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鍵屋もオススメ!防犯性の高い鍵とは

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.2
鍵屋もオススメ!防犯性の高い鍵とは

近年では共働きの夫婦も増加しており、家を留守にしがちになっていることも非常に多く、全国で7万件以上の空き巣などの侵入窃盗犯罪が発生しています。警視庁の平成29年の統計データでは、住宅対象侵入窃盗の侵入口として4割が玄関口からの侵入となっています。 今回は、安心できる暮らしづくりのために鍵の防犯性についてご紹介していきます。ご自宅の鍵の防犯性について不安がある方は一度見直してみてはどうでしょう。

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1. 防犯性の低い鍵とは

防犯性の低い鍵というのは、「ワンドアワンロック」の鍵が少ない状態や、鍵の構造が一昔前のシンプルな「ディスクシリンダー」「ピンシリンダー」などがあります。

扉に鍵を差そうとしている写真

鍵の構造が簡易的なものは、ピッキングも簡単にされてしまいます。そのため、空き巣が鍵を開ける時間には5分もかからないといわれています。鍵が見た目にも簡単な構造ですと、空き巣に狙われやすくなってしまうため、注意が必要です。

というのも、一般的に空き巣は、侵入するのに10分かかったら諦めると言われているからです。さらに10分まではいかなくても、5分間侵入されなければ、70%近くの空き巣はそこに侵入するのを諦めるといわれています。したがって、5分間で鍵が破られなければ、空き巣の被害を最小限に防ぐことが可能といえるでしょう。

いっぽうで、防犯性が低い鍵を使っている家は、空き巣を手招きしているようなものです。長年使っている鍵だからこそ、その防犯性について普段意識することはないでしょうが、鍵の防犯性は家を守るためには重要な要素です。鍵を交換するために多少の費用がかかっても、安全で防犯性が高いものに付け替えることをオススメします。

2. 防犯性の高い鍵とは

防犯性が高い鍵といってもその種類や費用はさまざまということを知っておかなければなりません。

扉についている様々な鍵の写真

防犯性が高い鍵は、構造が複雑になっていますし、鍵自体にロック機能がついていたりします。そして一つの窓やドアに対して複数設置されているものも当てはまります。

複雑な作りになっているものにどういったものがあるのかというと、ディンプルシリンダーや指紋で開けるタイプなどがあります。この2つはピッキングにかなり強い構造になっているため、空き巣は開けるのに時間がかかってしまうのです。

また玄関に取り付けられた鍵が多ければ多いほど、開けるために要する時間はかかるので、複数の鍵がついていることが見た目で分かるようにすることで、空き巣が敬遠する可能性が高くなります。複数つけるだけでも被害を最小限に抑えることができる場合が多いです。

自宅に一つしかついていないという場合は少し危ない可能性があるため、複数取り付けることを検討してみましょう。指紋で開けるタイプであれば自分も簡単に開けることができるため、空き巣被害を心配せずに安心して暮らせます。

3. 防犯性が高いオススメの鍵の種類

防犯性が高い場合の特徴は、「ワンドア・ツーロック」のものやディンプルキーや指紋認証型などの作りが複雑な構造になっていることがあげられます。

窓に鍵を差しこんでいる写真

窓の場合はサムターン錠にロック機能があるものもその一つです。せっかく安全のために交換をしても、性能の低いものを選んでしまうと意味がないので注意が必要です。

たとえば世界的に信頼度が高いスイスのカバ社のカバスターネオは、一般的な1列6本のピンに対して、5列26本というとても複雑な構造になっています。この構造だとピッキングの難易度が高くなりますし、耐ピッキング性能も10分以上と空き巣対策に効果的です。

玄関ドアの侵入手口として代表的だと言われているサムターン回しは外側からドアに穴を開ける方法です。ドアスコープから特殊な工具を入れて内側のつまみを回すことでドアを開けるのですが、カバ社のセイフティサムターンであれば、在宅と外出の2つのモードで切り替えができるため、外出モードでは内側のつまみが空転するようになっているので安心です。

防犯性が高い鍵といっても、どこのメーカーのものかによって特徴が違ってくるので、交換や取り付けをするといった場合には専門の業者に相談をするといいでしょう。

4. 防犯性の高い鍵に交換する場合の費用について

防犯性が高い鍵に交換をする際の費用ですが、費用は安いものから高いものまでさまざまです。

コインの前で鍵を持っている写真

カバスターネオは2007年に発売されたカバスター最新のシリンダーになり、最高水準の次世代型ディンプルキーシリンダーになります。こちらの料金は2万円から3万円になっています。

カバエースはスペアキーの作成が楽にできることでも有名で、金額は1万1千円からと結構お得になっているのです。その他にはFBロックがあり、こちらは世界最高クラスの防犯性を持っていると言われています。

しかし合鍵を作るとなるとカード番号の照合が必要になるのが注意点です。金額は2万5千円からとなっています。

その他にデジスクロックプロという商品だと3万6千円からと少し高めです。しかし、どうせ交換をするなら確実に防犯性の高いものを選ぶことがオススメです。寿命はおよそ10年と言われているので、長期的に使っているという場合も交換をすることが大切です。

どの鍵を選んだらいいのか分からない場合は、鍵交換の業者に相談をするのも一つの方法です。予算もこれくらいでと伝えると考慮してもらえますし、金額もきちんと教えてくれるので安心です。安いものではありませんが、安心して暮らすには大切なことです。

5. 防犯性の高い鍵 まとめ

鍵の機能や種類、金額もメーカーによってさまざまあります。

木目の机に置かれた2本の鍵の写真

鍵が10年以上経過している場合や構造が一昔前のものは、防犯性が低下することを理解し、ディンプルキーなど防犯性が高い鍵に交換することで「ワンドア・ツーロック」を行なうことが重要です。

玄関口以外にも、窓などの鍵の防犯性は優れているかも確認し、交換が必要であれば住居に合った防犯性の高い鍵への交換をすることが良いです。家全体の防犯性を高めることで家族が安心して暮らせるようになるのならば、鍵の交換設置の費用も決して高い買い物ではありません。

家の防犯性が気になる方は、ぜひ専門の鍵交換の業者に相談しながら防犯性の高い鍵に交換し、安心できる暮らしづくりをしてください。

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