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水道のポタポタ水漏れが止まらない!原因や対処法について解説します

公開日:2023.4.3 更新日:2024.4.3
水道のポタポタ水漏れが止まらない!原因や対処法について解説します

水道の蛇口を閉めているのに、ポタポタという水滴の落ちる音が聞こえてきたら、それは水漏れをしている可能性があります。
「放っておいたら直るだろう」「面倒だから後でしっかり見よう」など後回しにすることは厳禁です。わずかな水量でも長く水漏れを放置していると水道代はバカになりません。余計な出費を抑えるためにも、原因を追及し早急な修理をする必要があります。

この記事では、水道のポタポタ水漏れの原因や対処法についてご紹介します。

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1. 水道のポタポタを発見したらすぐに対処しよう

水道からポタポタと水が漏れていることに気づいたら、すぐにその原因を見つけ、対処するようにしましょう。

蛇口から水が出続けている写真

蛇口を閉めた状態でもポタポタと水が落ちているなら、水漏れしているということになります。
この状況は水を浪費している、つまりは水道代に跳ね返ってくるということなので、早急な水漏れ対策が必要になります。

給水管から水漏れの可能性が考えられる場合は、どの場所から水漏れしているのかを突き止める必要があります。
まずは水道の元栓を締めて水道メーターを確認しましょう。その状態で水道メーターのパイロットが止まる場合、元栓から水道の蛇口までの間で水漏れを起こしているということです。
給水管、蛇口や接合部の水を綺麗に拭き取り、もう一度元栓を開けてみると、またパイロットが回り始めるので、蛇口以外に水の漏れ出す所がないかを探します。

どこから水漏れしているかがわかったら、自分で対処するか、水道業者に頼むかを判断します。
一般的に自分で水漏れの修理ができるのは、蛇口周りに限定されます。ただし蛇口周りの修理であっても、必要な部品を買い揃える必要があるので、水道業者に修理の依頼をしたほうが得策です。

2. 水道のポタポタが止まらない原因とは?

ポタポタと水が落ちる原因の多くは、水道の接合部に挟まれているパッキンの劣化です。

2つの黒いパッキンの写真

パッキンはゴム製で弾力があり、その弾力性のおかげで接合部を密結する役割を果たし、水漏れを防いでくれます。
しかし、ゴムは使い続けると劣化していくので、ずっと同じものを使い続けるというわけにはいきません。

その劣化スピードは水道の利用の仕方など、外的な要因に左右されます。
そのため、一概にこれだけ使ったから劣化して水漏れが起こるというものではありませんが、それでも水道を使い続けることでいつかは必ず劣化して水漏れなどを起こしてしまいます。
パッキンは消耗品と割り切り、日頃から点検しておく必要があります。

3. 水道のポタポタを修理する方法

蛇口周辺の修理はDIYでもできる!それ以外の修理は業者へ依頼しましょう

横に並べられた2本のレンチの写真

水道のポタポタ水漏れを自分で修理する場合、修理できる範囲は水道の蛇口周辺だけと考えたほうが無難です。
それ以外の場所だと専用の工具が必要な場合が多いので、修理をするには慣れていないと荷が重いかもしれません。

水漏れ修理にもいろいろありますが、蛇口のスピンドル下のケレップと呼ばれる部品が劣化している場合があります。
この場合は、蛇口のハンドルのすぐ下のカバーナットを緩め、スピンドルを外せばいいのですが、カバーナットを外すためには径の合うレンチか、サイズ調整の効くモンキーレンチが必要です。
また、ケレップは小さな部品なので、取り扱いには気をつけるようにしましょう。
劣化したケレップは交換の必要があるため、交換用のケレップを購入します。ケレップはホームセンターやインターネット通販などでも売っているので、実際に取り外したものとサイズが合うものがあれば購入して、自分で修理することができます。

次に多いのは、ハンドルすぐ下からの水漏れです。
ハンドルのビスを外してハンドルだけを持ち上げます。カバーナットを緩めると、その下に三角パッキンが見えてくるので新しいものと交換します。このパッキンも、自分でサイズが合うものを用意する必要があります。

4. 水道のポタポタを自分で修理する場合に必要な道具やその方法

自分で修理できないと思ったら無理に対応しようとせず、業者へ相談しましょう!

水道の修理に使う工具の写真

蛇口のポタポタ水漏れは、簡単な部分であれば自分自身で修理することも可能です。しかし、修理するには工具が必要になります。

代表的な物だとモンキーレンチかウォーターポンププライヤーがあると便利です。
固着してしまい、異常なほどきつく締まっている場合を除き、モンキーレンチかウォーターポンププライヤーがあれば、単水栓に付いている小さなナット類は大体取り外すことができます。

また、蛇口を自分で交換する際には水栓用のレンチがあれば便利です。
水栓用のレンチはワンホール水栓の固定ナットを緩めるのに特化しているレンチのため、狭い箇所でも使いやすい形状になっています。
蛇口の修理をする場合、水漏れを止めるのが先決ですから、水栓用レンチは後々必要に応じて購入を考えてもいいでしょう。

そのほか、混合水栓の大きなナット類は、アルミモーターレンチがあれば便利です。
アルミ合金でできていて、熱処理を施しているので強度もあり、どのようなシーンでも活躍してくれます。
水栓レンチと合わせて、アルミモーターレンチがあれば、蛇口修理でのナットの開け閉めは楽にできるでしょう。
一般家庭用のモンキーレンチよりも強度があるので、水道修理用に備えてあればかなり重宝します。

本格的に修理を行いたい場合は、ホームセンターなどで販売されている「水回り工具セット」の購入をおすすめします。
このセットがあればどのようなシーンでも対応できますが、修理方法を誤って事態を悪化させてしまわないよう、蛇口周りに限定して修理するなど、自分のできる範囲で検討してくださいね。

5. 水道のポタポタ修理を業者に頼む際の注意点

基本的に蛇口の修理であっても、自分で行うより修理業者に頼んだほうがいいでしょう。

10万と表示されている電卓とお札の写真

自分で修理を行った場合は、蛇口の水漏れが止まったとしても、他に影響が出るかもしれません。
自分で簡単にできると思う修理についても何かとリスクが伴ってしまうので、簡単なものでも修理業者に頼んだほうが安心です。

水道修理業者に依頼する際の注意点としては、やはり修理にかかる料金が主です。
自宅の水道修理は、ちょっとした作業であっても自宅まで来てもらう出張修理になります。人が動けばお金もかかりますから、数十分の滞在での修理でも数千円あるいは数万円になることもあります。

また、修理業者によって料金の設定はさまざまです。作業料金にプラスして出張費用や深夜費用などの費用が請求されることもあります。
そのため作業を行う前に各種料金を確認し、見積もりは事前にもらうようにしておきましょう。

経験豊富な修理業者でしたら、一見して状況を把握し簡単に直してくれますが、せっかく来てもらったのですから水回りの点検なども合わせて行ってもらうのがおすすめです。

監修

水道屋本舗

1995年11月1日創業以来、水まわりの緊急修理サービスを行う会社として全国展開する。「安心のサービスをより早く」をモットーに、水まわりの急なトラブルの解消に24時間365日対応し、創業27年100万件以上の修理実績を誇る。
トイレ、キッチン、洗面所、バスルームのつまり解消、水漏れ修理、敷地内配管工事、水まわりのトータルリノベーションまで幅広く手掛ける水まわりのエキスパート集団。
<資格・著書・受賞歴など>

給水装置工事主任技術者(免状番号:第271483号)

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