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電気が点かない!!ひょっとして家だけ?

公開日:2022.4.28 更新日:2024.4.9
電気が点かない!!ひょっとして家だけ?

電気が点かない時に最初に疑うのが停電の可能性。その他の症状も紹介します!!突然家の電気が点かなくなったりするとかなり慌てますね。トイレや浴室にいる時に電気が消えるともうパニックです。電気が点かなくなった時に、まず考えられるのが停電の可能性。まわりのお宅の電気も消えていればすぐに原因が分かるのである意味少し安心です。今回は電気が点かない時に考えられる症状や原因、対処方法などを紹介していきますので、お困りの際の参考にして下さい。

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1. 電気が点かなくなる症状①

電気が点かなくなる症状その①見えない部分が故障している可能性も

賃貸アパートに設置されたダイニングの電気の写真

賃貸アパートにお住まいのFさんが、帰宅してダイニングの電気を点けようとしたのですが全く点きませんでした。何度もスイッチをカチカチしたのですが無反応。しかし玄関の電気は点いています。

寿命かなと思ったFさんは新しい蛍光灯をホームセンターで購入し、再度スイッチを入れてみたのですがやはり無反応。大家さんが一階にお住まいだったので、電気が点かないことを報告し、自室まで来てもらいました。大家さんが見ても原因が分からなかったので、翌日電気業者に調査を依頼したところ、シーリング内部の断線が原因である事が分かりました。修理自体はすぐに終わりましたし、費用も大家さんが負担してくれたので問題なかったのですが、強いて言えば蛍光灯を買いに行った労力だけが無駄だったということになります。

今回のケースで分かることは、見えない部分の故障で電気が点かなくなることもあるということです。

漏電火災などの重大なトラブルに発展しなかったからよかったですが、その危険は大いにありました。賃貸アパートだけでなく古くなった戸建て住宅でも、今回のようなトラブルが起きてしまうリスクがありますので、少しでもおかしいと感じたら専門業者に相談して下さい。また、感電の危険がありますので、くれぐれも自分で分解しないように。

2. 電気が点かなくなる症状②

電気が点かなくなる症状その②電化製品を一気に使用すると電気が消えることも

点灯している電球の写真

一般的にはご家庭やお部屋ごとに使用できる電気の上限が設定されています。普段は意識されていないかも知れませんが、電気を過剰に使用することで電気が点かなくなる症状が表れます。

最近の住宅ではキッチン、リビング、浴室・トイレ、寝室など細かく電気の通り道が分かれているので、過剰な使用で電気が点かなくなることは稀ですが、昔の住宅やワンルームマンションでは電気の通り道が限られていますから、この症状が起こりやすくなっています。

電気の通り道が分かれている場合は、キッチンで電子レンジや炊飯器、お部屋でドライヤーを使用しても問題ありません。これがワンルームになると、全ての電力をひとつの回線で賄うことになり、過電流遮断器が作動して強制的に電気が遮断されてしまいます。こうなっては部屋の照明も点かなくなります。一般的な契約では一回路で負担できる電力は20Aとなっています。一回路で負担する電力を大きくすることも出来ますが、月々の基本料が大幅に上がります。また、配線を細かく分類することも可能ですが、こちらも分電盤の取り換えから配線のやり直しなどで費用が発生します。

このようにトラブルの症状を確認した時は、必ずしも照明器具が原因とは断定できませんので、専門の電気業者に調査を依頼して下さい。

3. 電気が点かないときの正しい対処方法

電気が点かないときの正しい対処方法を分かりやすく紹介していきます

電気が点かないライトの写真

まずは停電ではないことを確認して下さい。その次は他の場所の電気が点くかどうかの確認。全ての電気が点かないようであれば家全体の電力トラブルの可能性が高いので、契約している電力会社に連絡して下さい。

仮にひとつの電気だけ点かない場合は複数の原因が考えられます。蛍光灯タイプの電気が点かない時は新しいものに交換してみましょう。それでも点かない場合、もしくは点けようとするとパチッと音がする時はグロー球(豆球みたいな形)を新しいものに交換して下さい。

上記の二つの方法を試しても解決しない時の原因としては、スイッチやシーリングの故障、コードの破損が考えられます。こうなった場合は自分で対処することが難しいですし、何より電気工事士の資格を有していない人が配線などを修理することは禁止されていますので、出来るだけ早く専門業者に連絡して下さい。

このトラブルに関する対処法としてもうひとつ紹介するのはLEDです。LED照明は蛍光灯と比較して値段が高いので、点かないからといって安易に新品には交換できませんね。ですのでLED照明が点かない時は、他の場所に付いている同じものを取り替えてみましょう。点くようであればLEDの寿命ということになりますし、それでも点かない時は電気系統のトラブルということになります。

4. 電気が点かないトラブル修理の相場はいくら?

電気が点かないトラブル修理の相場は3,000円~5,000円+材料費

電気修理の費用相場のイメージ写真

このトラブル修理を業者に依頼した場合の費用は施工内容によって大きく違います。

まず電球を交換したいといったような内容でしたら、材料費込みで1,500円程度で済みます。照明の本体を交換する費用の相場は3,000円+材料費です。

標準的な照明本体の代金が5,000円から8,000円程度ですから、全て合算すると8,000円から11,000円ということになります。

次に紹介するのは照明の壁スイッチを修理する場合。一般的なスイッチでしたら約5,000円、人感センサータイプのスイッチは21,000円が相場となっています。天井に設置してある照明を取り付ける部分(シーリング)を交換修理する費用は材料費込みで5,500円から6,500円です。

もしも原因が分からない場合は調査しなくてはいけません。調査費用の目安は1時間当たり5,000円です。

ここまで紹介した相場はあくまでも目安とお考え下さい。なぜなら、依頼する業者によって出張費や雑費を加算してくることがあるからです。また、営業時間外に修理を依頼すると、先ほどの相場より8,000円から10,000円程度高くなります。照明が点かなくなって専門業者を選ぶときのコツとしては、HPなどで詳細な料金を提示している、価格が相場より安すぎない、無料の見積もりをしてくれる、以上の3点です。

5. まとめ

照明器具の電気が点かないトラブルに関する情報のまとめとポイント

電球の交換を行っている写真

ここまでこのトラブルに関連するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

まず照明が点かなくなった時は複数の原因があり、それにより対処方法は異なります。

次に賃貸物件にお住まいの方はオーナーか管理会社に連絡して下さい。自分で解決できない時は専門業者に相談しましょう。その時には安すぎる価格に釣られないように注意が必要です。

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