窓ガラスを交換する時の費用や業者について疑問を解決!
公開日:2021.7.20 更新日:2024.4.1窓ガラスの交換に関する疑問を解決!「どのような時に交換すべきか」「窓ガラスの交換費用はいくらか?」「業者に依頼すべきか」など窓ガラスの交換を行う際にわからないことや疑問点はありますよね?こちらでは窓ガラスの交換に役立つ情報を確認できます!
窓ガラスの交換に関する疑問を解決!「どのような時に交換すべきか」「窓ガラスの交換費用はいくらか?」「業者に依頼すべきか」など窓ガラスの交換を行う際にわからないことや疑問点はありますよね?こちらでは窓ガラスの交換に役立つ情報を確認できます!
窓ガラスを交換する場合、割れてしまったものを修理するためという理由で行なうことを想像する人が多いと思います。しかしそれ以外にも、防犯や防音性を高めるため、省エネ対策のために窓ガラスを交換する事例も増えて来ています。
空き巣の侵入防止等のために窓ガラスを交換したい場合は、窓ガラスが割れるまでの時間によってランクが変わってくるため、どの程度防犯性を高めたいか確認しておくことが大切です。また、防犯のために網入りガラスにすることを検討する人もいるかと思います。
しかし、網入りガラスは割れてしまった時に破片が飛散することを防止する効果はありますが、防犯の面ではあまり優れていないので注意が必要です。また、特に夏と冬の冷暖房効果を高め、省エネ対策をするために窓ガラスの交換を検討している方は、ペアガラスの断熱ガラスに交換することがオススメです。
なお、防音性を高めるために窓ガラスを交換する場合、窓のサッシを同時に交換することが大切です。一般的なサッシにはわずかに隙間があるものが多く、せっかく窓ガラスを防音機能の高いものに交換しても十分に音を遮断する効果を発揮しません。なので、より確実に遮音効果を得たい場合は、窓ガラスとともに防音性に優れたサッシや二重サッシなどへ交換することをオススメします。
窓ガラスの交換と聞くと難しそうに感じますが、実は自力でも対応する方法があります。窓ガラスは、交換作業の前に、まずは取り付ける予定の新しいガラスのサイズを把握する必要があります。
サッシ付きの窓ガラスの場合、ガラスを取り外さなくてもゴムビートと呼ばれる部品の内側、見えているガラスの部分の縦と横の長さをまず計ります。次に、ガラスとビートの間に薄い定規などを挟んで、ゴムビート内にどれくらいガラスが入っているかを計測することで窓ガラスの全体の大きさがわかります。
窓用のガラスはホームセンターなどで入手が可能です。購入が完了したら、窓のサッシ部分にあるサッシ固定ビスと呼ばれる部品を、ドライバーなどを使って外します。この時、近くにある戸車の高さを調整するビスを外してしまわないように、注意が必要です。サッシ固定ビスを外し終わったら、サッシをバラして古いガラスを取り外します。
古い窓ガラスを取り外した後は、新しいガラスにビートと呼ばれる部品を巻きます。最後に、ビートを巻きつけた窓ガラスにサッシをはめ込み、外れどめや戸車にあるサッシ固定ビスなどを再び取り付ける方法を取ることで、窓ガラスの交換は完了します。作業が完了したら、窓ガラスがサッシなどの外枠にしっかりと固定されているか、確認するようにしましょう。
最近では防犯性や耐熱・遮熱性に優れたガラスも出てきています。窓ガラスが割れてしまった際などに、これを機にもっと高機能なものに変えたいと考える人も多いのではないでしょうか。
ですが、戸建てと違い、マンションやアパートなどの共同住宅の場合は、窓のガラスの種類によっては交換ができないケースもあります。ポイントとなるのは、窓ガラスの外観と強度。外観については、たとえば透明度やガラスの反射率などが、他の部屋と明らかに異ならないことが大切となってきます。
また、強度については、風圧に耐えられるかや防火機能など、交換前のガラスと同じ基準を満たしているかどうかが重要なポイントとなってきます。心配な場合は、交換可能なガラスの種類だけではなく、提携している業者を紹介してもらえる場合もあるため、まずはマンションなどの管理会社に連絡するとよいでしょう。
なお、共同住宅の場合は規約上窓ガラスだけではなく窓のサッシ自体 の交換もできない場合がほとんどです。これは、マンションなどで使われているビル用サッシが外壁の内側に溶接されて取り付けられているケースが多く、交換しようとすると外壁自体 にも影響が出てしまうためです。なので、現在の窓枠の設備では対応しきれないような高機能な種類の窓ガラスについても、基本的には交換不可能であると考えて良いでしょう。
窓ガラスが割れてしまったり、防犯や省エネなど、目的に合ったものに交換したい場合の費用の相場をご紹介します。
窓ガラスの交換費用の値段は、主にガラスの種類によって異なり、一般的な透明ガラスので5,000〜18,000円、すりガラスは14,000~30,000円、断熱ガラスの場合は18,000~35,000円、強化ガラスでは25,000~50,000円程度が相場となっています。また、窓の大きさやガラスの厚みも交換費用が変動する要素となります。
大きさであれば、最も小さいものと大きいものでは10,000〜20,000円、厚さについては数ミリの変化で10,000円程度料金が変わってきます。なので、窓ガラスを交換する際は用途や目的など、事前によく業者と相談して交換するものを決めるようにするとよいでしょう。
なお、たとえば高機能な窓ガラスに交換する際などは、現状の窓枠やサッシが対応しきれない場合もあります。アタッチメントをつけたり、窓枠やサッシごと交換しなければ新しい窓ガラスに対応できない場合などは、その分別途費用がかかってくるので注意が必要です。現状の窓の設備に対してどこまで出来るのか、目的に合わせた交換をしようとするとどんな作業が必要になってくるのか、業者に十分に確認しておくことが大切です。
外部からの衝撃や、ガラスやフレーム部分の膨張によって、窓ガラスは突然割れてしまうことがあります。また、破損以外にも、機能面から、窓ガラスを交換したくなるケースもあるでしょう。
窓ガラスの交換はガラスの切り出しなど、安全面や専門的な技術を考慮すると、業者に依頼する方が賢明です。なお、依頼する業者を選ぶ際は、なるべく自宅から近い業者を複数社ピックアップし、費用や対応面などを比較するとよいでしょう。
また、費用面については、出張見積もりを無料で対応してくれる業者を選ぶことをオススメします。窓ガラス交換の費用に付いては、業者も実際に現場へ足を運ばないと必要な窓ガラスの素材や厚み、自宅の設備を考慮した交換作業の内容を把握出来ず、正確な金額を算出できないためです。
なお、マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいて窓ガラスの交換を検討している場合は、まずは管理会社に連絡するのもひとつの手です。窓ガラスの交換を行なっている業者を紹介してもらえる可能性もありますし、費用負担や作業内容、交換するガラスの基準等、確認が後手に回るとトラブルに発展しかねないケースが潜んでいる場合もあるためです。