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フロントガラスリペアの費用は?自分で修理する方法と事業者選びのポイントを解説!

公開日:2025.10.31
フロントガラスリペアの費用は?自分で修理する方法と事業者選びのポイントを解説!

走行中に「パチッ!」という乾いた音がして、フロントガラスに小さなヒビができた経験はありませんか。

そのままにしても大丈夫なのか、修理が必要なのか迷ってしまう方も多いでしょう。
この記事では、フロントガラスのヒビを放置すると危険な理由や、リペアと交換の判断基準、費用の目安などをわかりやすく解説します。
早めに対処することで、余計な出費を防ぎ、安全なドライブを保てます。

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1. フロントガラスのヒビを放置すると危険!まず知っておきたい基本

放置が危険な3つの理由と応急処置の方法

飛び石によるフロントガラス破損の補修の模様

一見小さなヒビでも、放置するとリスクが大きくなります。ここでは、放置が危険な理由と、発見時にできる応急処置を紹介します。

走行中の振動や温度変化でヒビが広がる

走行中のわずかな振動や、エアコン・デフロスターなどによる急激な温度変化でヒビが一気に広がることがあります。

特に夏や冬はガラスの内外で温度差が大きく、ヒビが伸びやすい季節です。一度広がってしまうと、リペアでは修理できず、ガラス交換が必要になる場合があります。



車検に通らないこともある

ヒビが運転席の視界内にある場合や、一定の大きさを超える場合は車検に通りません。
また、運転支援システム(ADAS)のカメラやセンサー付近にヒビがあると誤作動の原因になることもあります。 安全面のためにも、発見したら早めの修理が必要です。



応急処置でヒビの悪化を防ぐ


ヒビを見つけたら、カー用品店などで販売されている「フロントガラス用保護シール」を貼りましょう。 これにより、ヒビの中に水分や汚れが入り込むのを防げます。 あくまで一時的な処置なので、できるだけ早く専門事業者へ相談してください。

2. フロントガラスリペアか交換かの判断基準

修理できるヒビと交換が必要なヒビの違い

飛び石によるフロントガラスの傷の写真

フロントガラスのヒビは、すべてがリペアできるわけではありません。ヒビの大きさや形、位置によって、修理か交換かの判断が変わります。

修理できるヒビの目安

目安は「500円玉で隠れる大きさ(直径2.5cm以下)」です。 これより大きいヒビや、ガラスの端付近にあるヒビは修理が難しくなります。



■ヒビの種類と特徴
ブルズアイ:中心が丸くくぼんだ円形のヒビ。石が一点に当たってできるもので、比較的リペアしやすいタイプです。
スターブレイク:中心から線が放射状に伸びる星形のヒビ。小さいものであれば修理可能ですが、線が長い場合は交換が必要です。
コンビネーション:円形のくぼみと放射線が混ざったタイプ。状態によってはリペア可能です。
ストレートブレイク:一本のヒビがまっすぐ伸びるタイプで、リペアより交換が推奨されます。

ヒビの位置でも判断できる

ヒビがガラスの端(フチ)から10cm以内にある場合は、走行中の振動で再発する可能性が高く、交換をおすすめします。
また、カメラやセンサーのある場所のヒビも、システムの誤作動を防ぐために交換が適切です。

3. フロントガラスリペアの費用相場

DIYと事業者依頼の費用を比較

自動車と電卓のブルーバックの画像

修理の方法によって費用は大きく変わります。
ここでは、DIY・事業者依頼・ガラス交換それぞれの費用目安を紹介します。

DIYで修理する場合


カー用品店などで購入できるリペアキットの価格は、2,000〜5,000円程度です。費用を抑えられますが、作業に失敗するとヒビが広がり、最終的にガラス交換が必要になることもあります。



事業者に依頼する場合

専門事業者に依頼する場合の費用相場は、1か所あたり15,000〜30,000円ほどです。 DIYより費用はかかりますが、確実で美しい仕上がりと再発防止を期待できます。



ガラス交換になった場合


ガラス全体を交換する場合は、国産車でおおむね80,000〜150,000円程度です。 純正品か社外品かによって価格が異なります。ヒビが小さいうちにリペアしておけば、交換費用を防ぐことができます。

4. 依頼できる事業者の種類と特徴

どこに依頼するのが安心?事業者ごとの特徴を比較

フロントガラス交換の様子

フロントガラスのリペアを事業者に依頼する場合、いくつかの選択肢があります。それぞれの特徴を理解しておくと、希望に合った修理方法を選びやすくなります。

ディーラー

メーカー正規店であるディーラーは、純正部品を使用し、車種に精通しているため安心感があります。 ただし、実際の修理作業は専門業者へ外注しているケースが多く、中間マージンが発生する分、費用はやや高めです。



自動車ガラスに対応したガラス修理の専門事業者

自動車ガラスの修理や交換に特化した事業者です。 フロントガラスのヒビや傷の補修を日常的に行っており、専用工具と高精度な補修剤を使用するため、仕上がりの美しさや耐久性に優れています。

ディーラーやカー用品店が外注することも多く、直接依頼すれば中間コストを抑えられるのも利点です。
また、純正ガラスだけでなく、社外品や輸入ガラスなど幅広い選択肢から選べるケースもあります。

専門事業者の多くは出張対応にも対応しており、自宅や職場の駐車場で修理できることもあります。作業時間は30分〜1時間程度と短く、仕事の合間に済ませたい方にも便利です。

依頼の際は、施工実績や口コミ、保証内容を必ず確認し、技術力の高い事業者を選ぶと安心です。



カー用品店

全国展開している大手カー用品店でもリペアを受け付けています。 店舗数が多く相談しやすい反面、店舗ごとに技術力に差があることも。 簡単なヒビの修理には適していますが、複雑なものは専門店への依頼が安心です。



出張修理サービス

最近では、自宅や駐車場まで訪問してリペアしてくれる出張型の事業者も増えています。 移動の手間がかからず便利ですが、作業環境によっては仕上がりに差が出る場合もあるため、実績や口コミを必ず確認しましょう。

5. 自分でできる!リペアキットを使った修理手順

DIYリペアの手順と注意点を図解風に解説

自動車のフロントガラスの飛び石による傷の写真

費用を抑えたい方は、DIYでのリペアも可能です。ただし、作業手順を誤ると悪化するおそれがあるため、慎重な対応が必要です。

準備するものと作業環境

リペアキットには、レジン(補修液)、注入器、台座、保護フィルムなどが含まれています。 作業前にヒビの中の汚れや水分をしっかり除去することが成功のポイントです。 直射日光の当たらない風のない場所で作業し、硬化時のみ日光を利用すると仕上がりがきれいになります。



リペアの手順


①清掃:ヒビ部分のゴミや汚れをピンなどで丁寧に除去します。
②台座を貼る:ヒビの中心に台座を取り付け、注入器をセットします。
③レジンを注入:ゆっくりと補修液を注入し、空気が入らないよう注意します。
④硬化:レジンが広がったら台座を外し、保護フィルムを貼って日光で硬化させます。
⑤仕上げ:カミソリなどで余分なレジンを削り、表面を整えます。



DIYで修理する際の注意点

DIYリペアは費用を抑えられる一方、失敗するとヒビが悪化して再修理が困難になるリスクがあります。 また、補修跡が目立つ場合もあり、見た目や安全性を重視するなら事業者に依頼するのが確実です。

6. 信頼できる優良事業者の見分け方

依頼前に確認すべき3つのポイント

フロントガラスの修理のイメージ画像

安心して愛車を任せるためには、事業者選びが重要です。以下のポイントを確認しておくことで、トラブルを防げます。

施工実績の確認


公式サイトで過去の施工事例を確認し、経験豊富な事業者かどうかをチェックしましょう。 特に、自分と同じ車種やガラス修理の事例が掲載されていれば安心です。



見積もり内容の明確さ

見積書の内訳が「作業費・材料費・出張費」など具体的に明記されているかを確認しましょう。 「一式」などの曖昧な記載が多い場合は、追加料金のリスクがあります。



保証制度の有無

優良な事業者は、一定期間内であれば再修理や交換を無償で行う保証を設けています。 保証期間や条件を事前に確認しておくことで、アフターサポートも安心です。

7. フロントガラスリペアのまとめ|ヒビを放置せず早めに対処を

正しい判断と早めの修理で安全を守る

フロントガラスの修理の写真

フロントガラスのヒビは小さくても放置は危険です。フロントガラスリペアは、早めに行うことで交換を防ぎ、費用を抑えることにもつながります。

ヒビを見つけたら、まずは保護シールで応急処置を行い、リペアできる状態か専門事業者に確認しましょう。
また、修理後の保証や技術力も比較し、信頼できる事業者を選ぶことが大切です。

正しい知識を持ち、早めに行動することで、安全かつ快適なカーライフを維持できます。

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