年末の大掃除はチェックリストで効率化させよう!掃除を上手に行うコツも紹介!
公開日:2023.11.28 更新日:2024.4.22
そろそろ年末が近づいてきたため、大掃除を行う家庭もあるでしょう。ただし、家中の掃除となると作業量が膨大であるため、チェックリストを作ってタスクを細分化しましょう。
今回は、大掃除を行う際のチェックリストの作り方や、あると便利な掃除道具、大掃除を効率よく上手に行うコツなどについてご紹介いたします。
そろそろ年末が近づいてきたため、大掃除を行う家庭もあるでしょう。ただし、家中の掃除となると作業量が膨大であるため、チェックリストを作ってタスクを細分化しましょう。
今回は、大掃除を行う際のチェックリストの作り方や、あると便利な掃除道具、大掃除を効率よく上手に行うコツなどについてご紹介いたします。
大掃除チェックリストを作る前に、準備しておくべき事柄があります。
・使わないものを処分する
大掃除をする前に、使わないものを処分しておきましょう。
ただし、年末年始のゴミ収集はいつもと事情が異なるケースがあるため、事前に収集日をチェックしてください。せっかく大掃除をするのに、使わないものが邪魔にならないようにしましょう。
・掃除担当と掃除日を決めておく
誰がどこを掃除するのが、いつまでに掃除するのかを先に決めておきましょう。
例えば、キッチンや換気扇のように高い場所の掃除は背の高いお父さん、冷蔵庫のような家電製品を拭く簡単な掃除は子ども、という風に決めます。
家族それぞれが得意なことを発揮できるようにしておけば、スムーズに大掃除が進みます。
それに、期日を決めておけば「3時までトイレ掃除、3時になったら廊下掃除」という風に、1つの場所にこだわる必要がありません。
・ひどい汚れは事前につけ置きしておく
大掃除の数日前に、汚れがひどい箇所はないかをチェックしましょう。キッチンの換気扇などは油汚れが激しいと思われるので、重曹やセスキ炭酸ソーダを溶かした水につけておくと、汚れが除去しやすくなります。
浴室のカビやトイレの黄ばみも、つけ置きがおすすめです。
大掃除をする際に、マストとなる掃除道具と、あると便利な掃除道具を紹介します。
■基本的な道具
以下に紹介する6つの道具は、基本的な道具なので、そろえておいてください。
・雑巾
・掃除機
・ハンディモップ
・ペーパーモップ
・ブラシ
・スポンジ
特に雑巾は必須アイテムです。古くなったタオルを雑巾代わりに使っても大丈夫です。
ハンディモップは、でこぼこした場所や、奥まった場所を掃除できます。
天井などはハンディモップや掃除機が届かないので、ペーパーモップが便利です。
水回りの掃除ではスポンジが活躍します。
■あると便利な道具
以下の6つの道具は、あると便利です。
・歯ブラシ
・キッチンペーパー
・使わないプラスチックのカード
・割り箸
・メラニンスポンジ
・マイクロファイバーのクロス
歯ブラシや割り箸は、細かすぎてモップでは難しい場所を掃除できます。毎日の歯磨きに使っている歯ブラシを大掃除に使う場合は、新しい歯ブラシを買っておきましょう。
キッチンペーパーは、重曹を使って汚れた部分を漬けておきたい際に便利です。
プラスチック製のカードはしなやかなので、コンロの油汚れやお風呂場の石鹼カスをこそぎ落とせます。
メラニンスポンジは、水にぬらしてこするときれいになるスポンジです。ただし、メラニンスポンジは、ワックスが塗られたフローリングに使わないでください。フローリングを傷つけてしまう恐れがあります。
マイクロファイバーのクロスとは、極細繊維で作られたタオルです。乾拭きでも水拭きでも使え、窓ガラスや鏡の掃除、その高い吸水性から水回りの掃除などで大活躍します。
大掃除のチェックリストは、以下のように分類分けして、掃除場所や掃除内容のリストを化しましょう。
▼チェックリスト例
この際、あまり項目を多くしてしまうと確認自体が嫌になってしまうので、あまり細分化しすぎないことがポイントです。
また、家の中の場所ごとの掃除が必要になる箇所は以下の通りです。大掃除のチェックリストを作る際に参考にしてみてください。
■お風呂
天井
鏡
壁、床
換気扇
ドア
浴槽エプロン
■洗面所
鏡
洗面台、排水口
洗面台収納
シンク下
■洗濯機
洗濯槽
洗濯機、防水パン
糸くずフィルター
排水口
■トイレ
便器
温水便座ノズル
温水便座フィルター
床・壁
換気扇
手洗い場・タンク
■キッチン
換気扇
コンロ
シンク
冷蔵庫
電子レンジ
食器棚・収納棚
壁・床掃除
■リビング、寝室など各部屋
エアコン
照明器具
フローリング
カーペット
家具類
テレビ周辺
カーテン
窓、網戸
収納棚
寝具類
クローゼット
■玄関
ドア
たたき
下駄箱
表札、インターホン
ポスト
■ベランダ
排水口
床
手すり
窓、網戸
■廊下
床
窓・雨戸
照明器具
上手に大掃除を進めたい場合は、以下に注意しましょう。
・時間を決める
大掃除に集中しすぎると、時間を忘れてしまいかねません。特に1カ所に時間をかけすぎると、大掃除が終わらないまま新年を迎えるケースがあります。
時間をあらかじめ決めておけば「3時になったから、次は廊下の掃除をしよう」といった具合に、次の掃除に進められます。
・順番を考える
大掃除の順番には気をつけましょう。具体的には、つけ置きに時間がかかる水回りから掃除をしておき、ほこりを取るなら高い場所から行いましょう。
そして、玄関から遠い場所から、玄関に近づくように掃除をするのがおすすめです。綺麗にした箇所を踏んで汚くしないようにしましょう。
・上から下へ、奥から手前へ
上から下へ、奥から手前へ掃除をするのは、基本です。下から掃除をすると、きれいにした場所に再びほこりが落ちて、二度手間です。
また、手前から掃除をすると、せっかくきれいにした箇所を踏んでしまうことになります。
・雑巾は大量に用意
濡れ雑巾は複数用意しておきましょう。濡れ雑巾で床掃除をしていると、雑巾がすぐに汚くなります。
2枚から3枚しか用意していないと、雑巾をきれいにするまで作業が止まります。
たくさん用意して、汚くなったらすぐにきれいな雑巾に取り換えられる状態にしましょう。
年末は何かと忙しくなり、大掃除に手を付けられない状態も考えられます。
また、自分で掃除をしようとしても、手が届かない箇所や汚れが頑固な場所があれば、放置してしまいがちです。
そういったときは、ハウスクリーニング事業者に依頼しましょう。
■ハウスクリーニングとは
ハウスクリーニングは、家の中のほぼすべての箇所を掃除してくれる専門事業者です。そのため、キッチンの油汚れ、エアコンといった面倒な箇所の掃除も行ってくれます。
ただし、同じ掃除場所でも、掃除範囲が変わってきます。例えば内部まで細かく掃除をしてくれる事業者が居れば、外側を拭くだけの事業者も存在しています。
どこまで掃除をしてくれるのかを確認しておきましょう。
■ハウスクリーニング事業者の選び方
ハウスクリーニングにはさまざまな事業者がいるため、どこを選べば良いのかが分からないという方も多いでしょう。
ハウスクリーニング事業者を選ぶ際に抑えておきたいポイントが以下の通りです。
・対応エリア
・料金
・作業実績
・保障制度
対応エリアについては、遠くの業者よりも近くの業者を選ぶべきです。全国対応をうたっている業者は、出張費を請求されるケースがあります。
ハウスクリーニング事業者のホームページを見て、料金を確認するのも忘れてはいけません。パック料金を用意している事業者であれば、お得に掃除をしてもらえます。
ホームページに費用の項目がない場合は、その事業者には注意しましょう。
また、ハウスクリーニング事業者は、作業実績を積み重ねていき、知識や経験が培われていきます。
作業実績が豊富であれば、汚れがひどくても対応してくれます。
強力な洗剤を使ったばかりに機械が故障したり、ワックスなどのコーティングがはがれたりした場合は、ちゃんと保証をしてくれるのかどうかも確認しましょう。