本文へ移動

水道回りの汚い水よごれを落とすには?具体的な清掃方法を紹介

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.10
水道回りの汚い水よごれを落とすには?具体的な清掃方法を紹介

水道周りが汚いことで悩んでいませんか。こうした水回りの汚れはちょっとした工夫で簡単に掃除することができます。今回は、水道周りの汚れが付いてしまう原因とその対策について解説していきます。これであの嫌な汚れともおさらばできます。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

救急109番

1. 水道周りの汚れの原因

水道周りが白くて汚い、と悩んでいませんか。その白い汚れの正体はカルキ。これは水道水に存在するミネラル成分が固まってできたものです。

蛇口の水で手を洗ってる写真

このカルキ汚れが発生する原因は主に2つあります。

一つは水回りの水分が蒸発すること。例えばキッチン、お風呂、洗面台など水を使う場所で水分が残っていると、それが蒸発して白い水垢が見られるようになります。

そしてもう一つは、台所用など洗剤と水分が結合することです。水道水を構成する要素にはマグネシウムやカルシウムなどがあります。これらが水回りの掃除で飛び散った洗剤と結びつくことでカルキ汚れが発生します。白っぽい見た目からカビのようなものだと思われるかもしれません。しかし、物質としてはカビとは大きく異なります。白っぽくなるという点では同じですが、カビが埃に似ているのに対して、カルキ汚れはウロコ状になっています。

またカビはアレルギー反応を引き起こす物質ですが、カルキ汚れ自体は健康上の被害をもたらす心配はありません。ただ、水道周りが汚く見えるという点では一致しています。日常生活を快適に過ごしていくためにも、こうした水回りの汚れはきちんと掃除していく必要があります。

2. 汚れがつきやすい場所

家の中ではこうした水回りの汚れが付きやすい場所が存在します。カルキ汚れが付きやすい場所として挙げられるのは、水道水が出てくるところ

蛇口に水垢がついている写真

まずキッチンや浴室、洗面所といったあたりは注意しなければいけません。これらの箇所は生活していく中で非常に多くの水道水が使われるところ。例えばシャワーを浴びようとすれば、かなりの量の水道水を放出しないといけません。

また浴室の場合、使用した後は換気を行います。換気していく中で浴室を乾燥させれば、必然的に残っている水分が蒸発していきます。このことでカルキ汚れが目立つようになります。

さらにカルキ汚れが発生するのは上記のような目が届きやすい場所ばかりではありません。水道水が使われるフィルターなど、生活の中でほったらかしにしやすい場所にも発生することがあります。他にも空気清浄機やポットなどにも気が付かない間にカルキ汚れが付いていることがあります。

このように、水道水が使用される場所や機器であれば、どんなところでもカルキ汚れが付着します。面倒だと感じるかもしれませんが、汚れを見つけたらきれいにすることが大切。また汚れが発生しないためにも、予防策を徹底していくことが必要です。。

3. 水道周りの汚れの掃除方法

そんな厄介なカルキ汚れですが、ご自宅にあるもので簡単に掃除することができます。

レモンと重曹の写真

それが「クエン酸」です。使用される場合は水に溶けやすい粉末タイプがベスト。カルキ汚れはアルカリ性の成分ですので、酸性の物質に弱いのが特徴。ですので、酸性であるクエン酸が効果を発揮します。

もちろん、レモンやお酢といったものでも代用することはできます。しかしこれらは使用後の臭いが残ったりと、使いにくいのが実情。そのため、手っ取り早く水回りの汚れをきれいにしたいのなら、クエン酸一択に絞られます。

最近ではドラッグストアや100円ショップなどでもクエン酸を気軽に購入できますので、1度試してみましょう。使い方としては、まず粉末状のクエン酸を溶かします。200mlの水に小さじ1杯程度のクエン酸を入れて、それをスプレーボトルに詰めておきます。次にその溶かした水でキッチンペーパーを濡らし、カルキ汚れが付着しているところに数分程度おきます。そしたら先ほど濡らした箇所をスポンジで擦りましょう。これで汚れはだいぶ落ちます。

もしカルキ汚れがなかなか落ちない場合は、クエン酸の含有量を増やしてみるといいでしょう。また繰り返し掃除することで、厄介な汚れも目立たなくなっていきます。

4. 水汚れを予防する方法

なるべく掃除したくないのが実情でしょう。そこで大切なのが、汚れができる前に予防すること。次の予防策を心がけることで、大掃除する手間がだいぶ省けます。

キッチンの蛇口を磨いている女性の写真

まず水道周りは必ず拭き取るようにしましょう。残った水分が蒸発すると、カルキ汚れが発生します。ですので、キッチンなどで水を使った後は布巾を使ってきれいに拭き取りましょう。もし忙しくて毎回拭き取る余裕がないという場合には、1日1回程度でも十分です。

また、コーティング剤もカルキ汚れの防止に役に立ちます。ホームセンターやオンラインショップなどのお店でコーティング剤を配合している洗剤を購入することができます。水回りにコーティング剤を塗布することで、カルキ汚れが付きにくくなります。100%防いでくれるわけではありませんが、掃除の頻度を少なくすることにつながります。

この他、掃除を行うスケジュールを決めておくことも肝心。加湿器のフィルターやポットといった目立たない箇所ですと、掃除し忘れてしまいますので、頻度をきちんと決めて掃除しておく必要があります。

1~2週間に1回などカレンダーやスケジュール帳に記入したりして、掃除し忘れないようにしましょう。

5. 厄介な水汚れは専門業者に連絡を

ここまでカルキ汚れの掃除方法を紹介してきました。

水道修理事業者の男性の写真

しかし、それでも水道の水回りの汚いところに触れたくない、汚れが落とせないといった悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。そんな時に頼りになるのが水回りの専門業者。業者は水回りの汚れだけではなく、水道設備に関するあらゆるトラブルにきちんと対応してくれます。

業者を選ぶにあたっては、なるべく早く対応してくれるところであるかどうかが大切。できるだけお住まいの地域にある業者に依頼されるのが望ましいです。時間帯やお住まいの地域にもよりますが、最短30分以内でご自宅まで駆けつけてくれます。またご自宅からの距離が近ければ、その分出張費も安く抑えることができます。

そして、作業をしてもらう前に見積もりを取っておくことが肝心です。数多く業者が無料で見積もりを受け付けています。あらかじめ作業内容を把握しておくことで、本当にその料金体系が適切であるかどうかを判断することができます。同じ作業内容でも業者によってかかってくる費用が異なる場合があります。ですので、時間があれば見積もりを比較・検討しておくようにしましょう。

全国各地にはさまざまな業者があります。ご家庭の水回りの汚れでお悩みの際は、インターネットで最寄りの水道業者をチェックしてみてくださいね。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

救急109番

水漏れ修理・水道工事の新着記事

おすすめ記事