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床下がカビ臭い原因とは?室内まで臭う仕組みや対処法、専門事業者の選び方を解説

公開日:2026.8.24
床下がカビ臭い原因とは?室内まで臭う仕組みや対処法、専門事業者の選び方を解説

「最近、部屋の中がなんとなくカビ臭い」「床から嫌な臭いが上がってくる気がする」など、室内の臭いが気になっていませんか。床下は普段目にする機会が少ないため、カビや湿気が発生していても気づきにくい場所です。

床下がカビ臭くなる原因には、湿気のこもりやすさや換気不足、水漏れなどがあり、住宅の状態によって異なります。床下で発生した臭いが床のすき間などから室内へ入り込むこともあるため、カビ臭さが続く場合は、臭いを消すだけでなく発生源を確認することが大切です。

この記事では、床下がカビ臭くなる主な原因や、臭いが室内に広がる仕組み、自分で確認できる範囲と適切な対処法、専門事業者へ相談する目安や依頼先を選ぶポイントまで解説します。床下の状態を確認し、自分で対応できるのか、専門事業者による点検や対策が必要なのかを判断する際に役立ててください。

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1.床下からカビ臭がする主な原因とは?

湿気・水漏れ・換気不足でカビが繁殖する

古い家の床下換気口

床下がカビ臭いと感じたときは、床下がカビの繁殖しやすい環境になっている可能性があります。床下は日が当たりにくく、構造や周囲の環境によっては湿気がこもりやすいため、条件がそろうとカビが発生しやすくなります。

特に床下がカビ臭くなる原因として挙げられるのが、湿気や水漏れ、換気不足です。どれか一つが原因になることもありますが、複数の要因が重なると湿度の高い状態が続き、カビが広がりやすくなります。

床下がカビ臭くなる大きな要因の一つが湿気です。梅雨や長雨の時期には床下の湿度が高くなりやすく、給排水管からの水漏れや結露が加わると、さらに湿気がこもります。床下の湿度が高い状態が続くと、木材や断熱材などにカビが発生し、その臭いが室内まで上がってくることがあります。

また、床下換気口が物で塞がれていたり、周囲の建物などの影響で風通しが悪かったりすると、床下の湿気が外へ逃げにくくなります。湿度の高い状態が続いてカビが繁殖すると、カビがつくり出す揮発性有機化合物などによって、独特のカビ臭さを感じることがあります。

部屋の中までカビ臭さが続いている場合は、床下の状態を確認することが大切です。床下に広範囲のカビが発生していたり、水漏れなどの原因があったりすると、自分での対処だけでは改善できないこともあるため、早めに点検や対策を検討するとよいでしょう。

2.床下のカビ臭が室内に広がるのはなぜ?

気圧差や空気の流れによって臭いが室内へ侵入する

水のたまった床下の写真

床下がカビ臭いことは分かっても、なぜ室内まで臭ってくるのか疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。床下の臭いが部屋の中まで広がる背景には、住宅内の気圧差や空気の流れが関係しています。

住宅は完全に密閉されているわけではなく、床や配管まわりなどのわずかなすき間から空気が出入りしています。床下と室内の間に空気の通り道があると、床下にこもったカビ臭を含む空気が室内へ流れ込み、臭いを感じることがあります。そのため、室内を消臭するだけでは、床下の環境や空気の流れが変わらない限り、再びカビ臭が入り込む可能性があります。

特に室内外の気圧差は、床下の空気が室内へ入り込む要因の一つです。例えば、浴室やトイレ、キッチンなどの換気扇で排気する一方、十分な給気ができていないと、室内の気圧が外より低くなることがあります。その状態では不足した空気を補うため、床下や壁のすき間などから空気が入り込み、床下のカビ臭も一緒に室内へ引き込まれることがあります。

また、床材にすき間があったり、配管まわりの気密処理が不十分だったりすると、床下の空気が室内へ入り込みやすくなります。室内のカビ臭を抑えるには、床下のカビや湿気を改善するだけでなく、床下から室内へ空気が流れ込む原因がないか確認することも大切です。

3.床下のカビ臭さを消す方法

床下換気扇の設置や、換気口周りの掃除など

換気システムのある新築住宅の床下の写真

床下がカビ臭いと感じた場合は、まず床下に湿気がたまる原因を確認し、換気や調湿によって湿度を下げることが基本です。ただし、すでにカビが広がっている場合は湿気対策だけでは臭いが残るため、カビそのものへの対処も必要になります。

床下は高さが限られ、給排水管や配線などが通っているため、自分で作業できる範囲は限られます。高温多湿の床下で長時間作業すると、熱中症や体への負担につながるほか、配管などを誤って傷つければ漏水を招くおそれもあります。床下へ無理に入るのではなく、まずは屋外から確認できる範囲で湿気対策を行うのが安全です。

自分で確認しやすいのが、換気口まわりの状態です。床下換気口の前に植木鉢や荷物などが置かれていたり、網目にホコリや落ち葉が詰まっていたりすると、本来の換気を妨げます。換気口を塞いでいる物を移動し、付着した汚れを取り除けば、床下へ空気が通る状態を確保できます。

自然換気だけでは湿気が抜けにくい住宅では、床下換気扇によって強制的に空気を動かす方法があります。設置場所や台数によって床下の空気の流れが変わるため、住宅の構造を確認したうえで適切に配置することが重要です。電源へ直接接続する工事などは電気工事士の資格が必要になるため、自分で取り付けられる範囲を超える場合は専門事業者への依頼が必要です。

一方、床下の湿度そのものを安定させたい場合には、調湿材を敷く方法があります。調湿材は湿度が高いときに湿気を吸収し、乾燥すると放出する性質を利用したものです。ただし、水漏れや雨水の侵入によって床下が濡れている場合は、調湿材を追加しても原因は解消できません。先に水分が入り込んでいる場所を特定し、必要な修理を行う必要があります。

換気や調湿は床下にカビが生えにくい環境を整えるための対策であり、すでに発生したカビを除去する方法ではありません。換気口を確認してもカビ臭が続く、床下に広範囲のカビが見える、水漏れが疑われるといった場合は、専門事業者による点検やカビ除去を検討するとよいでしょう。

4.プロによる床下のカビ対策とは?

プロの施工はファイバースコープや内視鏡などを用いた原因の特定から始まる

床下の点検を行う専門事業者の写真

床下からカビ臭さを感じても、実際にどこまでカビが広がっているのかを自分で確認するのは簡単ではありません。点検口から見える範囲に異常がなくても、奥まった場所や断熱材の裏側などでカビが広がっていることもあります。カビ臭を根本から改善するには、臭いを抑えるだけでなく、カビの発生場所や湿気がたまる原因を特定することが大切です。

カビ臭の原因を詳しく調べたい場合は、床下調査に対応している専門事業者へ相談する方法があります。調査では床下へ入って目視するほか、必要に応じてファイバースコープや内視鏡カメラなどを使い、人が入りにくい狭い場所や配管が入り組んだ部分まで確認します。カビの発生範囲だけでなく、水漏れや結露、換気不良など、湿気がたまっている原因もあわせて調べます。

また、床下のカビ臭が室内へ入り込む原因を調べるため、住宅の状態に応じて気密性や室内外の気圧差、空気の流れなどを確認することもあります。床下の状態と臭いの侵入経路を確認できれば、カビの除去だけでよいのか、換気や水漏れへの対策まで必要なのかを判断しやすくなります。調査方法は専門事業者によって異なるため、依頼前にどこまで原因を調べてもらえるのか確認しておくと安心です。

5.床下のカビの臭いが気になったらプロに相談するのがおすすめ

カビ対策に特化した専門事業者を選び、アフターフォローの内容も確認しよう

床下換気口の調査をする作業員

床下のカビ臭が気になっても、実際に床下へ入って状態を確認するのは簡単ではありません。高さが限られ、配管や配線が通っている場所も多いため、カビの発生範囲や湿気の原因を正確に判断するには専門的な知識が必要です。床下からのカビ臭を根本から改善したい場合は、調査からカビ除去、再発防止まで対応できる専門事業者を選ぶことが大切です。

床下のカビ対策に対応している専門事業者は複数あるため、どこへ依頼すればよいか迷うこともあるでしょう。依頼先を選ぶ際に重要なのが、複数社から見積もりを取る相見積もりです。

候補となる専門事業者が複数ある場合は、それぞれに同じ条件を伝えて見積もりを依頼します。施工範囲や作業内容、使用する薬剤、追加費用の有無などをそろえて比較すると、価格だけでは分からない違いも確認しやすくなります。

料金も重要な比較項目ですが、極端に安い見積もりには注意が必要です。床下のカビ臭を改善するには、単に安く施工できればよいわけではありません。具体的なカビ除去方法や使用する薬剤、施工範囲によって対応内容が変わるため、見積金額だけでなく、何が含まれているのかまで確認することが大切です。

また、施工後のアフターフォローも確認しておきたいポイントです。床下のカビは一度除去しても、湿気や換気の状態が改善されていなければ再発することがあります。そのため、再発時の保証や定期点検、施工後の相談対応などが用意されているか確認しておくと安心です。

相見積もりを取る際は、料金の安さだけで決めず、調査内容や施工方法、使用する薬剤、保証やアフターフォローまで比較します。複数の専門事業者を同じ条件で比べることで、床下の状態に合った依頼先を選びやすくなります。

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