1.自分で網戸の張り替えをする際に100均で揃えるアイテム
全て揃えても1,000円以内
網戸が少し破れた程度であれば、できるだけ費用をかけずに自分で直したいと考える人も多いのではないでしょうか。実際に、網戸の張り替えに必要な道具は100円ショップで一通りそろえられるため、費用を抑えながら対応しやすい方法といえます。
まずは、自分で網戸を張り替える際に必要となる基本のアイテムを確認しておきましょう。
網戸用ネット
網戸用ネットは枠よりも少し大きめのサイズを選び、張り替え後に余った部分をカットして使います。サイズに余裕があることで、張るときのズレを防ぎやすくなります。
網戸押さえゴム
網戸押さえゴムはネットを枠に固定するために欠かせないパーツです。太さが合っていないと外れやすくなるため、事前に現在使用しているゴムのサイズを確認しておくと安心です。100円ショップでは約7メートルの商品が多く、一般的な網戸1枚分に対応できます。
網戸ローラー
網戸ローラーを使ってゴムを溝に押し込むことで、ネットを均一に張りやすくなります。仕上がりのきれいさにも影響するため、用意しておきたい道具です。
あると便利なアイテム
基本の3点に加えて、古いゴムを外すためのマイナスドライバー、余分なネットを切るカッター、仮止めに使うマスキングテープやクリップがあると作業が進めやすくなります。細かな作業を安定して行いやすくなり、仕上がりのズレも防ぎやすくなります。
これらの道具はすべてそろえても1,000円以内に収まることが多く、費用を抑えながら自分で網戸の張り替えに取り組みやすい点が大きなメリットです。
2.100均アイテムで網戸を張り替える手順
所要時間は1枚あたり30分〜1時間ほど
100円ショップの道具を使った網戸の張り替えは、初めてでも手順を押さえれば進めやすい作業です。所要時間は1枚あたり30分から1時間程度が目安で、落ち着いて順番に進めることが仕上がりを左右します。
1.古い網とゴムを外す
最初に古い網と網戸押さえゴムを外します。マイナスドライバーで溝に入っているゴムを引っ掛けて取り外し、その後に古い網を剥がします。力を強くかける必要はなく、手順どおり進めればスムーズに外せます。
2.新しい網を広げて仮止めする
新しい網を網戸枠より少し大きめに広げ、全体を覆うようにかぶせます。たるみが出ないよう軽く引っ張りながら、マスキングテープやクリップで四隅を仮止めしておくと、その後の作業が安定します。
3.ゴムを押し込んで固定する
網戸押さえゴムを溝に入れ、網戸ローラーで押し込んでいきます。角はL字に軽く固定してから、溝に沿って均一な力で押し進めるのがポイントです。力のかかり方にムラがあると、網にたるみが出やすくなります。
4.余分な網をカットして仕上げる
固定が終わったら、枠からはみ出した網をカッターで切り取ります。ゴムが浮いている部分があれば再度ローラーで押し込み、全体を整えれば完成です。仕上がりをきれいにするには、最後にゴムの浮きがないか確認することが重要です。
3.網戸を自分で張り替える際のポイント・注意点
ゴムが外れない、カッターで新しい網戸も切ってしまったなどの失敗例も
網戸の張り替えを自分で行うと、想像していたより難しいと感じることもあります。特に初めての場合や力作業に慣れていない場合は、1枚仕上げるだけでも負担に感じることがあります。事前に失敗しやすいポイントを把握しておくことで、作業中のストレスを軽減しやすくなります。
押さえゴムが外れない・入らない
古いゴムは劣化して外れにくくなることがあるため、切れ目から浮かせて少しずつ引き上げると取り外しやすくなります。新しいゴムがうまく入らない場合は、太さが合っていない可能性があります。また、力を入れすぎると押し込みにくくなるため、ローラーは軽く滑らせるように使うことがポイントです。
新しい網まで切ってしまう
余分な網をカットする際に、勢いよく切ると新しい網まで傷つけてしまうことがあります。網を軽く引っ張りながら枠に沿って少しずつ切り進めることで、失敗を防ぎやすくなります。急がず丁寧に作業することが仕上がりの差につながります。
こうした失敗は特別なものではなく、初めて取り組む際には起こりやすいものです。焦らず手順どおりに進めることが重要であり、時間に余裕があるときに作業することで、落ち着いて取り組みやすくなります。
4.網戸の張り替えに使用する100均アイテムのデメリット
耐久性が低い、合うサイズがないというケースも
100円ショップのアイテムを使った網戸の張り替えは、費用を抑えながら手軽に取り組める方法です。ただし、事前に把握しておきたい注意点もあるため、メリットだけでなくデメリットも確認しておきましょう。
網の耐久性
100円ショップで販売されている網戸用ネットは、専用品と比べると素材が薄く、耐久性がやや低い傾向があります。特に直射日光が当たる場所や風雨の影響を受けやすい環境では劣化が早まりやすく、長期間の使用には向かない場合があります。長く使うことを前提にする場合は、耐久性の違いを理解して選ぶことが重要です。
網のサイズが限られる
100円ショップの網戸用ネットはサイズ展開が限られているため、すべての網戸に対応できるとは限りません。一般的な窓であれば問題なく使えることが多いものの、大きな掃き出し窓や特殊な形状の網戸ではサイズが合わないことがあります。無理に合わせるとたるみや仕上がりの悪さにつながるため、事前にサイズを確認しておく必要があります。
専用品に比べて施工が難しい
100円ショップの道具は手軽に入手できる一方で、専用品と比べると使い勝手や品質に差が出ることがあります。ローラーやゴムの精度によっては網が均一に張りにくく、たるみが出る原因になることもあります。仕上がりの美しさや作業のしやすさを重視する場合は、専用工具の使用も検討すると安心です。
100円ショップのアイテムは応急的な修理や試しに張り替えをしたい場合には適しています。一方で、耐久性や仕上がりを重視する場合は、用途に応じて別の方法を選ぶことも検討するとよいでしょう。
5.隙間のない美しい網戸はプロの施工だからこそ
仕上がりの精度は採寸と張り替え技術で決まる
網戸の張り替えや交換は、見た目が整っていれば十分と考えられがちですが、実際には仕上がりの精度が使い心地に大きく影響します。隙間なく張られた網戸は虫の侵入を防ぎやすく、開閉もスムーズに行えるため、日常的な使いやすさにも直結します。
仕上がりは採寸と施工精度で変わる
網戸の仕上がりは、正確な採寸と張り替え技術によって大きく左右されます。フレームのわずかな歪みやレールの状態まで考慮して施工することで、隙間の少ない状態に整えやすくなります。見た目のきれいさだけでなく、機能面にも影響する点が重要です。
プロは細部まで確認して施工する
業者による張り替えでは、網戸のサイズやフレームの歪み、レールの状態などを事前に確認したうえで作業が進められます。そのため、隙間ができにくく、見た目と機能の両方を意識した仕上がりが期待できます。
自己施工との違いと注意点
自分で張り替えることで費用を抑えることは可能ですが、網戸の劣化状況やフレームの歪みを見極めるのは簡単ではありません。仕上がりに満足できずやり直しが必要になると、結果的に手間やコストが増えることもあります。長く快適に使いたい場合は、仕上がりの精度も重視して判断することが大切です。
網戸は日常的に使う設備だからこそ、仕上がりの差が使い勝手に直結します。耐久性や快適さを重視する場合は、プロへの依頼も検討しながら、状況に合った方法を選ぶとよいでしょう。