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パソコン内部でトラブルが起きたとき

公開日:2021.11.1 更新日:2024.4.5
パソコン内部でトラブルが起きたとき

パソコン内部でのトラブルに関するさまざまな情報を簡単に紹介します。フリーズしたりデータが保存できなくなるなど、パソコン内部でトラブルが起きてしまうとどうしていいのか分からなくなりますね。近くにエラーコードの分かる方やトラブルシューティングが出来る方がいるとすぐに解決するのですが、そんなに都合のいいことはなかなかありません。そこで今回はパソコン内部のトラブルの原因や対処方法などを具体的事例を交えながら紹介していきますので参考にして下さい。

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1. パソコンの内部トラブル事例その①

パソコン内部のトラブル事例①すぐにオフにならない時でも切らないように

パソコンの電源ランプの写真

このトラブルで最初に紹介する事例は、強制終了してしまったケースです。

友人と会う予定があったのでパソコンでの作業を終了し通常通りスタートメニューから電源を落とそうとしたのですが、画面が暗転したあとしばらく待っても電源ランプが消えなかったのでボタンを押して強制終了しました。

帰宅後にパソコンを立ち上げたのですが青い画面が表示されて、そこから操作できなくなってしまいました。対処方法をスマートフォンで調べて指示通りに操作すると、いつものホーム画面に戻ることが出来ました。

実はこの事例、パソコン初心者でなくてもよくあることなのですが、Windowsの更新準備中に切ってしまったことが原因でエラーが発生したものと思われます。タイマーを深夜の時間などにセットして更新される方もいらっしゃいますが、多くの方は画面に表示された時に更新することでしょう。

今回の事例では電源をオフにする前に更新プログラムを準備していたにも関わらず強制終了したことで起きてしまったトラブルです。更新準備は場合によって3分以上必要になることがあります。たとえ画面が暗転したとしても電源がオフにならない場合は急いでいても待ちましょう。

この事例ではデータの消失がなかったのが幸いでしたが、運が悪ければ保存している全てのデータが飛ぶことがあります。

2. パソコンの内部トラブル事例その②

パソコン内部のトラブル事例②お使いのソフトによってスリープ状態にならないことも

スリープモードにならないノートパソコンの写真

ここから紹介するこのトラブルに関する事例はパソコンを閉じてもスリープにならないケースです。

お昼休憩のために電源の入ったノートパソコンを閉じたのですが、普段スリープモードになるのにこの日に限っては動き続けていました。特別操作に支障があるわけではありませんが、会社全体で省エネを推進していますので、このままだといつか上司から怒られてしまいます。

パソコンを閉じていてもスリープモードにならないということは、内部で何かのプログラムが動いているかデバイスから信号が発信されているということです。今回の事例とよく似たケースでインターネットに接続状態でパソコンを閉じてスリープモードにしたのですが、音楽ソフトの更新プログラムが内部で起動してモードが解除されてしまう事例も報告されています。スリープモードの設定を変更すればこのようなトラブルを回避することが出来ます。

また、フリーソフトや特定のブラウザの中にはスリープモード機能を妨げるものもありますのでダウンロードする際は気を付けましょう。

安全性の確保のためにも、作業途中で時間をあける時は一時保存などの機能を使用してスリープモードではなく電源を落とすようにして下さい。

3. パソコンの内部でトラブルが起きる原因とは?

パソコン内部でトラブルが起こる原因はさまざまですので個別に紹介します

冷却ファンがホコリで汚れている写真

ここでのトラブル原因としてまず考えられるのが熱によるものです。私たちが操作をしていない時でもパソコンの内部は常に信号が飛ばされています。冷却ファンが故障したり、劣化により動きが鈍くなると内部に熱がたまり信号をうまく伝えられなくなってしまうことがあります。

次に考えられる原因がホコリです。パソコンの側面や背面には熱を逃がすために隙間が設けられています。そこからホコリが侵入し内部で溜まることにより回線がショートする原因になります。

また、水分もパソコン内部が故障する原因となります。飲み物を持ったままパソコンを触っている方も多いですが、こぼしてしまうとトラブルになることがあります。

このような外的要因とは別に内的要因がトラブル原因になることもあります。事例②で紹介したようにソフトウェアの種類によってはパソコン機能を阻害するものもありますし、ウイルスの感染でも内部トラブルが起こることもあります。

事例①で紹介したように自身の操作が原因でパソコン内部にトラブルを生じさせてしまうこともあります。

これらの原因の他にもファイヤーウォールやセキュリティソフトとアプリケーションの相性が原因になることもありますし、マザーボードやコイルの劣化が原因になることもあります。

4. パソコンの内部トラブルへの対処方法

パソコン内部でトラブルが起きたときの対処方法を簡単に解説します

パソコンの内部を掃除する写真

まず内部にホコリを蓄積させないように年に一回は本体を開けて掃除をして下さい。別に特別な工具ではなくドライバーさえあれば簡単に開けることが出来ます。

そしてソフトウェアがトラブル原因の場合は、該当するソフトをアンインストールしましょう。ちなみにパソコン初心者がよくするのですが、ホーム画面のショートカットアイコンを削除してもプログラムは消えていませんので、プログラムの追加と削除の画面からアンインストールして下さい。

事例①のようなトラブルを防ぐためにもOSの更新はタイマー式にしておくことをお勧めします。もしお使いのパソコンの内部からジージーという音やカリカリという音が聞こえてきたら内部に重大なトラブルが発生している可能性が大きいので、自分で対処しようとせず、早めに専門の業者に相談して下さい。

もし上記のような対処法を実行しても内部トラブルが解決しない場合は初期化することを検討して下さい。

初期化と言うのはお使いのパソコンを工場出荷時に戻すということです。当然全てのデータが失われてしまいますが部品の故障以外が原因でしたら復活する可能性は十分にあります。

パソコンの内部に使用されている部品は使用年数と共に劣化していきます。これに対処するのに一番いい方法は定期的な部品の交換ですが、ある程度知識がある方でないと難しいでしょうから一定の年数が経過した場合買い換えも考えて下さい。

5. パソコン内部のトラブル情報まとめ

パソコンの内部トラブルに関する情報のまとめとポイントのおさらい

エラー画面が出ているパソコンの写真

ここまで事例を交えながらこのトラブルに関する情報をお伝えしてきましたが、一番のポイントとしては原因の特定です。これが出来ないとどこから対処していいのかも分かりません。

そのため、気になる異音や臭い、画面に表示されたエラーコードなどは必ずメモしておきましょう。そうすることで詳しい友人や業者に解決を依頼する時でもスムーズに事が運びます。

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