発見につながります。廃棄予定の資材も放置せず、保管期限を決めて処分することが大切です。
ネズミを駆除後に再発する現場では、「長く動かしていない物」が隠れ場所として残っていることがあります。ネズミを住みつかせないためにも、倉庫内の動線だけでなく、長く触っていない在庫や資材まで管理対象に含めましょう。
倉庫のネズミ対策③侵入経路をふさぐ
倉庫のネズミ対策は、内部を片づけるだけでは不十分です。なぜなら、外から入れるすき間が残っていると、駆除しても別のネズミが再び侵入する可能性があるためです。
確認すべき点は以下の通りです。
- 配管・壁・天井などのすき間を防鼠材でふさぐ
- 換気口や通気口は金網で保護する
- シャッター下やドア下のすき間を無くす
侵入経路の封鎖は、再発防止の中心になる対策です。ただし、ネズミが中に残っている状態でむやみにふさぐと、建物内に閉じ込めてしまうおそれがあるため、生息状況を確認したうえで、順番に封鎖しましょう。
配管・壁・天井などのすき間を防鼠材でふさぐ
配管まわりや壁、天井付近のすき間は、ネズミの侵入口になりやすい場所です。
ネズミはかじる力があるため、柔らかい素材だけでふさいでも、再び穴を広げられる可能性があります。そのため、すき間をふさぐときは、防鼠パテや金網、金属板など、かじられにくい材料を場所に合わせて使いましょう。
とくに配管の貫通部は、配管と壁の間に小さなすき間が残りやすい部分です。あわせて、壁のひび割れ、基礎部分の穴、天井裏につながるすき間も確認しておくと、侵入経路の見落としを防ぎやすくなります。
ただし、高所や天井まわりの作業は転落や破損のリスクがあるため、確認や施工が難しい場合は専門業者に相談しましょう。
換気口や通気口は金網で保護する
換気口や通気口は、空気の流れを妨げずにネズミの侵入を防ぐ必要があります。
完全にふさいでしまうと、換気不良や湿気の原因になるため、換気口や通気口には防鼠用の金網やメッシュ材を取り付けましょう。配管まわりと同じく、換気口や通気口のすき間も侵入口になりやすいため、物理的に入り込めない状態にすることが大切です。
金網を取り付ける際は、ビスや釘で端が浮かないように固定します。わずかなすき間が残ると、そこから入り込まれる可能性があるため、周囲までしっかり確認しましょう。
固定のしやすさや耐久性を考えると、パンチングメタルが向く場合もあります。塞ぎたい範囲や設置場所に合わせて、使う素材を検討しましょう。
シャッター下やドア下のすき間を無くす
倉庫では、シャッター下やドア下のすき間にも注意が必要です。
搬入出で頻繁に使う場所は、部材の摩耗や歪みによってすき間ができることがあります。閉めた状態で床との間に光が見える、片側だけすき間が大きい、下部のゴムが劣化しているといった場合は、ネズミの侵入口になっていることが多いです。
軽微なすき間であれば、防鼠ブラシや隙間テープ、ゴムパッキンなどで対策できる場合もあります。ただし、床の傾きやシャッター本体の歪み、レール不良、ドアの建付け不良が原因の場合は注意が必要です。無理にふさぐと開閉不良につながるおそれがあるため、自力で対応できる範囲か見極めましょう。
関連記事:ネズミの侵入経路はこう塞ぐ!隙間の見つけ方と塞ぎ方を徹底解説
倉庫でネズミが出たときの自力で駆除する方法
倉庫でネズミが出たときは、捕獲、殺鼠、追い出しにはそれぞれ役割があり、エサ対策や侵入経路の封鎖と組み合わせないと再発しやすいです。
確認すべき方法は以下の通りです。
- 粘着シートや捕獲器で通り道を押さえる
- 殺鼠剤は死骸が見つからないリスクを考えて使う
- 忌避剤や超音波は補助的に使う
自力で駆除する場合は、まず活動場所を確認し、通り道に合わせて対策を行います。駆除後もエサ場や侵入口が残っていれば再発するため、捕まえることだけを目的にしないよう注意しましょう。
粘着シートや捕獲器で通り道を押さえる
粘着シートや捕獲器は、ネズミの通り道に合わせて設置します。
ネズミは壁沿いや物陰を移動することが多いため、倉庫の中央に置くよりも、ラットサインがある壁際や棚裏、シャッター付近、配管まわりなどを狙うほうが効果的です。
設置するときは、黒いこすれ跡がある壁際に、粘着シートを複数枚つなげて置きネズミが避けにくい状態を作りましょう。ただし、周囲にエサが多いと捕獲器に近づきにくくなるため、事前に食べ物やゴミを片づけておくことが大切です。
また、クマネズミなどの警戒心が強い個体はすぐに捕まらない場合があります。設置場所が通り道から外れている、周囲にエサが残っている、倉庫内に隠れ場所が多いと捕獲効率は下がるため、捕獲器だけに頼らず、エサ管理と環境整理も同時に進めましょう。
殺鼠剤は死骸が見つからないリスクを考えて使う
殺鼠剤は、種類ごとの効き方を理解したうえで選ぶことが大切です。
殺鼠剤には、一度食べると比較的短時間で作用する急性毒タイプと、数日かけて効果が出る遅効性タイプがあります。効き方や設置方法は製品によって異なるため、使用前に説明を確認しましょう。
警戒心が強いクマネズミは、新しいエサをすぐに食べない傾向があります。そのため、すぐに異変が出にくい遅効性タイプのほうが、警戒されにくいケースもあります。
ただし、殺鼠剤を食べたネズミが、屋根裏や壁の中、荷物の裏など人目につきにくい場所で死ぬこともあるため、回収できない場所に死骸が残れば、腐敗臭や害虫の発生につながるおそれがあります。
とくに倉庫で注意したいのは、商品や資材の裏に死骸が残るケースです。異臭や虫の発生だけでなく、商品管理に影響する可能性もあるため、食品や衛生管理が求められる倉庫では、設置場所と回収しやすさを考えたうえで使用しましょう。
また、周囲に他のエサが残っていると、殺鼠剤を食べないことがあります。使用する場合は、エサになる物を片づけてから設置し、食べた形跡や死骸の有無を継続して確認しましょう。
忌避剤や超音波は補助的に使う
忌避剤や超音波は、ネズミを追い出すための補助策として考えましょう。
忌避剤は、ネズミが嫌がるにおいや成分で近づきにくくするものです。一方、超音波機器は、ネズミにとって居心地の悪い環境を作る目的で使われます。ただし、エサ場や巣材、侵入口が残っていれば、別の場所へ移動するだけで倉庫内にとどまるおそれがあります。
倉庫は広く、荷物も多いため、棚裏や壁内、荷物の陰までは忌避剤や超音波が届きにくいため、倉庫に隠れているネズミの単独対策としては弱いといえます。
そのため、忌避剤や超音波は、粘着シートや捕獲器、エサ管理、侵入経路の封鎖と組み合わせる必要があります。これだけで完了と考えてしまうと、再発の原因を残してしまいます。
業者に相談するか悩む…頼むべき3つのケース
倉庫のネズミ対策は、すべて自力で解決できるとは限りません。なぜなら、倉庫は範囲が広く、侵入口が複数あることも多いため、被害状況によっては個人対応では追い切れない可能性があるためです。
業者に相談するポイントは以下の通りです。
- 被害範囲が広く侵入口が複数ある
- 商品汚損や配線被害、設備被害が出ている
- 定期点検と再発防止まで任せたい
被害の範囲や業務への影響を見極めたうえで、必要な場合は早めに専門業者へ相談しましょう。
被害範囲が広く侵入口が複数ある
倉庫内の複数箇所でフンやかじり跡が見つかる場合は、業者への相談を検討しましょう。
被害範囲が広い場合、ネズミの通り道や潜伏場所が複数に分かれている可能性があります。侵入口も1か所とは限らず、配管まわり、換気口、シャッター下、壁のすき間などに分散しているかもしれません。
広い倉庫では、すべての侵入口を見つけるだけでも手間がかかるため、天井裏や高所、壁内に関わる場所は、安全面からも無理に確認しないほうがよいケースがあります。被害が一部に限られないときは、ネズミ駆除業者に現地調査で侵入口や活動範囲を見てもらうことが大切です。
商品汚損や配線被害、設備被害が出ている
商品汚損や配線被害、設備被害が出ている場合は、早めに業者へ相談しましょう。
ネズミは商品や資材をかじるだけでなく、フンや尿によって衛生環境を悪化させることがあります。また、配線をかじられると、機械の不具合や停電、火災などにつながるおそれもあるため、軽視は禁物です。
商品に被害が出てからでは、廃棄や点検、取引先への対応が必要になることもあります。とくに食品、日用品、精密機器、梱包資材などを扱う倉庫では、衛生面や品質管理への影響が大きくなりやすいです。
被害が業務に影響している場合は、自力で様子を見るよりも、原因調査・駆除・再発防止をまとめて業者に頼むほうが現実的です。
定期点検と再発防止まで任せたい
一度駆除したあとの再発が不安な場合は、定期点検まで対応できる業者に相談する方法もあります。
ネズミ対策は、単発の駆除だけで終わるとは限りません。エサ場や巣材、侵入口、周辺環境が変わらなければ、再び入り込まれる可能性があります。とくに倉庫は入荷や出荷で荷物の位置が変わりやすく、対策後も状態が変化しやすい場所です。
業者に依頼する際は、ネズミの種類や発生原因を確認してくれるか、侵入口の封鎖まで対応できるか、再点検やアフターフォローがあるかを確認しましょう。調査、駆除、予防、定期管理まで一貫して見てもらえると、再発防止につながりやすくなります。
「一度出たら終わり」ではなく、再発しにくい管理体制を作りたい場合は、専門業者への相談が向いています。
倉庫のネズミ対策は日常点検の仕組み化で再発を防ごう
倉庫のネズミ対策は、一度駆除して終わりではありません。なぜなら、荷物の出入りによって保管状況やゴミの量、開閉部の状態が日々変わるため、対策後も再発する可能性があるからです。
再発防止で確認したいポイントは以下の通りです。
- 点検する場所を決める
- 食べ残しやゴミの管理ルールを決める
- 侵入口の破損やラットサインを定期的に確認する
日常点検を仕組み化すると、ネズミが定着する前に異変を見つけやすくなります。担当者だけに任せるのではなく、倉庫を利用する全員で点検基準や管理ルールを共有することが大切です。
点検場所は、壁際や棚裏、シャッター下、配管まわり、換気口、ゴミ置き場、休憩スペース、長期間動かしていない在庫の周辺などが中心です。フンやかじり跡、袋の破れ、黒いこすれ跡、異臭がないかを定期的に確認しましょう。
また、入荷した荷物を壁際へ積み上げない、食品のゴミを放置しない、段ボールをため込まない、長期間動かしていない在庫を定期的に動かすなど、日常業務の中で続けられるルールを決めておくと、対策を継続しやすくなります。
ネズミ被害が繰り返される原因は、駆除方法だけにあるわけではありません。エサ場や隠れ場所、侵入口、点検不足のいずれかが残っていると、再発につながります。
倉庫のネズミ対策では、原因確認、ネズミのエサとなる食材の管理、住処の整理、侵入経路の封鎖、必要に応じた駆除を組み合わせることが大切です。被害が広がっている場合や商品・設備に影響が出ている場合は、専門業者への相談も検討し、再発防止まで含めた対策を進めましょう。
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