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冬の寒さ対策は断熱ガラスがおすすめ!気になる効果と費用を解説します

公開日:2021.11.12 更新日:2024.4.9
冬の寒さ対策は断熱ガラスがおすすめ!気になる効果と費用を解説します

外から来る冷気が気になる季節。そんな時は窓ガラスをリフォームしてみませんか。断熱ガラスなら冷たい空気をシャットアウトし、お部屋を快適にしてくれます。今回は冬の寒さ対策に役立つ断熱ガラスの性能や取り付け費用についてご紹介します。

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1. 冬の寒さ対策は窓から

お部屋の室温を変える要因は実にさまざまですが、一番気を付けなくてはならない箇所が窓際です。

カーテンがついていない状態の窓の写真

窓は外の空気に対して直接触れる箇所であり、もっとも気温の変化に敏感です。たとえ、ご自宅の外壁に効率性の高い断熱材が使われていたとしても、しっかりした窓を設置していないと熱が外へ出ていってしまいます。

暖房によって室内に暖かい空気が流れていたとしても、窓ガラスが冷たければそれが冷やされます。そうなると室内全体の温度が低下していきます。またお部屋が寒くなるばかりでなく、通常の窓ガラスですと結露のトラブルも発生します。結露は室内の気温と外の気温との差によって起こります。

結露に関してはただの水滴と思われるかもしれませんが、カビの温床につながります。いったんカビが繁殖してしまうと掃除が面倒になるのはもちろん、シックハウス症候群を引き起こす恐れもあります。

逆に今まで使用していた窓ガラスから断熱ガラスにリフォームすることによって、こうした問題を一気に解決することが可能です。ガラスの断熱効果を高めることで、外気の影響を受けにくくなります。それによって室内環境を従来よりもさらに快適にしてくれます。また断熱効率をアップさせることで、嫌な結露も防止してくれます。

2. 断熱ガラスの構造

断熱ガラスは、その名の通り室内を流れている暖かい空気を外へ逃さない効果があります。一口に断熱ガラスとは言ってもさまざま種類のガラスがありますが、主に複層ガラスを指します。

複層ガラスの断面の写真

一般的に断熱ガラスには室内の空気を逃さない機能を有しています。この機能が備わっていることで、ストーブやエアコンなどで温められた空気が室外へ流れなくなります。

その機能の秘密は断熱ガラスの構造にあります。複層ガラスと呼ばれるように2枚の窓ガラスが使用されていて、ガラスとガラスのすき間には乾燥した空気やガスが入れられています。こうした空気やガスを注入することで、一般的な窓ガラスよりも断熱効率が高められているのです。断熱ガラスに使用されるガスには断熱性に優れた不活性型のガスが採用されています。

中間に挟み込まれている空気層の厚さは、リフォームを決める際に変更することができ、販売されている断熱ガラスにもよりますが、6~18mmまであります。

また断熱ガラスの効果は断熱効率のアップにとどまりません。2枚の窓ガラスを取り入れることで割れにくくなり、防犯対策がしやすくなります。厚みが増すことで防音性能も向上し、外から聞こえてくる騒音をシャットアウトしてくれるのにも一役買ってくれます。

3. 断熱ガラスを利用するメリット

断熱ガラスにおける最大のメリットは省エネ効率のアップです。

重ねられた断熱ガラスの写真

一般的な窓ガラスを使用されているお部屋ですと、暖房をつけているのに暖かく感じられないことが多いでしょう。そんな時についつい室内の温度設定を高くしてしまいがち。ですがエアコンを使用されている場合ですと、温度を高めに設定することで電気代がかさんでいきます。

そこで活躍するのが断熱ガラスです。1枚のみの窓ガラスとは異なり複層ですので、外側の空気が入りにくくなり、室内の空気もしっかり閉じ込めてくれます。こうすることによって、エアコンの温度設定を20℃とした場合でも十分暖かく感じられるでしょう。

環境省では、エアコンの暖房の設定温度を1℃下げるごとに、およそ10%もの消費電力を減らせるという試算が出ています。なので、毎月の電気代も窓ガラスのリフォームで減らすことができます。

前述したように、断熱ガラスは結露の防止にも役に立ちます。2枚ものガラスに加えて中間には空気層が挟まれているため、外の空気の影響を受けにくくなります。これによって窓ガラスに結露が付着しづらくなり、カビが繁殖しづらい環境になります。シックハウスの原因であるカビを押さえることで、より健康的な暮らしを実現してくれます。

4. 断熱ガラスを利用するデメリット

そんな便利な断熱ガラスにもいくつかのデメリットがあります。

断熱ガラスの窓の写真

まずご自宅の窓によっては断熱ガラスの大きさが合わない可能性もあります。通常のマンションや一戸建て住宅に使用されている窓は、厚さ9mmを基準として設計されています。それに対して断熱ガラスは12mmの場合が多いです。

断熱ガラスを設置した場合、今までの窓よりもさらに厚みが増すことになります。そうなってくると、窓に取り付けてあるシャッターや雨戸が開閉しづらくなるなどの弊害が生じます。

また取り付ける位置によっては、断熱ガラスは陽の光を遮断する要因にもなります。寒い冬の時期において太陽光は室内温度を高めるための必要条件にもなります。もしこの光を窓から遮ってしまうと、室内温度の上昇にはエアコンやストーブに依存しなければならなくなります。これにより光熱費が高くつく可能性が出てきます。なので、断熱ガラスを設置する際には取り付ける方角に気を付けなければなりません。

そして一番ネックになってくるのが業者による工事費用です。高い断熱効率を誇るだけあって、通常の窓ガラスよりもリフォームにかかる費用は高くつきます。また作業費用に加え、断熱ガラス本体や業者の出張費もかかってきます。リフォームを行う際はこうしたお金のことも考えなければなりません。

5. 断熱ガラスの設置費用について

先ほども触れたように、断熱ガラスを導入するにはある程度のお金がかかります。

費用相場のイメージ写真

一般的に使用されている窓ガラス本体ですと、費用相場は5,000円~15,000円ほどです。その一方で、断熱ガラス本体の場合は種類や厚みによって異なりますが、費用相場はおよそ25,000~50,000円になります。これに加えて、断熱ガラスを取り付けるのに必要なアタッチメントや交換資材、業者の出張費などの費用が加算されます。

リフォーム代が高くて思わず躊躇してしまわれている方もいらっしゃるかもしれませんが、断熱ガラスのリフォーム費用を安くする裏技があります。その一つが助成金制度の活用です。現在政府や地方自治体では住宅リフォームに対する助成金や減税措置を設けています。こうした制度を活用することで、実質負担を減らすことができます。すぐにでも窓ガラスのリフォームを実施したい方は、まずはお住まいの自治体のホームページをチェックしてみましょう。

もう一つの裏技が無料見積もりです。最近では多くの住宅リフォーム業者にて無料見積もりが実施されています。ある業者では断熱ガラスの本体価格35,000円だったのが、別の業者では30,000円になっていたということがあります。寒さ対策に急を要している状況でなければ、じっくりと複数の業者を比較させることをおすすめします。

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