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家の鍵を無くしたらどうする?無くした鍵の探し方についても紹介

公開日:2024.3.18 更新日:2024.4.22
家の鍵を無くしたらどうする?無くした鍵の探し方についても紹介

「出先から帰宅し、家に入ろうと思ったら鍵が見当たらない?!」このような状況は想像するだけで不安になる話ですね。実際に家の鍵を無くしたとき、人によってはパニックに陥り、落ち着いた判断が難しくなるかもしれません。

この記事では、家の鍵を無くしてしまったときに何をすればいいのかについて解説していきます。鍵の探し方もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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カギ110番

1.家の鍵を無くしたら①まずは落ち着いてカバンやポケットの中を確認

家の鍵を無くしたときの探し方

カバンの中を確認して車の鍵を探している女性の写真

家の鍵を無くしたとき、まずは落ち着いて本当に鍵が無いのかを確認しましょう。

家の鍵を無くしたときの探し方としては、まずカバンやポケットなど、自分の身の回りから探してみるのがポイントです。
自分の身の回りにない場合は、自分がその日訪れた場所をリストにまとめていき、1ヵ所ずつ回っていきましょう。どこかで落とした場合は、途中で見つかる場合があります。その日、どかこのお店に入った場合は、そのお店に問い合わせるのもよいでしょう。

ここからは、家の鍵を無くしたときの探し方を、順を追って説明します。

①カバンやポケットを探してみる
落ち着いて今一度カバンの中や洋服のポケットを探してみると、意外と見つかる確率は高いです。そのため、鍵がないと思ったら、まずはカバンとポケットを探してみてください。

鍵を失くしたときに、よく服の上から感触を確かめる方がいますが、それだけでは気付かない可能性が高いです。服やズボンのポケットに1つずつ手を入れてみて、直接確認してみてください。

目の前にテーブルがある場合は、カバンの中身を全部出してみて、さらに財布の中や、物の間に鍵が挟まっていないかをチェックしてください。ポケットティッシュの中に入り込んでいる可能性も考えられます。

②行った場所を回りながら確認する
今日1日で行った場所を書き出してみて、順番に回ってみてください。途中で落としていた場合は、どこかで見つかる可能性があります。
特に公共の場所や店内で鍵をなくしたと思われる時は、誰かがそれを拾って店頭に届けてくれている可能性があります。そのため、そこに向かう前に電話で問い合わせてみるのもおすすめです。

また、電車内で落とした場合、遺失物の管理方法は鉄道会社によってさまざまです。スマホで「(自分が利用した鉄道会社名 ) 落とし物」などで検索をし、まずは電話で問い合わせてみるとよいでしょう。

③置き忘れしそうな場所を探す
トイレに入った際に、家の鍵を個室に置き忘れるケースもあります。そのため、自分が入ったトイレの個室を探してみて、荷物置き場などに置いてないか確認してみてください。

車で通勤している方は、まず車内のインストルメントパネル、小物収納スペース、ダッシュボードの上を確認することから始めます。
運転中に手提げバッグを助手席に置く習慣のある人は、鍵がバッグから滑り落ちた可能性が考えられます。シートやドアの隙間、ドリンクホルダーの周辺なども細かく調べてみましょう。

2.家の鍵を無くしたら②見つからなかった場合は、警察で遺失届を出す

家の鍵を探しても見つからなければ警察へ

交番の写真

身の回りを探しても見つからず、訪れた場所を辿っても発見できなかった場合は、交番や警察署に遺失届を出してください。遺失届は、警察庁行政手続きオンラインでも提出できます。

■交番や警察署に遺失届を提出する場合
近くの交番か警察署に行き、遺失届を提出したい旨を伝えれば、申請用紙を渡してくれます。申請用紙に以下の情報を記載して、提出すれば完了です。
・名前と住所
・電話番号
・鍵を落とした日
・鍵を落とした場所
・鍵の外見などの特徴

落とし物として鍵が交番や警察署に届いたときに、失くした鍵と照合できるように、鍵の特徴を書いておいてください。鍵はどのような形をしているか、鍵にアクセサリーなどをつけている場合はその詳細まで詳しく書いておきましょう。

■警察庁行政手続きオンラインで遺失届を提出する場合
警察庁行政手続きオンラインを利用する場合は、利用者登録をしなければいけません。遺失届と併せて、以下の手順で手続きしてください。

1. サイトにアクセス
2. 利用者登録をタップする
3. 利用規約に同意する
4. メールアドレスを入力して「登録する」を押す
5. 4で入力したメールアドレスにメールが届くので、記載されたURLを開く
6. 任意のパスワードや名前などを入力して完了
7. ログインして、遺失届出書を選択
8. 必要事項を入力

必要事項は、交番や警察署のものと同じです。

遺失届を出した後は、もう一度しっかりと鍵を探してみて、それでも見つからない場合は、予備の鍵を持っている家族や管理会社に連絡し、家の鍵を開けてもらいましょう。

もし予備の鍵がない場合、持ち家・賃貸にかかわらず、プロの鍵事業者に玄関の鍵を開けてもらう必要が出てきます。

3.家の鍵を無くしたら③賃貸の場合は管理会社・大家さんに連絡する

賃貸なら大家さんや管理会社に連絡する

管理会社や大家さんに連絡している女性の写真

賃貸物件であれば、遺失届を提出してから大家さんや管理会社に、鍵を失くした旨の連絡をしましょう。その際に、いつ鍵を失くしたのか、スペアキーは持っているのかを伝えてください。
鍵を無くした場合は鍵の交換が必要になるため、管理会社の指示に従いましょう。

また、管理会社に連絡する際は、以下の4つを確認しておくべきです。

①管理会社が鍵開けをしてくれるか
管理会社が鍵開けをしてくれるのかを聞いておきましょう。

ただし、最近ではトラブル防止の観点から、管理会社が入居者への鍵の貸し出しをしていないケースがあります。
鍵の貸し出しがない場合は、家に入るためにプロの鍵屋さんに鍵開けを依頼しなくてはなりません。管理会社と提携している鍵屋さんの有無を確認して、提携の鍵屋さんがある場合は手配してもらいましょう。提携している鍵屋さんがない場合は、自分で鍵屋さんを探す必要があります。

また、鍵開けは本人確認ができる書類や身分証が必要になります。用意できるのであれば、事前に用意しておきましょう。

②鍵開けまでにかかる時間
管理会社が鍵の貸し出しをおこなっている場合は、スペアキーで家の鍵を開けてくれます。この場合は、自宅に来て鍵開けをしてくれるまでどれくらいの時間がかかるのかを、確認しておきましょう。
鍵を無くしたことに気づいたのが夜だったり、管理会社が遠い場所にあったりする場合は、すぐに対処できない可能性があります。

③鍵開けの費用
一部の管理会社では、入居者サポートとして、鍵開けサービスを無料で提供していることもあります。また、提携している鍵開け事業者を紹介してくれる場合もあります。

費用が発生する場合には、出張料金や夜間・深夜に対応する際の追加料金がかかるかどうか、また支払い方法の詳細についても事前に確認しておくことが重要です。

④鍵交換の許諾
家の鍵を無くしてしまったら、多くの人が防犯のために鍵を新しくしたいと考えるでしょう。
賃貸住宅においては、管理者と事前に話し合わずに自己判断で鍵を変えると問題が起こる可能性があるため、鍵交換をする前に必ず管理者に相談しましょう。

4.家の鍵を無くしたら④鍵開けを鍵屋さんに依頼する

複数の鍵屋さんを比較するのがおすすめ

現場に急行する鍵屋さんの絵

鍵が見つからず、スペアキーが手元にない場合は、自分の家に入れません。自分の家に入るためには、鍵の専門事業者に鍵開けを依頼してください。
鍵の専門事業者は、深夜であっても出張対応してくれるところもあるので安心です。

■専門事業者による鍵開けの相場
鍵の種類によって、費用が変わります。
・ギザギザの鍵:4,000~10,000円ほど
・ディンプルキー:6,000~15,000円ほど


ギザギザの鍵は一般的な鍵で、ディンプルキーは差し込む部分に穴が開いてへこんでいる鍵です。

また、カードキーなどピッキングができない鍵の場合、ドアスコープがついていれば、そこからサムターン回し解錠ができる可能性があります。
・サムターン回し解錠:12,000円~30,000円ほど

ただし、ドアスコープがないお宅の場合は、窓から侵入して家の中から解錠したり、鍵を破壊して開錠したりする必要があり、費用も高額になります。

■鍵の専門業者の選び方
鍵を開けてくれる業者を選ぶ際は以下のポイントを確認してください。
・対応の速さ
・営業時間や営業日
・料金が明確か
・対応が丁寧か

家の鍵を無くした場合は、家に入れません。そのため、数十分で駆けつけてくれるなら安心できます。何分で到着してくれるのかで選びましょう。
また、業者によっては24時間対応をうたっている業者も存在するので、夜間でのトラブルでも安心です。

電話で問い合わせをした際に、だいたいの見積もりを提示してくれる業者は信頼性が高いです。料金の内訳を聞いておけば、予想していなかった支出も予想しやすくなります。

■相見積もりを取って比較
余裕があるなら1社だけでなく、複数の事業者から見積もりを取ることをおすすめします。初めから1社に絞ってしまうと、もしその業者の費用が他より高いとしても気がつけません。相見積もりを取ることで、費用相場がわかるうえに、業者の態度やサービスなどを比較できるでしょう。

ただし、緊急を要する場合はそう悠長なことを言ってられないこともあります。その際は上記で紹介した費用相場を参考に事業者を選んでみてください。

5.家の鍵を無くしたときにやってはいけないこと

自分で無理やり鍵を開けようとしない

家に入れない女性の写真

最後に、家の鍵を無くした際にやってはいけないことを解説いたします。トラブルに対応する際の参考にしてください。

・自分でピッキングをしてはいけない
家の鍵を無くして家に入れないときに、針金などでなんとか鍵穴を開けられないかと考える人も多いでしょう。
しかし、ピッキング行為は専門の業者が道具を使って行う作業であり、素人がピッキングをすると特殊開錠用具所持禁止法に違反してしまいます。
そのため、鍵開けは専門事業者に任せるようにしましょう。

また、下手に鍵穴に異物を差し込むと、内部に傷がついて破損する可能性があります。
賃貸物件である場合は、鍵穴も大家さんや管理会社のものであるため、損害賠償請求を受ける危険性もあるので注意してください。

・SNSでの鍵探しの呼びかけはしない
家の鍵を探してもらうように、SNSで呼びかけをしようと考える人もいるでしょう。
しかし、不特定多数の人間が見るSNSで「鍵を無くした」と発信してしまうと、悪意を持った人物に住所が知られる危険性があります。
住居不法侵入や悪質ないたずらの危険性があるため、SNSでの発信はやめてください。

・管理会社と大家さんに相談もなく勝手に鍵を交換しない
前述でも少し触れましたが、賃貸物件の場合は、鍵は管理会社や大家さんのものであるため、勝手に交換してはいけません。
自分が所有するスマホを勝手に他の機種に交換されたら困るでしょう。これと同じで、勝手に鍵を交換すると損害賠償請求を受ける可能性があります。

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