食器棚のトラブル事例、原因、対処方法、修理の費用相場を解説します。
食器棚は毎日使う物で、食器を置く性質上傷つくことも多い家具でしょう。毎日使うもののため、トラブルなく長く使いたいもの。
ぜひこの記事を参考にして、食器棚のトラブルが起きてもスムーズに対処してみてください。
食器棚のトラブル事例として多いのは食器棚の中の棚の傷や、扉の開閉によるものです。このトラブルは毎日の使用で差し支えてしまうため、もしトラブルになった場合は早めに対処したいものです。
特に扉は毎日使うもののため、日々の負担が蓄積し、トラブルが起こりやすくなっています。
たとえば、開戸の蝶番がぐらつくようになった、取手が取れてしまった、扉が閉まらなくなったなどがあるでしょう。
引き戸や引き違い度の場合は開戸と異なり、トラブルが起こりにくいです。ただし、食器棚全体に歪みが出てしまい、動きに影響するなど、開閉にトラブルがある場合は対処が難しいことになることもあります。
歪みは家具全体の問題となるためです。修理しようとしても、個人での対処が難しく、大掛かりな修理が必要になる可能性もあるでしょう。
場合によっては買い替えた方がよい場合もあるかもしれません。レールが悪くなっているだけの場合もありますが、原因を正しく把握できていなければ、対処は困難でしょう。
食器棚は毎日の使用で傷つきやすい家具でもあります。皿やコップなどの食器と擦れてしまうことで傷がつきやすいです。そのような場合は表面にシートなどを敷いて予防するのが効果的ですが、補修も可能です。
ただし、補修費用はそれなりに高額なため、予防措置を取る方が簡単かつコスパが高いでしょう。
食器棚は毎日使う物で、経年劣化は避けられません。特に開閉が多い扉は劣化が進みやすくなるでしょう。
また、使い方によっては劣化が加速します。
具体的に言えば、荒っぽい使い方などがあるでしょう。ガタンと大きな音が鳴るような開閉を続けていると、家具には負担が蓄積されていきます。
1度や2度のトラブルでどうにかなることではありませんが、それが数年単位で繰り返されれば、故障の原因としては十分にありえることです。
特に子どもの場合は無理な使い方をしがちのため、長持ちさせたいのであれば、対策が重要になるでしょう。
また、家具の歪みが原因になって開閉がしにくくなることもあるため、注意が必要です。具体的に言えば、床が水平ではない場合、中の重量がどちらかに偏っている場合が原因で家具は歪むことがあります。
こちらも1日2日ではなく数年単位で徐々に進行するため、日頃の扱いが大切です。
食器棚の傷や凹みの原因は言うまでもありませんが、傷をつけないためには予防策が重要です。シートやトレイなどを敷き、その上に置いておけば、傷がつくのは避けられるでしょう。
また、水で濡れたものをそのまま入れると傷や凹み、汚れやシミなどの原因になります。
食器棚の開閉トラブルには、金具などの交換、調整で対処しましょう。
扉を支える蝶番は扉の取り付け位置について細かい調整が可能です。この調整をすることで、開閉についてのトラブルが解消することがあります。
ビス穴自体がダメになっている場合は付け替えを検討しましょう。ただし、この調整は慣れていない人がやるには難しく開閉の状態が悪化することもあります。
取手が外れている、緩んでいる場合は取手を付け替えて対処できます。これはビスとドライバーがあれば、作業でき5分とかからずに対処できるでしょう。
また、引き戸や引き違い度の場合はレールの状態を確認します。動かすときに何かと干渉していないか、レールに歪みや異変がないかを確認してください。
それらの原因を解消することで、開閉の問題は解決します。
ただし、内容によっては対処が難しく、自分で対処しようとすることで、症状が悪化することも少なくありません。そのため、自分で対処する場合は自己責任で行うようにし、できるだけ家具の修理業者に依頼しましょう。修理費用が高額になる場合は買い替えも選択肢になります。
食器棚の修理相場は内容によりますが、10,000円〜が大まかな相場です。
簡単な修理であれば、これよりも安いこともありますが、このくらいはかかると考えた方がよいでしょう。
取手が外れた場合、蝶番の調整、金具の故障であれば、対処が簡単なため比較的修理が安価で済みやすいです。
これらの作業はDIYでも可能ではあります。ただし、蝶番の調整などは慣れが必要で、下手に触ると状態が悪化することも･･･。そのため、修理業者に任せる方が間違いないでしょう。取手が取れているだけであれば取り付けはDIYでも十分可能です。
傷の補修は傷の範囲や内容にもよりますが、10,000円程度で対処できることが多いでしょう。自分でDIYすることも不可能ではありませんが、修理した痕跡が残りやすいため、仕上がりとして傷がわからないレベルまでにしたいと思う場合は修理業者に依頼する方がよいでしょう。
この記事では食器棚のトラブル事例や原因、対処方法や修理相場について解説しました。
食器棚のトラブルの多くは蝶番や取手などの金具を取り替えるだけで簡単に解決するものです。ただし、中には食器棚そのものの歪みが影響することもあり、修理費用が高額になることも。
そのようなトラブルを回避するためには、日頃の使い方が大切です。この記事を参考に食器棚を適切に使い長持ちさせましょう。
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