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給湯器の交換はDIYでできる?業者の交換費用も解説

公開日:2022.10.28 更新日:2024.4.17
給湯器の交換はDIYでできる?業者の交換費用も解説

お風呂や冬場の食器洗いの際など、温かいお湯を供給してくれる給湯器は私たちの生活の中で欠かすことのできない存在です。
中にはそんな給湯器の交換を自分でやってみたいという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は給湯器の交換をDIYでできるかどうかや、業者に交換を依頼した時の費用について解説していきます。

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1.給湯器交換はDIYでもできる?

基本的にDIYではやってはダメ!

やってはいけないことのイメージ写真

最近ではコロナ禍でのお家時間を活用してDIYにチャレンジする方が増えています。そんななかでDIYで給湯器の交換も行いたいと考えられる方ももいらっしゃいます。

しかし、DIYによる給湯器交換は以下の理由から難しいです。

・専門資格が必要
給湯器の交換作業は高度な知識および専門性を必要とすることから、専門資格が必要とされています。

必要な資格は以下の通りです。
・ガス可とう管接続工事監督者
・給水装置工事主任技術者
・液化石油ガス設備士
・ガス機器設置スペシャリスト
・特定ガス消費機器設置工事監督者

インターネットを見てみると、専門資格なしで給湯器交換をされている方も見受けられます。ただし、ガスを取り扱う作業ですので、失敗した時のリスクは非常に大きいです。
そのため、専門資格を持っていない方はDIYで交換しないのが無難です。

・ガス漏れの危険性がある
DIYによる給湯器交換で最も危険なのがガス漏れです。
給湯器の取り付けは非常に難しく、ちょっとした作業ミスがガス漏れにつながります。ガス検知器を設置されているご家族が少ないため、もしもガス漏れが起きても気づかないおそれがあります。

また、ガス漏れのような事故にならなくても、配管を破損させるなど、修復が難しい状態にしてしまうこともあります。

2.給湯器の交換に必要な工事とは?

給湯器の交換に必要な接続工事個所をご紹介

住宅の壁に設置された給湯器の写真

給湯器を正常に使用するためには、ガス管や水道管などと接続する必要があります。

前述したようにDIYでの給湯器交換はおすすめしませんが、業者との打ち合わせなどのために参考として、必要な接続工事について知っておくといいでしょう。

・燃料通路の接続工事
ガスを輸送する役割を持つガス管と給湯器本体を接続する作業になります。実際の工事では配管用のシール材などで接ぎ手の部分に塗り、接合していきます。

危険性の高い作業であり、給湯器交換のDIY作業が難しい最大の要因となっています。

・水通路の接続工事
給湯器と水道の配管をつなぐ作業です。
給湯専用のものについては入水と出湯の2本。追い炊き機能の付いた給湯器については浴槽との間の往復で更に2本の管が追加されます。

ステンレス製のフレキ管に代表されるように曲げ伸ばしが自由自在な管であれば問題ありませんが、銅管やステンレス管などですとちょっとした抜き差し作業でも難しくなります。

・排気通路(屋内設置用)の接続工事
排気を建物の外に排出する排気筒を設置する作業になります。上手く排出できるように、周りに物を置きすぎたり、囲いすぎたりしないようにします。

・電装部の接続工事
給湯器のリモコンの配線作業になります。多くの住宅では床下を這うように通しているので、作業には細心の注意を払います。

3.給湯器の交換は専門業者に任せよう!

専門業者をおすすめする理由

給湯器の修理を行う事業者の写真

こうしたDIYでは難しい給湯器の交換をやってくれるのが業者です。
依頼の際は、数ある業者のなかでもガス機器を専門に対応してくれるところを選ぶのがおすすめです。

専門業者をおすすめする理由は次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には国家資格を持ったベテランスタッフが在籍しています。
素人だとなかなか難しい配線工事などでも、業者であれば安全かつ確実に対応してくれます。

・事前準備をしなくてもいい
専門業者は電話1本ですぐに自宅まで駆けつけてくれます。依頼する側は何も準備しなくてもいいのでとても楽です。

支払い方法についてもクレジットカード決済やQRコード決済にも対応してくれるところが多いです。

・給湯器に関する疑問を相談できる
給湯器のことを知り尽くしたプロですので、日頃のトラブル予防策や万が一故障した際の対処方法など、こちらが知りたいことに何でも答えてくれます。

疑問に思うことがあれば積極的にスタッフに聞いてみましょう。

・アフターサービスが付いている
ほとんどの交換業者では現場の定期点検や交換してから不備があった際の無償修理をはじめ、さまざまなアフターサービスを受け付けています。

具体的なサービスの内容や保証期間は業者ごとに異なるので、前もって確認されることをおすすめします。

4.給湯器業者のおすすめな選び方

業者選びのコツ

給湯器の点検を行う事業者の写真

給湯器交換をする際に頼りになる専門業者ですが、ご自身に合うところとそうでないところがあります。

交換にかかる費用だけではなく、実績やスタッフの対応など、注目しなければならないポイントがあります。

・自宅が出張エリアに対応しているか確認する
依頼するにあたって一番重要なのが出張エリア。どんなに評価の高い業者を見つけたとしても、業者が対応してくれる地域でなければ意味がありません。

自宅から距離が近い業者の方がすぐに駆けつけてくれる上、何かあった時にも迅速に対応してくれます。

・業者の実績を確認する
業者選びにおいて重視しなければならないのが作業実績。業者の公式ホームページにはこれまでの作業実績や施工事例が掲載されていますので、参考として見ておくといいでしょう。

・業者の口コミを確認する
一般的に優良業者と呼ばれているところは依頼された方から高い評価を受けていることがほとんど。実際に依頼された方の口コミは業者のホームページや口コミサイトに掲載されています。

・スタッフの対応を見ておく
依頼者や近隣にお住まいの方に対して丁寧な対応を心掛けているところほど、自宅や近所のことを考えて作業してくれます。
現場を訪問したスタッフのやりとりからきちんと対応できているか確認しておくことが大切です。

5.給湯器交換にはいくらかかる?

給湯器交換の具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

DIYではなく業者に給湯器交換をしてもらうとなるとそれなりのお金がかかります。
一般的な家庭用の給湯器の交換費用は以下の通りです。

・エコジョーズ(追い炊き機能なし):10万円~
・エコジョーズ(追い炊き機能あり):12~15万円
・エコジョーズ(追い炊き機能、床暖房機能あり):20~22万円
・エコキュート(追い炊き機能あり):30~38万円
・エコワン(追い炊き機能あり):60~65万円

さらにご自宅まで専門業者が訪問する際には出張費用が追加されることがあります。

また、給湯器本体に加えて、自宅に設置するにあたっての工事費用もかかることがあります。
給湯器の標準工事価格の相場は約3~6万円ほどになります。

ただこうした給湯器の交換費用を少しでも安くする方法があります。

一つは見積もりをとっておくこと。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されています。少なくとも3社以上から見積もりをとっておいて、お住まいの地域で一番お得な業者を見つけることをおすすめします。

もう一つは割引キャンペーンを実施している業者を探すこと。
業者によってはオンラインで申し込みされた方限定の割引価格や、2回目以降の修理に適用されるリピーター割といった、さまざまな割引キャンペーンを実施しています。

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