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【傷・塗装の剥がれ】テーブルの故障に関する原因や対処法などの情報をご紹介!

公開日:2022.9.26 更新日:2024.4.11
【傷・塗装の剥がれ】テーブルの故障に関する原因や対処法などの情報をご紹介!

和室・洋室問わず使用している家具がテーブル。食卓としてダイニングに置かれている方もいらっしゃいますし、リビングにガラステーブルを置いているご家庭もあるでしょう。一見頑丈そうなテーブルですが、長く使用することで、さまざまなトラブルが発生します。
そこで今回は、テーブルで起こりやすい故障やその原因、対処方法、修理費用の相場について分かりやすく紹介していきますので、ぜひ参考にして下さい。

1. テーブルでの故障事例とは?

テーブルの故障で多いのが、がたつき、天板の汚れ、塗装が剥げること

部屋に設置されたテーブルの写真

この家具で起こりやすい故障として最初に紹介するのは、塗装が剥げることです。
木製テーブルの天板には汚れや傷を防止するために塗装が施されています。例えるなら、小学校などの図工の授業で使用したニスのようなものです。

これがあることで、ジュースや料理をこぼしても木材に染み込むことを防ぎ、拭けば元通りになります。布巾などで毎日お手入れしていると、その塗装が少しづつ薄くなり剥げてきます。

それが元で起こりやすいトラブルが天板の汚れです。塗装が剥げた天板は木材がむき出しになり、コップについた結露でさえ、テーブル内部に浸透してしまいます。

そのまま放置しているとカビが生えてしまい、黒く変色していきます。
やがて内部でも腐食が進行し、最終的にはヒビや割れなどのトラブルに発展します。そうなってからでは対処の方法が無くなってしまい、結果として廃棄せざる負えない状態になります。

その他、注意して頂きたいのが、がたつきです。
ガタガタ音がする場合はテーブル自体が歪んでいる証拠です。初期であれば修理することもできるのですが、そのまま使用していると交換するしか手がなくなります。

リビングなどに置いてあるガラステーブルで注意していただきたいのが、ヒビや割れです。食器などを置く際に角を打ち付けないようにお気を付けください。

2. テーブル故障が発生する原因

テーブルの故障が発生する原因として考えられるのは経年劣化

メンテナンスされたテーブルの写真

テーブルの故障の原因として最初に紹介するのは経年劣化です。
長く使用することで、少しづつ接続部分の接着剤が剥げてしまい、故障に発展します。

特にテーブルは一度購入すると30年以上使用できるケースも多いので、時間と共に劣化することは避けれません。

ここでの故障の原因として次に紹介するのは誤った使用方法です。
テーブルは面で荷重に耐えることができるよう設計されています。

例えば、高い位置にあるものを取るための台座代わりにテーブルを使用していると、足を置いている部分に荷重が集中してしまい、テーブルが歪む原因になります。

その他に考えられる故障の原因としては、使用環境があげられます。
テーブルを含む木製の家具にとっての天敵は湿気です。湿度が高い場所で使用していると、カビの発生原因となります。
逆に湿度が低すぎても割れの原因になりますから、適切な湿度を保つことが重要です。

ここでのトラブル原因として最後に紹介するのは、メンテナンス不足です。
よほど大きな衝撃が加わらない限り、いきなりテーブルが壊れることはありません。脚が折れたり天板が割れたりする何ヵ月も前からサインが出ています。それに気づいて早めにメンテナンスすることが重要です。

接着面が剥がれそうな場合は修理業者に依頼することもできますし、天板のコーティングが薄くなっている時には、自身で塗り直すこともできます。肝心なのは不具合を放置しないことです。

3. テーブルでの故障に対処する方法

テーブルの故障への対処方法を個別に分かりやすく紹介していきます

テーブルを塗装している写真

ここでの対処方法として最初に紹介するのは、ガラステーブルについてです。
ガラステーブルでヒビや割れを確認した場合は、修理か廃棄か早急に判断してください。少しのヒビでも、突然割れて怪我をする危険があるので注意が必要です。安全のために間違ってもテープなどを貼って使い続けないようにしてください。

木製テーブルの表面のコーティングが剥げている時は自分で塗り直すことも可能です。
少し剥げている場合は、タッチペン式の塗装材を使用して簡単に補修できます。

剥げている面積が多い場合は、残っている古いコーティングをすべて取り除き、新たに塗り直す必要があります。ホームセンターやインターネットショップなどで、初心者でも簡単にコーティングできるセットが売られていますので、挑戦してみるのも一つの方法です。

ただし、大切にしている貴重なテーブルでしたら、専門の業者に依頼することをおすすめします。

修理専門の業者にはいろいろな家具が持ち込まれています。当然テーブルもある訳ですが、業者にとって一番厄介なのが、自分で対処しようとして失敗して持ち込まれるケースだそうです。中途半端に分解されていたり、コーティング剤が塗ってあったりすると、修理する際にはそれらを一度全て取り除かなくてはいけませんので、かなりの手間がかかり、場合によっては修理できなくなることも・・・。

テーブルでのトラブル対処を業者に依頼する場合は、できるだけ壊れたままの状態で連絡して下さい。

4. テーブルでの修理相場はいくら?

テーブル修理の相場は塗り直しで16,300円~70,000円程度

費用相場のイメージ写真

この家具の修理相場は大きさや使用する塗料のグレード、修理内容によって変化します。

天板に2種類のウレタンとラッカーで塗り直す費用の相場は16,300円となっています。
一方で天板から幕板、脚まで再塗装する場合の相場は70,000円です。この金額はどちらも900✕900の大きさのテーブルの場合です。

1800✕900のように大きなテーブルになると費用はさらに高額となります。

なお、実際に依頼するとなると上記の金額以外に、引き取り料金とお届け料金が発生します。
こちらの費用は距離によって異なり5㎞以内でしたら各2,000円、20㎞以内でしたら6,000円が相場となっています。
ただし、大きなテーブルの場合など作業員を追加しなくてはいけなくなると、5㎞以内で4,000円、20㎞以内で12,000円となります。

一見高いと感じられるかも知れませんが、分解して古い塗装を取り除き、下地、中塗り、研磨、補色、上塗り、組み立てまで行いますし、技術力も必要ですから妥当な金額だと考えます。

ただし、一部ではテーブルの引き取り後に追加費用を請求してくる業者も存在します。そのような悪質な業者に依頼しないためにも、必ず複数の会社から見積もりを取るようにして下さい。料金やサービスなどを比較検討して、最も優良だと思う業者に依頼することをおすすめします。

5. テーブルの故障に関する情報まとめ

テーブルで発生する故障についての情報のまとめとポイントのおさらい

食器が置かれたテーブルの写真

テーブルでの故障に関するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後にまとめとしていくつかポイントを紹介します。

まず、テーブルは物を置くための家具ですから、故障を避ける上でも台座の代わりなどにしないで下さい。テーブルの表面の塗装が少しでも剥げていたら、自身でリペアするのがおすすめです。大部分が剥げていたり、表面が黒く変色している場合は、修理専門の業者に相談して下さい。

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