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キッチンの節水!すぐにできる節約方法をご紹介します

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.3
キッチンの節水!すぐにできる節約方法をご紹介します

キッチンでの節水方法に関する様々な情報を分かりやすくお届けします。ここからは、キッチンで節水するために出来る対策やポイント、注意点などを簡単に紹介していきますので、参考になさって下さい。さらに節水対策を業者へ相談した場合のメリットやデメリット、一部費用などについても触れていきますので、依頼する時や検討する時の判断材料の一つとしてお使い下さい。いずれにしても家全体で節水する際に、キッチンはかなりのウェイトを占めていますので賢く節水しましょう。

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1. キッチンの節水をする方法のポイント

キッチンの節水をするする方法のポイントは無駄遣いをしないこと。特に冬場は要注意

水を出しているキッチンの蛇口の写真

ここでまず最初に紹介するポイントは、いかに水を流す時間を減らすかという事です。そのためにいろいろな対策方法があるのですが、まずは冬場に注意しましょう。

冬場は温水で食器洗いなどをする方が多いですが、蛇口をひねってもなかなかお湯が出ませんよね。取り合えず、お湯が出るまで1~2分程度は流しっ放し。そういう時は、まず初めにポットに水を入れたりするなどしましょう。そうすることで最初に流す水を無駄にすることがありません。

次のポイントは、ひと手間かけることです。食べ終わった食器をキッチンに片付けた時に軽く流しておきましょう。主婦の方ならお分かりかと思いますが、時間が経った汚れは非常に落ちにくいです。特に油やケチャップの残り、卵料理のお皿などは時間が経つと洗ってもなかなか汚れが落ちてくれません。事前にさっと流しておくことで食器洗いの時間が短くなり、結果として節水につながります。

最後に紹介するポイントは、洗い桶の活用です。先ほど溜め洗いについて少し触れましたが、その為に必要になるのがこの洗い桶です。

活用法は、まず洗い桶に水を張り、汚れた食器を入れます。そして大きい食器から洗い桶に溜めてある水を使いながら汚れを落とし外に出します。再度洗い桶に水を張り、洗剤の付いたままの食器を丸ごと戻しましょう。その後流水で小さい食器から洗剤を落としていけば完了です。これだけでかなりの節水をすることが出来ます。

2. キッチンの節水をするために出来る対策①

キッチンの節水をするために出来る対策その1。節水コマを取り付けましょう

蛇口から水を出している写真

この対策ではじめに紹介するのが、節水コマの使用です。コマというのは、蛇口のハンドルの下に取り付けられている部品のことで、これが上下することにより水の調節が可能となっています。

節水コマは通常のコマよりも一回り大きく作られており、蛇口を全開にしても流れる水量を少なくすることが出来ます。お住いの地域によっては、自治体から無料で手に入れることが出来ますし、ホームセンターなどで購入しても100円程度です。

ただし、デメリットも存在します。それはレバータイプの蛇口には使用できない点と、鍋などに水を入れる際に時間がかかってしまう事です。

コマの交換は非常に簡単で必要工具さえあれば自分で行う事が出来ますので、ハンドルタイプの蛇口を使用している方は是非一度お試し下さい。

次に紹介する対策方法は、フットスイッチの設置です。フットスイッチとはその名の通り、足元のペダルで水を出したり止めたりできるアイテムです。よく学校などの公共施設に設置してある給水機にもフットスイッチが使用されています。

例えば洗剤が付いた手でレバーの上げ下げをするのは億劫ですね。かと言って流しっ放しにしていては節水になりません。そこで活躍するのがこのアイテムです。価格は約20,000円ですが後付けも比較的簡単ですので、検討されてみるのもいいでしょう。

3. キッチンの節水をするために出来る対策②

キッチンの節水をするために出来る対策その2。シャワーヘッドの交換が有効

シャワー蛇口から水を出している写真

この対策で有効的な方法がシャワーヘッドの交換です。しかし一口にシャワーヘッドといっても、様々な種類がありますので、選ぶ際は注意が必要です。

具体的に言えば、節水は出来るが水圧が低くなるタイプやヘッドの部分がスイングするタイプ、ろ過装置付きのタイプなど様々。価格も500円程度の使い捨ての物から5,000円近くする商品もあります。現在お使いの蛇口のタイプによっては取り付けが不可能な種類もありますので、購入する際は気を付けましょう。

次に紹介する対策は、蛇口自体を交換することです。中でもおすすめは水ほうき水栓です。ほうき型に水が広がりますので、洗い物の時間短縮になりますし、蛇口自体が浴槽のシャワーのように伸びますので、シンクを隅々まで洗う事が可能となっています。さらに水の中に空気を混ぜることにより、水圧の減少を気にすることなく約37%の節水が可能です。

この場所での節水対策で最後に紹介するのが食器洗い乾燥機です。(財)省エネルギーセンターの調べによると、1年間手洗いを続けると22,080円、食器洗い乾燥機の場合14,020円となっていますので、節水対策としては有効です。ただし食器洗い乾燥機は、キッチンのスペースによっては設置できないこともありますし、本体代金が高額かつ故障のリスクもありますので、軽い気持ちで購入すると結果的に節水できていない状態に陥る危険性もあります。

4. キッチンの節水を業者に相談する場合

キッチンの節水を業者に相談する場合は事前に定価を把握しておきましょう

蛇口のレバーを操作している修理事業者の写真

ここで大切になってくるのが、予備知識です。

たしかに専門業者に相談することで、より具体的な節水方法のアドバイスを聞くことが出来ますが、注意していないと相場の金額よりも大幅に高額な商品を購入させられることがあります。台所周りのパーツや商品は定価があってないようなものですので、同じ商品でも業者によって4,000円することもあれば8,000円することもあります。

今の時代はインターネットで調べると、その商品の価格が大体いくらなのか調べることが可能です。あらかじめそれらの知識を身に着けておくことで、トラブルを避けることが出来ます。さらにキッチンでの節水方法に関することは勉強しておきましょう。例えば5,000円の費用で35%節水できる方法と、10,000円の費用で35%節水出来る方法があるとします。普通に考えれば前者を選択しますが、業者に相談するとほぼ後者を勧めてきます。その時に知識があれば断る事も出来ますが、無ければ業者の言いなりになってしまいます。

また、相談後に節水方法を提案され、契約する前には必ず見積書を提出してもらいましょう。同じ条件で3社以上から見積もりを取り、最もいい条件の業者に依頼することをお勧めします。その時は価格だけでなく、アフターフォローの有無や期間も大切です。せっかく台所の節水対策をする訳ですから、知識が無いことで損をしてては何の意味もありませんからね。

5. キッチンの節水まとめ

キッチンの節水に関する様々な情報のまとめと重要ポイントのおさらい

水を手に出している写真

ここまで紹介した様々な情報の中から、大切なポイントのみをピックアップしておさらいします。

まず重要なのは、現在お使いの台所によって有効な節水方法は異なります。今すぐに出来る対策もあれば工事が必要な対策もあります。迷われたり、分からない場合は業者に相談しましょう。

ただし、その際は必ず見積もりを取ることと最低限の知識は必要です。省エネの観点から考えてもキッチンの節水をすることは素敵なことですので、すぐにでも実行することをおすすめします。

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