1.スズメバチの巣は初期のうちに駆除すること!
巣の駆除はなるべく早めに行うことがのぞましいです。
もし自宅の近くにスズメバチの巣ができてしまった場合は、なるべく初期の段階で駆除しておくのがおすすめです。
そうは言っても、ハチの巣の駆除は面倒で後回しにしてしまいたいと思うかもしれません。
ここではスズメバチの巣を初期段階で駆除しておくべき理由についてご紹介します。
作ってから間もない巣ですと、巣の中には女王蜂しか存在しないことが多いです。まだ働き蜂が存在しない段階であれば比較的安全に駆除作業をすることができます。
また、蜂の巣が形成されてから多少時間が経過していても働き蜂の数は少ないので、事前準備をきちんとしていれば確実に駆除することが可能です。
ただし、突然できた蜂の巣がすべて初期段階の巣であるとは限りません。スズメバチの場合6月以降になると働き蜂の数が増加し、今まで住んでいた巣から離れて別の場所に新しい巣を作り出そうとします。
この時期には大量のスズメバチが新しい蜂の巣を作り出そうとするので、あっという間に大きな蜂の巣が形成されてしまいます。
ですので、新しい蜂の巣といってもすべての巣が駆除しやすいわけではありません。
蜂の巣ごとの特徴を知っておかないと、作業をする際に思わぬ怪我をしてしまう可能性があります。
2.初期の巣の特徴
初期段階のスズメバチの巣の特徴をご紹介します!
作り始めたばかりのスズメバチの巣にはいくつか特徴があります。これらの特徴を押さえていけば容易にスズメバチの巣を見分けることができます。
一般的にスズメバチが巣を作り始めるのは、女王蜂が冬眠から目覚める春頃になります。例年4月から5月にかけて蜂の巣を見かけたら、まだ作ってから間もない巣であることが多く、個人でも駆除作業を行うことができます。
初期段階でのスズメバチの巣の大きさは、直径10〜15cm程度になります。特徴としてはとっくりを逆さにしたような形をしていることが挙げられます。また巣によっては、まだら模様やしま模様が見られることもあります。
また、作ってから間もないため、巣穴がむき出しになっていることも特徴です。この頃はまだ数匹程度のスズメバチしか出入りしていません。
そのほかに、スズメバチが巣を作りやすい場所としては樹木の枝や家屋の軒下などがあります。
巣が作られてから中期以降の段階になってくると、巣のサイズは直径20~30cmの大きさになります。巣の出入り口が一か所見られるようになり、数多くの働き蜂が出入りするようになります。
スズメバチの巣は直径15cm未満であれば個人でも駆除作業が可能です。ただし、巣が存在している場所や状況などで駆除が難しい場合もあります。
その際は業者に連絡するようにしましょう。
3.スズメバチの巣を駆除するのに必要な道具
最低限必要な道具一覧をご紹介します!
スズメバチの巣を駆除するにあたっては最低限揃えておかなければならない道具があります。
以下の道具を用意して、安全に駆除作業を行うようにしてください。
・防護服
駆除作業でなくてはならないアイテムが防護服です。これを着用することでスズメバチに刺されずに作業を行うことができます。
蜂用の防護服はホームセンターやインターネット通販などで購入が可能です。また、お住まいの自治体によっては防護服のレンタルを行っている場合もあります。
もし防護服を入手するのが難しい場合は、長袖・長ズボン・軍手・長靴を着用し、その上にレインコートを羽織るようにしましょう。
・殺虫剤
蜂を駆除するために欠かせないアイテムです。選ぶ際には必ずスズメバチにも効果があるかが記載されているかを確認しましょう。
特に「ピレスロイド系」の殺虫剤はスズメバチへの殺傷効果が高いです。念のために2~3本は用意しておくと安心です。
・帽子とタオル
蜂は黒い色に反応する習性があるので、黒い髪の毛を隠すために帽子は必須です。
また、首元や口元を守るためにもタオルを用意しておきましょう。
・手袋
手袋を選ぶ際には、蜂の針が刺さりにくい革製のものや厚手のものがおすすめです。
・長靴
スニーカーなどの靴はズボンとの間に隙間ができるので、必ず厚い長靴を履くようにしましょう。
・棒
高い位置に巣がある場合は、長い棒を使って落とします。
・袋
駆除した蜂の巣を入れます。口をしっかり閉じて燃えるゴミとして処分します。
4.具体的な作業手順
スズメバチの巣を駆除する手順をご紹介します!
ここではスズメバチの巣を駆除する流れについて解説していきます。
実際の駆除作業は次のように進めていきます。
1.必要な道具を準備する
スズメバチの巣を駆除するのに必要な道具を買い揃えます。
2.殺虫剤をかける
巣を取り除く前にあらかじめ殺虫剤をかけておきましょう。
蜂は夜間には活動することができないため、日が暮れてから作業を行うのがおすすめです。この時懐中電灯を用意しておくと作業がしやすいです。
巣から2〜3mの位置に近づいたら殺虫剤を噴射します。
殺虫剤を吹き付けているとスズメバチが大きな羽音をさせることがありますが、吹き付けているうちに巣の中に入って出て来なくなります。
スズメバチが出てこなくなったら、巣の入り口に向けて殺虫剤を吹き付けます。
3.ゴミ袋をセットする
可燃ごみ用のゴミ袋を用意したら、蜂の巣の下に持っていきます。
4.蜂の巣を落とす
長い棒などを使ってスズメバチの巣を落とします。この時、蜂の巣には決して素手で触れないようにしてください。
5.ゴミ袋に入れる
落とした蜂の巣はゴミ袋に入れ、しっかりと口を閉めておきます。
口を閉じる前に再度巣に向けて殺虫剤を吹き付けておくと安心です。
6.巣を処分する
最後に蜂の巣を燃えるゴミとして処分します。
これで駆除作業は完了です。
5.スズメバチ駆除業者に依頼した場合の費用相場
駆除作業にかかる費用相場をご紹介します!
初期段階ではスズメバチの巣の駆除は可能ですが、それでも作業には危険が伴います。そんな時に頼りになるのがスズメバチ駆除の専門業者。
ただし、かかる費用や料金相場がわからないと、駆除の依頼を頼んでいいものかと悩んでいる方も多いかと思います。
ここでスズメバチの巣の駆除にかかる費用相場をご紹介します。
10cmまで:8,000〜12,000円
20cmまで:10,000〜13,000円
30cmまで:12,000〜21,000円
また、これ以外にもスズメバチの巣の駆除には次のような費用も別途かかります。
現場の調査費:5,000〜10,000円
高所作業費(3m以上):3,000円~
閉所作業(天井裏・床下など):5,000円~
特殊作業費(外壁の中やエアコンの室外機など):5,000円〜
この他にも専門業者に依頼した場合、出張費用もかかってきます。
作業を依頼した業者がご自宅から遠いほど出張費用が高くなります。さらに早朝や深夜ですと割り増し料金が適用されることがあります。
このように高くついてしまうスズメバチの巣の駆除費用ですが、なるべく安くする方法があります。
それは見積もりを活用すること。
現在ではほとんどの駆除業者が無料で見積もりを行っています。もしお時間に余裕があるようでしたら、最低でも3社程度は見積もりをとっておくことをおすすめします。
複数社の見積もり内容を比較することで、最もお得な業者を見つけることができます。