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窓の冷気対策で部屋が寒い原因を解消 窓まわりでまず見直すポイント

公開日:2026.2.4
窓の冷気対策で部屋が寒い原因を解消 窓まわりでまず見直すポイント

暖房を入れているのに部屋がなかなか暖まらず、足元や窓際だけが冷えると感じている方は少なくありません。設定温度を上げても寒さが改善されず、暖房器具の性能や使い方に問題があるのではと不安になることもあるでしょう。

部屋が冷える原因は床や壁、換気など複数考えられますが、見落とされやすいのが暖房を使っても寒さを感じる場合、窓から入り込む冷気が影響しているケースです。とくにまわりは熱が外へ逃げやすく、対策をしないままだと室温が安定しにくくなります。
そのため、やみくもに対策を行うのではなく、まず窓の冷気対策として「どこから冷気が入っているのか」を確認することが重要です。

この記事では、窓の冷気対策を考えるうえで最初に押さえておきたいポイントと、無理なく取り入れやすい対策の考え方を整理します。

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1.窓からの冷気で部屋全体が寒くなる

窓の開口部からは58%もの熱が逃げるというデータも

窓の結露の写真

暖房をつけてもなかなか室温が上がらないという経験をしたことがある方は多いでしょう。その原因は、窓から入り込む冷気にある可能性があります。

窓枠やサッシのつなぎ目には、目に見えにくい細かな隙間が生じやすくなっています。その隙間を通って外の冷気が室内に入り、同時に室内の暖気が外へ逃げてしまうことで、暖房を使っていても部屋が暖まりにくくなります。

冷気には空間の下にたまりやすい性質があります。足元に冷えを感じやすいのはそのためです。一方で暖気は上部にたまりやすいため、サーキュレーターなどを使って空気を循環させると、室内を効率よく暖めやすくなります。

また、窓は外の冷たい空気に直接触れるため、ガラスやサッシ自体が冷えやすい部分です。冷えた窓が原因となり、室内全体の温度が下がってしまうケースもあります。

一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会によると、室内の熱の約58%は窓などの開口部から室外へ逃げるとされています。室内を冷やさず暖かさを保つためには、窓の冷気対策を意識して開口部への対策を行うことが重要です。

2.まずは窓のすきまを塞いで冷気対策を

隙間テープやシーリングテープで隙間風を防止

隙間テープの写真

窓は構造上、枠やサッシのまわりに隙間ができやすい部分です。さらに、その隙間は経年劣化によって少しずつ広がっていきます。窓の冷気対策としてまず取り組みたいのは、この隙間を塞ぐことです。

窓の隙間を埋める方法として使いやすいのが、隙間テープやシーリングテープです。隙間から入り込む冷気を防ぐと同時に、室内の暖気が外へ逃げるのを抑える役割があります。貼り付け作業も比較的簡単なため、実践しやすい冷気対策といえるでしょう。

テープを貼る前には、貼り付ける部分のゴミや汚れをしっかり取り除いてください。汚れが残っていると粘着力が弱まり、耐久性や気密性が下がってしまいます。貼り終えたあとは、窓を数回開閉し、テープが引っかからないかを確認しておくと安心です。

冷気対策を考えるうえで知っておきたいのが、断熱と遮熱の違いです。どちらも「熱の影響を抑える」という点では似ていますが、役割は異なります。この違いを理解しておくことで、窓の冷気対策をより効果的に進めやすくなります。

断熱とは、室内の熱が外へ逃げるのを抑えることを指します。断熱を行うことで、暖房で暖めた室温を保ちやすくなります。一方、遮熱は、外からの熱が室内に入り込むのを防ぐ考え方です。日差しなどによる室温の上昇を抑える効果があります。

冬場の窓の冷気対策では、室内の熱を逃がさない断熱がとくに重要です。ただし、季節を問わず快適な室内環境を保つためには、断熱と遮熱の両方を意識した対策を行うことが大切です。

3.窓ガラスからの冷気を防ぐ方法

厚手のカーテンのほか、段ボールや遮熱シートで手軽に対策する方法も

断熱シートを窓ガラスに貼っている写真

窓からの冷気を防ぐ方法は、テープで隙間を塞ぐだけではありません。いくつかの窓の冷気対策を組み合わせることで、室温をより安定して保ちやすくなります。状況に合った方法を選び、無理のない範囲で取り入れていきましょう。

■厚手のカーテンを取り付ける
薄手のカーテンは室外からの冷気を防ぎにくいため、厚手のカーテンを取り付けることで室温を保ちやすくなります。厚いカーテンに抵抗がある場合は、断熱性の高いカーテンを選ぶ方法もあります。断熱性の高いカーテンであれば、室内の熱が室外に逃げにくくなり、暖房効率の向上が期待できます。

また、カーテンを選ぶ際は長さにも注意が必要です。冷気は空間の下側を流れやすいため、丈が短いと床付近から冷気が入り込みます。床との隙間ができない長さのカーテンを選ぶことがポイントです。

■窓に断熱シートを貼る
断熱シートを窓に貼ることで、室内の熱が屋外へ逃げるのを抑え、室温を保ちやすくなります。あわせて、室外から冷気が入り込むのも防ぎやすくなります。
断熱シートには、粘着式と吸着式の2種類があります。粘着式は手軽に貼れて剝がれにくく、耐久性が高い点が特徴です。ただし、貼り直しを繰り返すと気泡や汚れが入りやすく、断熱効果が下がる場合があります。また、剝がす際に跡が残りやすいため、賃貸物件では注意が必要です。

一方、吸着式は水を使って貼り付けるタイプで、剝がした際の跡が残りにくい点が特徴です。賃貸物件の窓でも使いやすい方法といえるでしょう。

■段ボールを立てかける
手軽にできる窓の冷気対策として、窓に段ボールを立てかける方法もあります。ルの内部には空気の層が多く含まれており、断熱効果が期待できます。断熱シートに比べて安価で、準備しやすい点も特徴です。
断熱効果を高めるためには、窓全体を覆うように段ボールを立てかけることが大切です。窓の高さに対して段ボールが足りない場合は、複数枚をつなげて隙間ができないようにしましょう。

4.窓の冷気対策とあわせて行いたい結露対策

結露を放置するとカビやダニの原因に

結露が発生した窓の写真

窓の冷気対策と同じくらい重要なのが、窓の結露対策です。結露は、暖かい空気に含まれる水蒸気が冷やされることで発生します。眼鏡が曇ったり、冷えた飲み物を入れたグラスの表面に水滴がついたりする現象も、結露の一種です。室内の暖気が冷えた窓に触れて冷やされることで結露が起こるため、暖気と冷気の境目になりやすい窓は、結露が発生しやすい場所といえます。

結露を放置すると、窓まわりや壁、カーテンなどにカビやダニが発生する原因になります。カビやダニは湿度が高く、汚れがたまりやすい環境を好みます。結露によって生じた水分にはホコリやゴミが付着しやすく、繁殖しやすい状態が整ってしまいます。その結果、ぜんそくやアレルギーなどの健康トラブルにつながる可能性も否定できません。

また、結露は建物そのものの劣化を早める要因にもなります。住宅には木材が多く使われていますが、水分に弱い性質があります。結露による水分が壁や床に染み込むことで木材が傷み、窓枠やサッシの素材によっては劣化が進むこともあります。

結露対策としては、換気を行って湿気を外へ逃がす、除湿器を使って室内の湿度を下げる、窓やその周辺に結露防止シートやスプレー、テープを使用するといった方法があります。窓ガラスを結露が発生しにくいタイプに交換する方法もあり、費用や手間はかかりますが、効果が高く持続性のある結露対策といえるでしょう。

5.本格的な窓の冷気対策には内窓や複層ガラスなどの施工が効果的

複数業者に相談してみるのがおすすめ

二重窓の写真

厚手のカーテンを取り付けたり、断熱シートを貼ったりするなど、窓の冷気対策の中には手軽に行える方法もあります。一方で、より本格的に冷気を防ぎたい場合には、内窓や複層ガラスを取り付ける方法が効果的です。設置する窓やガラスの種類によっては、冷気対策とあわせて結露対策にもつながるケースがあります。

ただし、内窓や複層ガラスの設置は専門業者による施工が必要となり、一定の費用がかかります。施工内容や窓の大きさだけでなく、依頼する業者によっても費用に差が出る点には注意が必要です。そのため、専門業者に窓の冷気対策を依頼する場合は、複数の業者から相見積もりを取ることが重要です。相見積もりを行うことで、施工費用の相場を把握しやすくなり、施工内容や費用が適切な業者を比較しながら選べます。また、見積もりのやり取りを通じて、説明のわかりやすさや対応の丁寧さといった点も確認できます。

相見積もりには多少の時間や手間がかかりますが、冷気対策を目的とした窓の施工は数万円から数十万円かかることもあります。納得できる内容と費用で施工するためにも、相見積もりを活用して業者を選ぶようにしましょう。

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