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造園業者の正しい選び方とは?信頼できる業者選びのポイントや費用相場をご紹介

公開日:2023.3.17 更新日:2024.4.19
造園業者の正しい選び方とは?信頼できる業者選びのポイントや費用相場をご紹介

ガーデニングが好きでも、日々のお手入れは何かと面倒なことが多いものです。
また、日中忙しい方ですと、なかなかガーデニングに時間を割けないので、どうしてもお手入れができなくなってしまいます。
そんな時頼りになるのが、造園業者です。

今回は造園業者の正しい選び方について解説します。
信頼できる業者選びのポイントや費用相場についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.造園業者の正しい選び方 その①

まずは業者を見つけよう

綺麗に保たれた住宅の庭の写真

自宅の庭をきちんと整えてもらうためには、造園業者の選び方をきちんと押さえておく必要があります。
業者選びで重要なポイントは、以下の通りです。

・設立年数に注目する
その造園業者が信頼できるに値するかどうかを見極めるポイントとして、業者の設立年数が挙げられます。
長く続いている会社ほど、地域の方からの信頼が厚かったり、腕のいい職人さんが在籍していたりします。

もちろん、設立してからの年数が浅い業者でも優良であることもあります。
そのため設立年数は、業者の信頼度をはかる目安の一つとして念頭に置いておきましょう。

・過去の施工事例を確認する
一般的に優良業者と呼ばれている造園業者は、施工事例が豊富です。
施行事例が多い=経験値が高いため、こちらのさまざまな要望にも応えてくれます。また、トラブル発生時にもきちんとしっかりした対処を行ってくれるので安心です。

また、過去の事例を確認することで、自分のイメージに近い造園作業を行ってくれる業者を見極めることも可能です。

多くの業者ではホームページに過去の施工事例を画像付きで紹介しています。ぜひ一度目を通しておきましょう。

・実際の依頼者からの評価を確認する
インターネット上の口コミを見ることで、実際に依頼した人からのその業者への評価を確認できます。
造園業者の比較サイトやGoogleマップ、会社のホームページに寄せられた口コミをチェックしましょう。

全部を鵜呑みにするのは危険ですが、悪い口コミが多い業者は選ばない方が賢明です。

・造園業者が保有する資格を確認する
造園業者の選び方では、資格の確認も一つのポイントになります。
国内には造園の技術を認定する「造園施工管理技士」という国家資格があり、技術力が高く専門知識が豊富である証となっています。
個人宅での作業ではこの資格は必須ではありませんが、資格保有者の方がクオリティの高い作業を行ってくれることが多いでしょう。
また、この資格には1級と2級があり、より技術の高い業者を選択したい場合は1級を選ぶのが望ましいです。

資格の保有について、ホームページで確認できない場合は、電話などで問い合わせて確認できます。

・飛び込みで営業してくる業者とはその場で契約しない
まれに飛び込み営業をしてきて、不安を煽って申し込みを迫る業者があります。
一切のアポイントもなく一方的に契約させようとする業者は、悪徳業者である可能性が高いため、その場で契約しないようにしましょう。

・安さを強調する業者を選ばない
造園業者の中にはやたら安さを売りにしているところもあります。
安さを強調するところは、こちらが希望していないオプションサービスを追加したりして料金を上乗したりしてくることがあります。
業者選びでは料金設定の確認も大切ですが、そのような業者には注意しましょう。

2.造園業者の正しい選び方 その②

見つけた業者が信頼できるか確認しよう

庭木を見ながら相談を行う依頼者と事業者の写真

良い業者を見つけたと思っても、実際に関わってみないと本当にその業者が信頼できるのかどうかは判断できません。
業者が信頼できるか見極める主なポイントは以下になります。

・見積もりの内容を確認する
ほとんどの業者では実際に作業を依頼する前に見積もり書を提示してくれます。
その内訳が細かく出されている業者は信頼できると考えてよいでしょう。
反対に「~一式」などの表記で、各過程をあいまいにまとめている場合は要注意です。

どんな作業にいくらの費用が発生しているかをしっかりと確認しておくことはとても重要です。
詳細な見積もりを提示してくれる業者であれば、無駄な費用を払う心配がなく安心して作業を任せられるでしょう。

・親身になって対応してくれるか確認する
理想のお庭を造るには、業者とのイメージの共有がとても重要です。
そのため、この打ち合わせに十分な時間を費やしてくれるかどうかは業者選びのうえでも重要なポイントとなります。
単に話を聞くだけではなく、より良い庭づくりのアドバイスも行ってくれる業者はなお信頼できるでしょう。

反対に、電話の段階で態度が悪かったり、連絡が遅かったりなど対応がよくない業者は選ばない方が無難です。対応が悪い=技術力が低いではありませんが、お客さんを大切にしない姿勢は仕事の質にも影響することがあります。

このほかにも、業者との対応のなかで何か違和感を覚えるようであれば、その業者とは契約をしないようにしましょう。
もし契約をしてしまってもクーリングオフの対象期間内であればキャンセルが可能です。まずはお住まいの地域の消費者センターに相談してください。

3.造園業者に任せるメリット

主なメリット

庭木の剪定を行っている事業者の写真

造園業者に依頼する前に、業者のメリットについて確認しておくことも大切です。
メリットを見極めた上で、業者に造園を任せるべきか考えてみましょう。

・仕上がりの完成度が高い
庭の造園には専門的な知識と経験が必要です。素人による作業ですと、仕上がりに問題があることが多く、思っていたような空間がつくれないことがあります。
その点、造園業者は庭や植物に関する知識と経験が豊富ですので、高い完成度を誇る造園が期待できます。

・希望に合わせたデザインで造園してもらえる
造園業者は作業前にお客さんと綿密な打ち合わせを行います。
打ち合わせでお客さんがどのような空間にしたいのか、どんな時に心地良いと感じるかなど、さまざまな情報を元にイメージを具現化し、実際の造園工事を行います。
もちろん、作業の途中であっても要望があれば、可能な限りそれを庭づくりに反映してくれます。

・余計な手間が省ける
個人で庭づくりをしようとすると、日々の仕事や家事で忙しい合間を縫って作業する必要があります。
また、造園を始めるには必要な道具を調べてすべて自分で用意しなければなりません。

造園業者に依頼して代わりに造園や維持・管理をしてもらえれば、余計な時間や手間を省略できて、とても効率的です。

4.造園業者に剪定してもらうのにおすすめの時期

おすすめの時期について

庭木を見ながら相談を行う依頼者と事業者の写真

庭は一度つくれば終わりというわけではありません。造園してからも定期的に業者を呼んで、維持・管理作業をしてもらう必要があります。

そのためには造園業者の選び方だけではなく、剪定の時期についても把握しておくことが大切です。
もし間違った時期に枝の剪定などをしてしまうと、仕上がりが悪くなるばかりでなく、せっかく植えていた樹木が弱って枯れてしまう原因にもなります。

樹木ごとの剪定時期は以下の通りです。

・常緑樹
剪定作業に適した時期は3~6月と8~11月になります。
上記の時期になると常緑樹の成長が止まることから、植物への負担をかけずに剪定できます。

・落葉樹
剪定をするのに望ましい時期としては、気温が下がる11~2月です。
外が寒くなってくると葉っぱが落ちていきますので、そのタイミングを見計らって作業を依頼するといいでしょう。

・針葉樹
剪定作業を行うべき時期としては、3~5月もしくは10~11月です。
3~4月は新芽がまだ顔を出していないことから、比較的剪定作業がしやすいです。
また、10~11月は気温の変化による影響で植物の成長が止まることから、木の枝の剪定が行いやすくなります。

5.造園業者に依頼した際にかかる費用

具体的な費用相場

庭木剪定の費用相場のイメージ写真

造園業者に庭づくりを依頼する際に気になるのは、費用だと思います。

お住まいの地域によって異なりますが、造園工事費用の相場は以下になります。

・日当制の場合:職人1人1日当たり15,000~30,000円ほど
・時給制の場合:1時間あたり2,000~3,000円ほど


上記の費用相場はあくまでも目安で、もし高所での作業が必要な場合は追加費用がかかります。
また、庭づくり以外にも、ウッドデッキやカーポートを設置したり、駐車場を設けたりするような外構工事も依頼する場合はさらに費用がかかります。

このように、造園工事にはある程度お金がかかります。しかし、費用を少しでも抑える方法がありますので、ご紹介します。

一つは業者ごとの見積もりを比較することです。
複数の業者から見積もりをとることでお住まいの地域の費用相場を把握できるので、その中からお得な業者を選ぶことができます。
また、悪質業者からの高額請求を未然に防ぐメリットもあります。

なお見積もりについてはかかる金額だけではなく、作業内容の詳細もきちんと確かめておくことも大切です。

もう一つはお得な割引キャンペーンを実施している業者を探してみることです。
業者によっては期間限定割引やインターネット申し込み限定料金などのキャンペーンを実施していますので、お得に依頼できるでしょう。

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