ハクビシンよけの方法とは?すぐにできる対策を解説
公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.15
民家の屋根裏にまで侵入してくるハクビシン。
そのままにしておくと、夜中に騒音で悩まされたり、健康被害に遭ったりします。
そこで今回は厄介なハクビシンよけに役立つ方法をご紹介します!専用の道具や器材を使わないので、すぐに実践できますよ。
民家の屋根裏にまで侵入してくるハクビシン。
そのままにしておくと、夜中に騒音で悩まされたり、健康被害に遭ったりします。
そこで今回は厄介なハクビシンよけに役立つ方法をご紹介します!専用の道具や器材を使わないので、すぐに実践できますよ。
厄介な存在であるハクビシンをよけるにはその特徴についてしっかり押さえておく必要があります。
すみかとする場所の条件や好んで食べているものなどを把握しておけば、対策がしやすくなりますよ。
・すみかとしているところ
もともとは海外に生息している生き物であり、中国南東部や東南アジアなどアジア圏においてその姿が目撃されています。
最近では日本国内においても姿を見かけることが多くなり、北海道から沖縄まで幅広いエリアに住み着いています。
住んでいる所としては、森林地帯・里山地域などであり、他の動物が使用していた巣穴を寝床としていることが多いです。
こうした習性から、最近では市街地でも床下や屋根裏のような薄暗い場所に住み着く例が報告されています。
・体の特徴
体長は約50cm〜1mあり、全身に灰色の体毛が生えているのが特徴です、顔には白い縦線模様があるほか、目の周りにも白い点模様を確認することができます。
・食性
ハクビシンは雑食性の生き物であり、いろいろなものを食べます。果物や野菜、葉っぱ、昆虫などが多いです。こうしたことから、農村部では農作物を食い荒らされる被害が相次いで報告されています。
また、都市部ではゴミ捨て場を荒らされることもあります。
すばしっこくてよけるのに手間取るハクビシンですが、なるべく早めに対処しておくことが大切。そのままにしておくと、住宅や家族に対してさまざまな被害を及ぼします。
ハクビシンによってもたらされる被害は次の通り。
・騒音被害
最近夜寝ている時に何やら天井から怪しい物音が聞こえてくるといった経験はありませんか。ひょっとしたら、その音はハクビシンによるものである可能性があります。
ハクビシンは民家の天井裏や屋根裏といった暗い場所に住み着いていることが多いので、知らない間にご自宅に侵入されているかもしれません。
基本的には夜行性であるため、深夜には最も活動が活発化します。もし立て続けに物音がするようであれば一度調べてみましょう。
・悪臭の被害
ハクビシンが住宅に住み着くと、自分が住み着いたエリアの周りに糞尿を撒き散らします。
また、ハクビシンには一カ所に糞尿を集める習性があり、溜まった糞尿が原因で天井や屋根裏が腐食してしまうこともあります。
・健康被害
野生の生き物であることから、ハクビシンはダニのような害虫はもちろん、病原菌まで宿しています。
ハクビシンが家に侵入されてしまえば、アレルギー症状や命にかかわるような病気をもたらす恐れがあります。
ハクビシンをよけるには日頃からきちんとした対策を講じておくことが必要不可欠。
ここでは個人でもできる具体的な予防策についてご紹介します。
・エサになりそうなものを片付ける
ご自宅の庭の雑草が生えっぱなしになっていませんか。ハクビシンはそうした雑草までもエサにするので、そのままにしておけば呼び寄せることにつながります。ご自宅の庭の雑草はこまめに刈り取りましょう。
また、ゴミについてもそのままにせず、すぐに処分しておくことが肝心です。
・ネットや金網を張っておく
ハクビシンは住宅の床下から侵入してくることが多いです。ホームセンターなどで動物用のネットや金網が販売されているので、ちょっとした隙間にも張り巡らせておきます。
なお有刺鉄線はとげがあるので、ハクビシンに対しての抑止力として役に立ちます。
・忌避剤を使用する
ハクビシンよけについては専用の忌避剤がとても役に立ちます。また、専用のものでなくても、ニンニクや石油系の臭い、唐辛子の香りなども苦手としています。自宅の周りに撒いておきましょう。
この他にも、天敵であるオオカミのにおいも嫌うので、ウルフピーも忌避剤として使えます。
・ライトを活用する
夜行性の生き物であることから、強い光を苦手とします。特に青色ストロボや青色LEDライトのように青い光がハクビシンよけに役立ちます。
先ほどまでにご紹介したハクビシンよけはご自身でもすぐに実践することは可能です。
しかし、既に住み着いているハクビシンを追い出したい場合は、個人だとなかなか難しいのが実情。
そんな時に頼りになるのがハクビシン対策の専門業者です。業者をおすすめしたい理由は次の通り。
・ハクビシン処分の許可をもらっている
ハクビシンのような野生動物は個人で勝手に処分していいわけではありません。鳥獣保護法によって規制されていて、捕獲および処分を行う際には事前に自治体に申請する必要があります。
業者であれば行政からきちんと許可を得ているので、こちら側は許可申請の作業をする必要はありません。
・経験豊富なスタッフが揃っている
専門業者のいいところはスタッフの知識と経験が豊富なこと。個人でハクビシンよけをしようとするとどうしても作業にムラが生じ、思わぬところから侵入されてしまったということもあります。
対策についても業者にしっかりとやってもらうのが得策です。
・現場の清掃もしてくれる
ハクビシン駆除をしてもらってからは、現場の清掃もしっかりやってくれます。個人だと後始末がとても面倒な糞尿の掃除や消毒作業も、業者なら安全かつ確実です。
糞尿の清掃作業は健康被害にかかわるので、業者にお任せできると安心です。
ハクビシン対策の業者と言っても優良業者と呼ばれているところと、そうでないところがあります。
ここではハクビシンよけをしっかりやってくれる業者を見つけるコツについてご紹介します。
・業者の評判を確認しておく
業者選びにおいて一番欠かせないのが評判の確認。優良業者とされているところは、顧客から高い評価を受けています。
最近ではインターネットの口コミサイトも数多くありますので、近所にある業者の評判に一度目を通しておきましょう。
・見積もりをとっておく
業者に作業を依頼する前に見積もりをきちんと確認しておくことが大切です。見積もりには作業内容やそれにかかる費用の内訳について記載されています。
悪徳業者の場合ですと、あえて安い費用を提示しておいて、後からオプションサービスとして高い追加費用を請求してくることがあります。
費用の詳細に関して疑問に思うことがあれば、遠慮なく担当者に聞いてみましょう。
・アフターフォローの有無を確認する
ハクビシン対策で外せないのがアフターフォロー。一度作業をすれば終わりではなく、後日再び被害に見舞われることもあります。
最長5年の再発保証をはじめ、業者によってさまざまアフターサービスが実施されています。
保証期間については業者ごとに異なるので、事前に確認しましょう。