《故障事例や対処方法など》お風呂のガス給湯器修理について詳しくご紹介します!
公開日:2022.1.31 更新日:2024.4.12
お風呂のガス給湯器が故障してしまった場合、お湯が出なくなってしまうので大変困りますよね。また、修理しなければ大事になる可能性もあります。
この記事ではお風呂のガス給湯器が故障した事例、原因、対処方法、修理相場について解説します。この記事を参考にして、ガス給湯器が故障した場合でも慌てずに対処してください。
お風呂のガス給湯器が故障してしまった場合、お湯が出なくなってしまうので大変困りますよね。また、修理しなければ大事になる可能性もあります。
この記事ではお風呂のガス給湯器が故障した事例、原因、対処方法、修理相場について解説します。この記事を参考にして、ガス給湯器が故障した場合でも慌てずに対処してください。
お風呂のガス給湯器が故障する事例は大まかにリモコンが故障するか、本体が故障するかのどちらかに分けられます。
リモコンが故障するケースとしては、リモコンのボタンが動かなくなる、画面が割れて液晶に何も映らなくなる、電源を入れても電源が入らないといったものが多いです。これらの故障は簡単な部品で直せることもありますが、リモコン自体がそれほど高くはないため、交換する方が安く抑えられるケースが多いでしょう。
また、ガス給湯器本体が故障しているケースもあります。この場合、リモコンにエラー表示がされ、反応しないことが多いでしょう。
最近の給湯器では少ないですが、黒煙や白煙が出ている場合は、不完全燃焼により、一酸化炭素中毒などの危険性があるため、そのような場合はすぐに使用を中止してください。
ガス給湯器本体には様々な部品が含まれており、表示されるエラーコードを見れば、ある程度どのようなトラブルが起きているか、対処法までわかります。
故障だと思っていても、実は故障ではないケースもあるでしょう。
例えば給湯器の電源が入っていなかった、ガスの元栓が入っていなかったなどのケースも考えられます。このような場合、個人でも簡単に対処できるため、故障の原因がわかれば、スムーズに対処できるでしょう。
お風呂のガス給湯器の故障原因は大まかに部品の部分的な損傷と、経年劣化によるものが挙げられます。
ガス給湯器の部品は経年劣化を起こしやすく、どう使っていても部品はいずれ劣化し故障してしまいます。そのためガス給湯器の故障は長い目で見れば避けられるものではありません。
ただし、普段の使い方次第で故障する可能性が上がってしまうのが、リモコンです。リモコンのボタンは、ある程度の耐久性があるものの、ボタンを強く押しすぎる、強い衝撃を与えるなどすることで、基板やボタン部分の故障、液晶の割れなどを引き起こしてしまいます。このようなトラブルの場合、部品交換で済むことは少なく、リモコンを交換する以外の対処方法はないでしょう。
リモコン交換でも、部品代以外に作業手間がかかるため、費用がそれなりにかかってしまいます。毎日人の手が触れるリモコンは丁寧に扱うことをおすすめします。
ガス給湯器は家の外部にあるもののため、一部の状況を除き、そう簡単に故障することはありません。ただし、冬氷点下を下回るような気候で給湯器を使う場合は、配管の凍結に注意が必要です。
配管が凍結し破裂してしまうと、配管だけではなく、給湯器本体もダメージを受けてしまう可能性があります。このような場合、使用年数にかかわらず、交換が必要になることもあるため、注意しましょう。
ガス給湯器が故障した場合、まずはリモコンに表示されているエラーコードを確認してみましょう。
説明書を見れば、エラーの内容がわかるため、まずはそちらを参考にしてください。説明書にある内容を試せば、問題が解決するでしょう。
ただし、エラーコードの内容によっては個人では対処できない場合があります。また、リモコン画面が表示されず、エラーコード自体がわからないこともあるでしょう。この場合は、修理業者に依頼することをおすすめします。
故障の内容によって修理内容が変わります。リモコンが故障した場合であれば、リモコンを交換すれば問題は解決するでしょう。しかし、ガス給湯器を設置してから、10年以上時間が経過している場合は、故障内容にかかわらず、交換を検討した方がよい場合も多いです。ガス給湯器は毎日使っていると、どうしても部品が劣化してしまいます。
多くの部品の耐久性は10年前後が目安ですが、10年を経過すると給湯器の様々な部品が故障し始める可能性があります。また、給湯器の部品の多くは10年以上経過すると部品が生産されなくなることが多く、純正品で部品が調達できないことも少なくありません。
このようなケースがあるため、10年以上使っている給湯器が故障した場合は交換を検討した方がベターです。
お風呂のガス給湯器の故障は内容にもよりますが、業者にもよりますが、約7,000円からで対応してくれます。ガス給湯器が故障した場合、作業自体はちょっとした手間であっても、修理業者の移動費用や作業の手間がかかってしまうため、最低でもこのくらいはかかってしまうと考えてよいでしょう。また、部品代が別途かかります。
リモコンの交換の場合であれば、部品代も込みで15,000円ほどかかると考えればよいでしょう。
給湯器本体の故障が原因の場合は、内容によりますが、10年以上経過しているガス給湯器の場合、修理費用が高額になる可能性があります。給湯器の故障部分が複数あることがあり、10万円以上修理費用がかかってしまうことも。
このような場合は、修理よりも交換を検討した方がよいでしょう。修理自体は可能でも、他の部品も故障していることがあり、修理後またすぐ故障してしまう可能性があります。
10年を経過している給湯器の場合は、リモコンを交換すれば解決するようなケースでも、給湯器本体の交換が選択肢に入るでしょう。場合によっては部品の取り寄せ自体ができず、交換するしか選択肢がない場合もあります。
本体を交換する場合は、給湯器の号数や性能にもよりますが20万円から30万円の費用がかかります。
この記事ではお風呂のガス給湯器が故障した事例、原因、対処方法、修理費用の相場について解説しました。
ガス給湯器の故障は10年を経過している場合、修理が厳しいことが多く、交換をした方がよいケースがほとんどです。また、エラーコードを確認すれば、自分で対処できることもあるため、まずはエラーコードを確認し、故障内容を把握することから始めましょう。