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害鳥駆除対策について紹介しますvol.2

公開日:2023.3.3 更新日:2024.4.11
害鳥駆除対策について紹介しますvol.2

鳴き声がかわいいヒヨドリや、神の鳥とも言われているセキレイ(鶺鴒)、鷹に酷似しているトンビ、渡り鳥のユリカモメ。
木々に留まっていたり、大空を羽ばたいている姿を見ると、心が和みますね。これらの鳥による被害は、以前でしたら農作物や魚介類が中心でした。しかし近年では人間のゴミも漁るようになっています。

そこで今回は、ヒヨドリ・セキレイ・ユリカモメ・トンビを駆除するための対策などを紹介しますので、参考にして下さい。

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ヒヨドリを駆除するための対策を紹介

ヒヨドリ対策で比較的有効とされているのが目の細かい防鳥ネット

電線にとまっているヒヨドリの写真

この害鳥は一羽でしたら非常に小さく鳴き声もかわいいので、気にされる方は少ないと思います。ですが、ヒヨドリはとんでもない数の群れをつくります。10羽20羽ではありません。大きい群れになると、なんと1000羽近くになります。それが一斉に農作物めがけて飛んでくる訳ですから恐怖すら感じます。

ヒヨドリ対策として有効とされているのが防鳥ネットです。ヒヨドリの体は小さいので、カラス用のネットでしたら網の目をすり抜けることができます。ですので、防鳥ネットを設置する際は出来るだけ目の細かいものにしましょう。

その他の対策として古くから用いられてきたのが案山子(かかし)です。しかし、ヒヨドリは頭が良い鳥ですので、常に設置しておいたらすぐに警戒しなくなります。ですので、立てる位置を頻繁に変えるなどの工夫をして下さい。

この害鳥対策として最後に紹介するのはロケット花火や防鳥アラームなどの音と光がでるアイテムです。特にセンサーで反応する防鳥アラームはフラッシュライトもついて非常に効果的。ソーラー蓄熱式電池を使用していますので電源が切れるということがありません。ヒヨドリは薄暗い早朝と夕方に飛来してきますので、被害に合わないためには、しばらくその時間だけでも監視しておきましょう。

セキレイを駆除するための対策を紹介

セキレイ対策で重要なことは巣を作らせないこと、ダクトにはネットを活用

石の上にとまっているセキレイの写真

この害鳥対策として最初に紹介するのは、巣を作らせないことです。一般的にセキレイは、早朝や夕方に群れで飛翔してきて車のボンネットや屋根などに大量の糞を落とします。

森の辺りから突然やってくるので、対策方法がない気がしますが、セキレイでもハクセキレイという種類は家の隙間などに巣を作ります。特に天敵である蛇やカラスなどがあまりいないとされる、学校の校舎や工場のダクトなどは要注意。戸建て住宅でいえば排気口には気をつけましょう。そのような場所には防鳥ネットが有効です。

脱糞対策としては、CDなどのキラキラした円盤や鳥よけ専用の磁石をぶら下げるなどが有名ですが、比較的効果があるとされているのが紐を張っておくことです。防鳥テープという名前でも販売されていますが、ポリエステルの紐を侵入されたくない場所に垂らしたり張っておくだけですので誰でも簡単に対策できます。

冒頭で巣を作らせない対策方法を紹介しましたが、すでに作られている巣を勝手に撤去すると、法律で罰せられることがあります。セキレイは鳥獣保護法の対象ですから、巣を撤去する際は自治体や保健所等に連絡して許可を取って下さい。対策を依頼する場合は、許可証を取得している専門業者に相談してください。

ユリカモメを駆除するための対策を紹介

ユリカモメの対策は他の害鳥と違って非常に困難!!糞害には要注意!!

海岸にいるユリカモメの写真

冬になると南下してくるユリカモメ。東京都を含め多くの自治体の鳥として指定されていることでも有名です。独特な鳴き声は冬の景色と非常に合っており、哀愁を感じることも。ですが、このユリカモメ、何百羽という群れで飛んできて、空から大量の糞を落とします。しかし、ユリカモメは夜になると水面で過ごすので対策が難しいのが実情です。

現時点で出来る対策としては、ユリカモメがエサとしている生活ごみをネットなどで覆っておくことくらい。ユリカモメはカラスと同じく雑食ですので、生ゴミが入った袋を放置しておくと、すぐに食い漁ります。近年ではゴミをめぐってカラスと争う事もあるくらいです。

自家用車の被害を防ぐためにできるユリカモメ対策としてはカーポートの設置。ユリカモメは同じルートを何度も往復しますから、一度糞害に合うと、二度三度と続いてしまいます。ユリカモメが通るルートは毎年ほぼ同じですので、そのエリアにお住まいの方は糞が落ちていないかこまめに点検して、発見したら外に洗濯物を干さないなどの対策をしておきましょう。また、自宅に太陽光パネルを設置している場合は、パネルに糞が落ちていないか確認して下さい。万が一糞がついていたら水できれいに洗い流しておきましょう。

トンビを駆除するための対策を紹介

トンビへの対策は野外での飲食を避けることとエサをあげないことです

飛んでいるトンビの写真

近年、湘南などの地域で問題となっているのがトンビによる被害です。天気のいい日などに歩きながらソフトクリームを食べていると、視界の外から突然奪われることがあります。そのほか、BBQをしている時にも食材を奪われる被害が発生しています。

そこでトンビ対策として最初に紹介するのは、とにかく外での飲食を避けることです。トンビは本来、小動物や動物の死骸を食べて生きています。しかし、人間が持っている食べ物は簡単に奪えることを学んでしまっているので、積極的に狙ってきます。ですので、トンビのいる場所では絶対に飲食しないで下さい。

次に紹介する対策は餌付けをしないこと。トンビはかわいい鳴き声ですので、餌をあげている人が結構いらっしゃいます。これも人間がエサをくれると、トンビに間違った学習をさせてしまいますので、絶対に止めましょう。どうしても外でBBQなどをしたい場合は、パラソルやテントなどでトンビから見えないように対策することをおすすめします。家の近くの電柱などにトンビが常にいる場合は襲われて怪我する危険がありますので、早めに専門の業者に相談してください。なお、トンビを勝手に駆除することは法律で禁止されていますので、くれぐれも自身で対処しないように。

害鳥駆除対策まとめvol.2

ヒヨドリ・セキレイ・ユリカモメ・トンビの駆除対策に関するまとめとポイント

虫を食べている鳥の写真

ここまで4種類の害鳥に関しての対策情報を紹介してきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

まず、ヒヨドリとセキレイは敷地内に巣を作られないようにすることが効果的です。
トンビはエサをあげないことと、トンビのいる場所で飲食しないこと。
ユリカモメに関しては糞害が主ですので、落とされたらこまめに掃除して下さい。

それと多くの鳥で共通している対策としては、生ゴミをネットなどでガードしておくことです。

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