1.リフォーム会社には様々なタイプがある
「どんなリフォームをしたいか」で業者を選ぼう
リフォームを依頼する際、「どの業者に頼めばよいのか分からない」と迷うことがあるかもしれません。できれば信頼できる業者に依頼したいと考える人が多いでしょう。
ただし、リフォーム業界には多くの企業が参入しており、依頼先の種類もさまざまです。そのため、まずはどのタイプの業者に相談するのか、おおまかな目星をつけておくことが大切です。
・リフォーム業者によって得意分野が異なる
リフォーム事業に参入している主な業者には、次のような種類があります。
①工務店
②リフォーム専門業者
③ハウスメーカー
④住宅設備・建材メーカー
⑤住宅関連の専門業者
⑥他業種から参入したリフォーム業者
⑦設計・建築事務所
このように多くの業者がリフォーム事業を行っているため、どこに依頼すべきか迷いやすいのが実情です。業者選びで重要なのは、自分がリフォームしたい場所や工事内容が、その業者の得意分野に当てはまっているかどうかを確認することです。
たとえば、ハウスメーカーは住宅全体を対象とした大規模な改修工事を得意とする場合が多く、家全体のリフォームを検討している場合に向いています。住宅設備・建材メーカーや大手量販店は、システムキッチンやユニットバスなど設備交換の工事に強い傾向があります。
また、地域の住宅事情や環境に合わせた提案を重視する場合は、工務店のような地元密着型の業者に相談する方法もあります。地域の特性を踏まえた対応や相談に乗ってもらいやすい点が特徴です。
このように、満足度の高いリフォームを行うためには、工事内容に合った専門性を持つ業者を選ぶことが重要になります。
2.リフォーム協会などに加盟していれば無難
質の高いリフォームを行ってくれる可能性が高い
評判の良いリフォーム業者を見つける方法として、「日本住宅産業リフォーム協会」「住宅リフォーム推進協議会」「リノベーション住宅推進協議会」などの団体に加盟している業者を確認する方法があります。こうした団体は、一定の基準を満たした事業者が参加しているため、施工体制や対応品質を判断する参考材料の一つになります。
ただし、協会に加盟していなくても優良な業者は多数存在します。そのため、業者を選びきれない場合に判断基準の一つとして確認する程度に考えるとよいでしょう。最終的には、見積もり内容や説明の丁寧さなども含めて総合的に判断することが重要です。
また、契約前には保証内容やアフターサービスがどのようになっているかも確認しておきましょう。工事中に資材が当たって壁に傷が付いた場合や、リフォーム完了後に設備の不具合が見つかるケースもあります。事前に保証条件を確認していないと、後から修理費用を自己負担しなければならない可能性があります。
そのため、保証制度やアフターケアが整っている業者を選ぶことが安心につながります。何かトラブルが起きた場合でも、適切な対応を受けられる可能性が高くなるためです。
さらに、リフォーム瑕疵保険に加入している事業者かどうかも確認しておくとよいでしょう。瑕疵保険に加入している場合は、施工業者とは別の第三者機関による検査を受ける仕組みがあるため、手抜き工事の防止にもつながります。
3.口コミを確認するのもアリ
口コミを全面的に信用しない慎重さも必要
リフォーム業者の評判を手軽に調べる方法として、口コミや公式サイトに掲載されているお客様の声を確認する方法があります。インターネットにはリフォーム業者を紹介するサイトもあり、加盟している業者の口コミが掲載されていることもあります。
契約件数や施工金額、顧客満足度など、さまざまな視点から情報を確認できるため、業者選びの参考材料として活用するとよいでしょう。
ただし、口コミの内容をそのまま信用しすぎないことも重要です。口コミだけを判断基準にすると、実態と異なる評価を信じてしまい、結果的に業者選びを誤る可能性があります。
評価が高い業者であっても、都合のよい内容だけが掲載されていたり、低評価の口コミが削除されているケースも考えられます。そのため、口コミの評価だけで判断するのではなく、情報の一つとして冷静に確認する姿勢が必要です。
最終的には、ご自身が希望するリフォーム内容に対応できる業者かどうかを見極めることが大切です。実際に担当スタッフと会い、提案内容や説明の分かりやすさなどを直接確認することで、信頼できる業者か判断しやすくなります。
インターネット上で誰でも投稿できる口コミ情報は、あくまで判断材料の一つとして参考にし、複数の視点から業者を比較することが重要です。
4.コスパ良くリフォームするコツ①複数のリフォーム業者に見積もりを出してもらう
リフォーム内容や値段を比較できる
評判の良いリフォーム業者を見つける方法についてお伝えしてきましたが、費用を抑えながらリフォームを進める方法も知っておくと安心です。契約前にポイントを理解しておくことで、無駄な出費を防ぎやすくなります。
ここからは、費用を抑えながらリフォームを進めるための方法について解説します。
1つ目は、複数のリフォーム業者に見積もりを依頼することです。一般的には、近隣のリフォーム業者に相談し、住宅の状況や希望する工事内容を伝えたうえで見積もりを作成してもらいます。
ただし、1社だけの見積もりで契約を決めてしまうのはおすすめできません。必ず複数のリフォーム業者から見積もりを取り、工事内容や費用を比較することが重要です。
複数の見積もりを比較すれば、工事内容の違いや費用の相場を把握しやすくなります。また、相場より高い金額を提示している業者かどうかも判断しやすくなるでしょう。
実際に、リフォーム業界では相場より高い金額を提示する業者が存在するケースもあります。そのため、複数の業者から見積もりを取ることで、適正な価格かどうかを見極めることができます。
なお、多くの場合、見積もりの作成は無料で行われます。複数の業者に依頼しても費用が発生することはほとんどないため、安心して比較検討することが可能です。
5.コスパ良くリフォームするコツ②見積書の内容を細かくチェックする
工事内容が記載されている費用内訳書を出してもらうこと
コスパ良くリフォームするコツの2つ目は、見積書の内容を細かく確認することです。費用の内訳を把握しておくことで、工事内容と金額が適正かどうか判断しやすくなります。
見積書の中には「工事一式〇〇円」といった形でまとめて記載されているケースがあります。このような場合は、工事内容の詳細が分かる費用内訳書を必ず提出してもらうことが重要です。
費用内訳書には、設備機器のメーカー名や型番、価格などが具体的に記載されているため、どの項目にどの程度の費用がかかっているのか確認できます。内容を細かく確認することで、不明瞭な費用の発生を防ぐことにもつながります。
■契約書は必ず交わしておく
リフォーム工事を依頼する際は、工事の規模に関わらず正式な工事請負契約書を交わしておくことが重要です。契約書を作成せずに工事を進めてしまうと、工事中や工事完了後に瑕疵(かし)が見つかった場合でも責任の所在が不明確になり、トラブルに発展する可能性があります。
契約時には「工事請負契約書」だけでなく、次のような書類も用意してもらうと安心です。
・工事請負依頼書
・工事請負契約約款
・設計図面
・仕上げ表
・見積書
これらの書類を確認しておくことで、工事内容や条件をより明確に把握できます。
・保証期間やアフターフォローを確認
契約前には保証内容やアフターサービスについても必ず確認しておきましょう。リフォームには主に「工事保証」と「設備保証」の2種類があります。
・工事保証
リフォームした箇所に不具合が発生した場合、保証期間内で無償修理を受けられる制度です。
・設備保証
リフォームで交換したキッチンや設備機器などに不具合が発生した場合の保証制度です。
保証期間は業者によって大きく異なるため、契約前に内容をしっかり確認しておくことが大切です。
6.まとめ|評判の良いリフォーム業者を選び、納得できるリフォームを行うことが大切
業者選びと見積もり確認がリフォーム成功のポイント
リフォームを成功させるためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。リフォーム業界には多くの業者が存在し、それぞれ得意分野や施工内容が異なるため、自分の希望する工事内容に合った業者を選ぶことが満足度の高いリフォームにつながります。
評判の良いリフォーム業者を探す方法としては、リフォーム関連の協会に加盟しているかどうかを確認したり、口コミや施工実績を参考にしたりする方法があります。ただし、インターネット上の口コミだけを鵜呑みにするのではなく、実際に担当者と話し、提案内容や対応の丁寧さを確認することも大切です。
また、費用を抑えてリフォームを行うためには、複数の業者から見積もりを取り、工事内容や価格を比較することが欠かせません。複数の見積もりを比較することで、工事内容や価格の相場を把握しやすくなり、適正価格でリフォームを依頼できる可能性が高くなります。
さらに、見積書の内訳を細かく確認し、契約書や保証内容、アフターサービスの有無なども事前に確認しておくことが重要です。これらをしっかり確認しておくことで、リフォーム後のトラブルを防ぎ、安心して工事を任せることができるでしょう。