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電動シャッターの寿命はどのくらい?交換時期の目安もご紹介!

公開日:2022.4.1 更新日:2024.4.12
電動シャッターの寿命はどのくらい?交換時期の目安もご紹介!

「電動シャッターが勝手に止まる」「開閉時に聞いたことのないような異音がするようになった」「スイッチを押しても動かない」
など、毎日使用する電動シャッターの調子が悪くなったら、それは寿命を迎えている合図かも・・・
電動シャッターには使用耐用年数が決まっており、それを超えて使用し続けていると様々な不具合が引き起こり、ある日いきなり動かなくなった!といった事態に陥る可能性があります。

今回は、電動シャッターの寿命や、交換時期の目安、故障があった場合の対処方法についてご紹介しています。
電動シャッターのメンテナンス方法についてもあわせてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.電動シャッターの寿命は何年?

耐用年数は10年~15年ほど!安全のためにも耐用年数を守って使用しましょう!

電気シャッターのリモコンを操作している写真

電動シャッターの平均寿命は、一般的に10~15年相当といわれています。
ただし、この数字はあくまで目安なので、使用頻度やシャッターの種類、メンテナンス方法により大きく異なる場合があります。

しかしながら、定期的なメンテナンスを行っていても10年以上使用を続けている電動シャッターは、様々な箇所が経年劣化を起こし、不具合が発生するリスクがあります。
不具合を放っておくと、シャッターが上下している途中で動かなくなったり、センサーが作動しなくなったりといったり、大怪我にもつながる恐れがあるので大変危険です。

そのため、不具合に気がついたら早急な対処が必要です。また、安全のためにも耐用年数を守って使用することを推奨します。

2.修理・交換時期の目安

不調が見られたら早めに対処しましょう!

電気シャッターの写真

電動シャッターは、故障する前の予兆として不調のサインを出している場合が多いです。このサインが出たら、修理や交換時期の目安として考えてください。

■チェックポイント
・電動シャッターが正常な位置で止まらない

この場合、様々な原因が考えられますが、ブレーキが消耗している恐れがあります。ブレーキに不具合が起きていると、シャッターがいきなり落ちてくるといった事故につながる恐れがあります。
そのほかにも、停止スイッチや安全装置などのセンサーの故障が考えられます。様々な危険なリスクが伴うので、気付いた場合は早急な対処が必要です。

・スイッチを押していないと動かない
安全装置などのセンサーや基盤の不具合が考えられます。

・開閉時に勝手に止まる、閉まり切ったところで勝手に少しだけ開いてしまう
こちらも安全装置などのセンサーや基盤の不具合が考えられます。

・異音がする
開閉時に、「ガラガラ」「ドンドン」といった聞き慣れない音がする場合は、スプリングの劣化により、巻き上げる力が低下し、シャッターが重くなっていることが考えられます。
また、シャッターを収納するシャッターボックスやガイドレールに異物が挟まっていることも考えられるので、一度確認をしてそれでも解消されない場合は、業者へ相談してください。

・ロックができない
錠受けにほこりなどの異物が詰まっておらずキレイな状態の場合は、座板の鍵の故障により、正常に施錠ができない可能性があります。
防犯能力が低下してしまうので、早めの対処が必要です。

このような症状が起こったときに、無理に動かそうとすると他の箇所の故障にもつながり、被害が大きくなってしまう可能性があります。
部品交換を伴う修理などは技術を要します。また、シャッターは重量があるので挟まれたりすると大けがにつながってしまいます。そのため症状に気付いたら、すぐに業者へ依頼するようにしましょう!

3.電動シャッターが動かないときの対処方法

電動シャッターが動かないときの対処方法をご紹介します。

電気シャッターのスイッチの写真

まずは、本当に故障しているのかどうかを確かめるために、以下を確認してみてください。
・電源が入っているか
・ブレーカーが落ちていないか、または半落ちになっていないか
・連続で運転していないか
・非常解放機構のレバーが上がっていないか
・手動操作に切り替わっていないか
・ロックされていないか
・冬の寒い日の場合、凍結していないか


以上を確認して、問題を解消しても電動シャッターが動かない場合は、修理が必要な可能性が高いので業者へ相談してください。

また、修理がいいのか、新しい物に交換した方がいいのかを悩んでいる場合は、平均寿命である10年を目安に考えて、それを過ぎている場は交換を考えることをおすすめします。

4.電動シャッターのメンテナンス方法

少しでも長く大切に電動シャッターを使用するためには、定期的なお手入れは欠かせません!

メンテナンス事業者の写真

電動シャッターは屋外に設置されていることが多く、ほこりや土、雨などで汚れやすいです。汚れを放置しているとサビの発生にもつながり、故障の原因にもなります。そのため汚れはこまめに取り除きましょう。

汚れを取り除くお手入れ方法としては、水で濡らしたタオルなどの布で拭き取り、仕上げから拭きで水分が残らないようにしてください。
頑固な汚れの場合は、中性洗剤を薄めたものを使用してスポンジなどで拭き取りましょう。 仕上げに洗剤が残らないように水洗いをして、から拭きをしてください。
また、ガイドレール部分にも汚れがたまりやすいので、そちらも同様に水拭きを行ったり、掃き掃除を行ったりしてください。

月に一度の頻度での注油も、電動シャッターを長持ちさせるための重要なメンテナンスです。
注油する箇所は、ガイドレール部分と巻き取り部分です。汚れを取り除いたあとのガイドレール部分に、シリコンスプレーなどで注油を行ってください。注油することで、シャッターからのキーキーといったいやな金属音を防ぐことにつながります。
巻き取り部分は錆びやすい部分なので、もしサビを発見したらサビ取りスプレーなどでサビを除去してから、注油を行ってください。また、もしも巻き取り部分が目視で確認できない場合は、無理にメンテナンスを行おうとすると怪我や故障につながる恐れがあるので、無理せず業者へ依頼しましょう。
注油後は、なじませるためにシャッターを何度か上下させることをおすすめします。

そのほかにも、シャッターの下に物を置いたり、車を停めたりしないことなど、日々の使い方にも注意してください。

5.まとめ

ここまでご紹介した電動シャッターの寿命に関する情報をまとめてご紹介します。

電動シャッターが設置されている住宅の写真

電動シャッターの寿命に関する情報をご紹介しました。

ボタンひとつで動いてくれる電動シャッターは大変便利なものですが、その分様々な部品を使用しているので、10年以上使用し続けていると部品の経年劣化により様々な不具合が出てきてしまいます。

電動シャッターの修理には、知識や技術を要し、危険も伴うので、もしかして故障かな?と思ったらプロへ相談することをおすすめします。

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