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梅雨の時期でも外壁塗装はできる?塗装工事を行う際の注意点や業者の選び方について

公開日:2023.6.9 更新日:2024.4.16
梅雨の時期でも外壁塗装はできる?塗装工事を行う際の注意点や業者の選び方について

一般的に梅雨の時期の外壁塗装は雨に降られるリスクから、避けるべきであるとする意見が多いです。
しかし、中にはスケジュールの都合で梅雨に塗装工事をしなければならない方もいらっしゃるでしょう。

今回は梅雨における外壁塗装の注意点や、その際の業者の選び方について解説します。

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1.梅雨に外壁塗装してはいけないとされる理由

雨による影響

足場の上に置かれた塗料の写真

梅雨の時期は外壁塗装に不向きの時期であり、作業を行うことはあまりおすすめしません。

一番の理由としては雨の影響があります。
まだ乾いていない外壁塗料の上に水分が付着してしまうと、その箇所が溶け出してしまいます。
また、水分によって溶けた箇所は塗りムラや斑点になってしまうので、再度塗装作業を行う必要があります。

反対に外壁塗装に最も適しているのが春もしくは秋です。

春については年間を通して最も気候が穏やかであるため、屋外での作業がしやすいです。
夏のように強い日差しがないため熱中症になりにくいですし、作業がはかどります。

空気も乾燥しているので、外壁に塗った塗料を早く乾かすことができます。
たとえDIYで塗装作業をしていても、専門業者に作業を依頼しても予定よりも早く終わらせることが可能です。
ただし、春であっても春雨前線により雨に降られる可能性がありますので注意しなければなりません。

秋も外壁塗装に適しています。春と比べると多少気温は低いものの、穏やかな気候であることから、屋外での作業に適しています。
外の湿度についても夏と比べて低くなっていくので、塗料も早く乾かすことができます。

お急ぎでなければ、外壁塗料に関しては梅雨の時期を避けるのが無難です。

2.梅雨でも外壁塗装は可能?

梅雨の時期ならではのメリットも

メリットのイメージ写真

前述したように雨に濡れやすいことから、梅雨の時期における外壁塗料はおすすめできません。
ただし、人によっては外壁の状態が気になるので、すぐにでもメンテナンスをしておきたいという方もいらっしゃるでしょう。

外壁塗料は梅雨の時期に行うことは決して不可能ではありません。
基本的にほとんどの外壁塗料業者は台風や地震などの自然災害が発生しない限り、いつでも作業を行っています。
天候による影響こそあるものの、綿密にスケジュール調整さえしておけば外壁塗料を行うことができます。

また、以下のようにあります。

・工事の予約がしやすい
梅雨は塗料が溶け出しやすいという理由から、多くの人が外壁塗料工事の依頼を避ける傾向があります。
そのためベストシーズンとされる春や秋と比べても業者の予約を取り付けやすいというメリットがあります。

・外での作業がしやすい
雨が降っているという制約こそあるものの、気温という観点で考えると屋外での作業環境に適しています。
例えば真夏のように日差しが照りつける状況の場合、適度な水分補給や休憩の缶の確保など、熱中症対策に気を遣わなければなりません。
冬の時期についても寒さで作業に支障をきたすおそれがあります。
これらの時期と比べると、梅雨は作業がしやすいと言えます。

3.梅雨における外壁塗装の方法

梅雨の時期の施工方法

足場が設置された住宅の写真

梅雨の時期に限らず、外壁塗装の施工の最中に雨が降ってくることもあります。
そのため、専門業者では雨の日に塗装を行うためのノウハウが存在します。

基本的には雨が降ると外壁塗料工事はいったん中止しますが、雨の最中や雨が降っていない時間帯などに行える作業をやっておきます。
主な作業は次の通り。

・外壁足場設立および撤去
雨の日でも行える作業としては外壁の足場の組み立てや撤去作業があります。
これらの作業は雨に濡れてもあまり影響がないため、天候に左右されずに実施できます。

・既存外壁の清掃
住宅の外壁は紫外線や風、ホコリなどの影響によって汚れています。特に築年数の長い住宅ほど外壁の清掃を行うことは大切です。

また、外壁洗浄は塗装作業を行うにあたっては必要不可欠であり、汚れが付いていると塗料を塗った時にムラが生じたり、塗装しても剥がれやすくなったりします。

そうしたことから、塗装ができないタイミングを図って清掃作業を行います。

・養生シートの貼り付け
養生シートを貼っておくことは外壁塗装において重要な作業の一つであり、住宅周辺に塗料が飛散するのを防ぐ役割があります。
人の手による作業なので、どうしても不要な箇所まで塗料を塗ってしまうことがあります。そのために養生は必要となります。

4.梅雨に外壁塗装を行う際の注意点

気を付けなければならないこと

スケジュールのイメージ写真

梅雨の時期に外壁塗装を行うにあたっては他にも注意すべきことがあります。
それらを踏まえた上で業者に作業してもらうようにしましょう。

・綿密なスケジュールを立てる
梅雨の時期は天候に左右されやすいため、依頼者と業者の双方に春や秋以上に綿密なスケジュール調整が求められます。
梅雨になると数日にわたって天気が雨という日が続くこともあり、工事がしばらくの間中断してしまうことがあります。

そのため、開始日を後にずらす、雨でも行える工事内容を入れておくといった対応が必要となります。
外壁塗装工事が中断している間は足場や養生シートで住宅が覆われていることから、窓が開けられなくなります。
こうしたことを踏まえた上で業者に依頼するかどうか検討しましょう。

・雨でも使える塗料を選択する
通常の塗料ですと硬化する前に雨に当たることによって、塗料が溶け出してしまいます。
雨の対策としてはなるべく硬化が早い塗料を使ってもらえるように業者に依頼しておくといいでしょう。
硬化剤が添加されている塗料ですと、最短で数時間ほど経過すると塗料が固まっていきます。

また、硬化しやすい塗料は外壁に対しての密着性が高いため、作業完了時の仕上がりがきれいになりやすいです。

5.梅雨における外壁塗装業者の選び方

専門業者を選ぶ際におすすめな方法

外壁を塗装している事業者の写真

梅雨の時期でも外壁塗装をしっかりやってもらうには業者選びが非常に重要です。
業者へ依頼をする際には、以下のポイントを確認するようにしましょう。

・実績が豊富であるかどうか
業者選びにおいて一番重視しておきたいのが作業実績。業者のホームページにはこれまでの作業実績が掲載されています。

・業者の口コミ
一般的に優良業者と呼ばれているところは、依頼された方から高い評価を受けています。業者のホームページや口コミサイトを一度確認されることをおすすめします。

・見積もりが明確であるかどうか
作業を依頼する前に見積もりもしっかり確認しておくことも大切。最近では無料見積もりを行っている業者が多いので、料金を比較する判断材料として役に立ちます。

見積もりには作業とその費用が記載されてありますので、作業が終わってから不要なオプションサービスを付けてしまう心配がなくなります。
万が一提示された金額に納得できない場合は、その場でお断りすることができます。

・アフターフォローの充実度
外壁塗装工事は一度やっておわりというわけにはいきません。塗装の仕上がり具合は塗った直後では分からないことが多く、作業にムラがあると数年で剝がれてくることがあります。
アフターフォローがあれば不具合が発生した時でも安心です。

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