1.リフォーム会社は7種類に分けられる
リフォーム専門の会社だけではなく、ホームセンターに依頼するのが可能な場合も
リフォーム工事に対応している業者にはさまざまな種類があります。それぞれ得意分野や特徴が異なるため、依頼先を決める前に業者の種類を理解しておくことが大切です。
リフォーム工事を行っている会社は、大きく次の7種類に分けられます。
①リフォーム専門会社
リフォーム専門会社にはさまざまなタイプがあり、住宅全体のリフォームに対応する会社もあれば、水回りなど特定の工事に特化した会社もあります。地元密着型で比較的小規模な会社が多い点も特徴です。
②設計事務所
設計事務所は、リノベーションなど比較的規模の大きいリフォームを得意としている場合が多くあります。デザイン性や設計にこだわりたい場合は、設計事務所への依頼を検討するとよいでしょう。
③ハウスメーカーのリフォーム部門
多くのハウスメーカーには、リフォームを担当する部門や子会社があります。大規模なリフォームを行うケースが多いですが、水回りなど部分的なリフォームに対応している場合もあります。
④工務店
工務店は幅広いリフォームに対応していることが多く、増改築などの工事も依頼できます。自社で設計から施工まで行う会社もあれば、設計事務所の設計をもとに工事のみを行う会社もあります。
⑤ホームセンター
多くのホームセンターではリフォームサービスを提供しており、洗面化粧台やウッドデッキの設置など、既製品の取り付け工事を中心に対応しています。比較的費用を抑えられることが多いため、設備の交換など簡単なリフォームに向いています。
⑥職人
屋根や外壁、内装など特定の工事を専門とする職人が運営している会社に依頼する方法もあります。工事内容が限定されている場合は、専門の職人に依頼することで適切な施工を受けられることがあります。
⑦住宅設備メーカー
多くの住宅設備メーカーは、自社製品を扱う施工業者とのネットワークを持っています。使用したい設備が決まっている場合は、その製品を扱う住宅設備メーカーに相談する方法もあります。
2.選び方のコツ①リフォームの実績があるか
その会社は希望するリフォームでどれくらい実績があるのかが重要
リフォーム会社を選ぶ際のポイントは、自分が希望している工事について、その会社がどれくらいの実績を持っているかを確認することです。リフォーム会社にはそれぞれ得意とする分野があるため、依頼する内容と会社の得意分野が一致しているかを確認することが重要です。
希望している工事と会社の得意分野が合っていない場合、満足できる仕上がりにならない可能性があります。たとえば、水回りの工事を得意とする会社に外壁修理を依頼した場合、十分な対応ができないケースも考えられます。
外壁修理では、工事を進める中で壁の内側や下地の劣化が見つかり、追加の補修が必要になることもあります。外壁工事の実績が豊富な会社であれば、追加工事が発生する可能性や追加費用についても、事前に説明してくれる場合が多いでしょう。
また、マンションのリフォームを依頼する場合は、集合住宅の施工経験がある会社に依頼することが大切です。マンションには管理規約があり、工事内容によっては制限が設けられていることがあります。
もし知識や経験がない会社に依頼してしまうと、管理規約に違反する工事を行ってしまう可能性があります。規約に違反した場合は、原状回復のための追加工事が必要になることもあり、結果として費用負担が大きくなる恐れがあります。
3.選び方のコツ②質問にしっかりと答えてくれるか
質問をはぐらかすような会社だと、今後トラブルになる可能性も
リフォーム会社を選ぶコツの一つは、質問をしたときに分かりやすく答えてくれる会社を選ぶことです。見積書の内容や工事内容について疑問点があった場合、担当者が納得できる説明をしてくれるかどうかは、信頼できる会社かどうかを判断する重要なポイントになります。
質問に対して分かりやすく説明してくれる会社であれば、工事内容や費用についても安心して任せやすくなります。たとえば、見積書の分かりにくい部分について質問した際に、具体的な内容や費用の内訳を丁寧に説明してくれる会社であれば、信頼性は高いといえるでしょう。
一方で、専門用語を多用して説明を避けたり、質問に対して曖昧な回答しかしない担当者がいる会社には注意が必要です。説明が不十分なまま契約してしまうと、工事内容や費用について後からトラブルになる可能性があります。
また、リフォームの内容によっては費用が高額になることもあります。そのため、「細かく質問すると失礼かもしれない」と遠慮する必要はありません。気になる点があれば、納得できるまで確認することが大切です。
もし説明に不安を感じたり、対応に信頼できない点があった場合は、その会社との契約を急ぐ必要はありません。リフォーム会社は数多く存在するため、信頼できる会社を見つけてから依頼するようにしましょう。
4.選び方のコツ③保証やアフターサービスはどうなっているか
リフォーム完了後の保証やアフターサービスなどが充実している会社なら安心
リフォーム会社を選ぶ際は、リフォームが完了した後の保証やアフターサービスの内容を、契約前に必ず確認しておくことが大切です。費用の安さに目が向きやすいものの、工事後の保証内容を確認しておかないと、万が一のトラブル時に十分な対応を受けられない可能性があります。
保証やアフターサービスの内容を契約前に確認しておかないと、工事後の不具合に対応してもらえない可能性があります。工事中に資材を壁へぶつけて傷が付いてしまう事故や、リフォーム完了後に施工不良が見つかるケースは珍しくありません。
リフォームは必ずしも予定通りに問題なく完了するとは限らないため、「万が一のトラブルが起きる可能性もある」という前提で確認しておくことが重要です。保証内容を確認しないまま契約してしまい、工事後に不具合が見つかっても対応してもらえず、結果的に自己負担で修理することになったというケースもあります。
リフォームは決して安い工事ではないため、契約前に保証期間や対応範囲、アフターサービスの内容を確認しておくことが大切です。保証制度や点検サービスが整っている会社であれば、工事後も安心して任せやすくなります。
少し手間に感じるかもしれませんが、後悔しないためにも、リフォームが完了した後の保証やアフターサービスの内容は契約前に必ず確認しておきましょう。
5.選び方のコツ④リフォームの費用は適正か
相場の価格を把握するためにも、複数のリフォーム会社から見積もりをもらうことが重要
リフォーム会社を選ぶ際は、その工事費用が適正かどうかを確認することが重要です。リフォーム費用は建物の状態や工事の規模、施工内容によって大きく変わるため、同じ工事内容でも会社によって見積金額が異なることがあります。
リフォーム費用が適正かどうかを判断するためには、必ず複数の会社から見積もりを取ることが重要です。1社だけの見積もりでは、その金額が相場より高いのか適正なのか判断することが難しくなります。
複数の会社から見積もりを取ることで、工事費用の相場を把握しやすくなります。また、会社ごとに工事内容や費用の内訳が異なるため、どの会社がどのような施工を行うのかを比較することも可能になります。
リフォームを検討している場合は、できるだけ費用を抑えたいと考える人も多いでしょう。ただし、費用だけで判断してしまうと、工事内容や施工品質に差が出る可能性があります。
工事の品質を維持しながら費用を抑えたい場合は、複数の会社から見積もりを取り、工事内容と費用のバランスを確認したうえで会社を選ぶことが大切です。なお、多くのリフォーム会社では見積もりを無料で行っているため、遠慮せずに相談してみるとよいでしょう。
6.リフォーム会社選びで失敗しないためのまとめ
自分の希望に合った会社を比較して慎重に選ぶことが大切
リフォーム会社を選ぶ際は、工事内容に合った会社を見極めることが重要です。リフォーム会社にはそれぞれ得意分野があり、水回りや外壁、リノベーションなど、対応力や実績は会社ごとに大きく異なります。そのため、まずはリフォーム会社の種類や特徴を理解し、自分が希望している工事内容に合った会社を選ぶことが基本になります。
また、見積もり内容について質問したときに、分かりやすく説明してくれる会社かどうかも重要な判断材料です。質問に対して丁寧に説明してくれる会社であれば、工事内容や費用についても納得したうえで依頼しやすくなります。
さらに、工事後の保証やアフターサービスの有無、保証期間なども契約前に確認しておくことが大切です。リフォームでは、工事中の事故や施工後の不具合が発生する可能性もあるため、万が一の対応体制を確認しておくことで安心して依頼できます。
そして、費用が適正かどうかを判断するためにも、複数の会社から見積もりを取ることを忘れないようにしましょう。複数の見積もりを比較することで、費用の相場や工事内容の違いが分かりやすくなり、自分に合った会社を選びやすくなります。
リフォームは決して安い工事ではありません。費用だけで判断するのではなく、実績・対応・保証・見積もり内容などを総合的に比較して、信頼できるリフォーム会社を選ぶことが後悔しないためのポイントです。