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シロアリ駆除に最適な時期とは?駆除のタイミングや駆除方法を解説

公開日:2021.11.4 更新日:2024.4.15
シロアリ駆除に最適な時期とは?駆除のタイミングや駆除方法を解説

木材を傷つけ、建物の劣化を早めてしまうシロアリ。
そんなシロアリの駆除はいつ行えばいいか悩んでいる方も多いかと思います。
そこで今回はシロアリ駆除に適した時期や、駆除法についてご紹介します。
また、専門業者の費用相場も解説していきますのでぜひ参考にして診てください。

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1.シロアリ駆除に適した時期は?

最適とされるタイミングとは?

地下にシロアリの巣がある住宅の絵

自宅に侵入されるととても厄介なシロアリですが、駆除に最適な時期は存在するのでしょうか。

そもそもシロアリは年間を通して活動する生き物であり、蚊やゴキブリのように冬になれば大人しくなるということはありません。
ただし、そんなシロアリでも駆除におすすめしたい時期があります。

それは4月から9月にかけての期間。
この期間になるとシロアリの活動は他の時期と比べても活発になり、積極的に動こうとします。
シロアリは気温20~30℃あたりが適温とされていて、暖かくなる時期に活発化するのです。

こうしたことから、シロアリの駆除を行うのであれば暖かい時期を選ぶのが望ましいです。

また、シロアリ駆除にはタイミングが存在します。
駆除作業はいったんやってしまえばそれでおしまいではなく、ある程度の期間が過ぎますと薬剤の効果が切れ、再びシロアリに侵入される恐れがあります。

目安としては駆除作業を5年おきにして行うのが一番。シロアリは駆除したけれど作業から大分時間が経ってしまったという方はすぐにでもシロアリ対策をしておく必要があります。

シロアリに侵入されないようにするには、最適な時期とタイミングで行うことが大切!暖かくなったらシロアリ駆除を始めましょう。

2.シロアリ点検の頻度

年一回行うのがべスト!

シロアリが侵入している住宅の絵

シロアリの駆除も大切ですが、定期的にご自宅を点検しておくことも、シロアリから家を守るために重要です。シロアリの侵入は目に見えて分かるものではありません。

知らない間に外部から侵入されていて、ご自宅の柱を傷つけられてしまっていることもあります。一度駆除を行った場合でも安心はできないので、時々チェックすることが大切です。また、多くのシロアリ駆除業者ではアフターフォローが付いていて、5年間の保証期間が設けられています。

シロアリの被害を調査する頻度としておすすめなのは年一回。年間を通して一度でもシロアリの被害状況をチェックしておけば、被害が比較的少ないうちに対処することができます。

実際にシロアリには冬眠は存在せず、一年を通して活動を続けています。当然産卵も期間を問わず行われます。
そのため、たとえ寒い冬の季節であってもシロアリが多くの子どもを生むこともあるのです。

このようにシロアリの被害状況の点検には早いかどうかは関係ありません。知らず知らずのうちに被害が進行していることがあります。
これは新築同然の物件であっても同様で、どんなにきれいな建物でもシロアリに侵入されることがあります。
ですので、最低でも年一回はご自宅のシロアリの被害状況を確認するようにしてください。

3.シロアリ被害のサイン

シロアリ被害を見分ける方法をご紹介します!

シロアリのイメージ絵

自宅内部ですとチェックすることは難しいものの、外観だけでもシロアリの被害の程度を知る方法があります。
被害の状況が確認できたら、すぐに業者に頼むかご自身で作業するかしてシロアリを駆除するようにしましょう。

シロアリの被害を見抜くサインは次の通りです。

・羽アリが飛んでいる
もしご自宅の周りで羽アリが飛んでいるのを見かけたら、すぐに駆除作業に取りかかることをおすすめします。
一般的にヤマトシロアリは4月以降に、イエシロアリは6月以降に活動を開始します。
羽アリの出現は気がつかないうちにご自宅にシロアリが侵入してきている証拠です。

・コンクリートに盛られたような土が付着している
もしご自宅のコンクリート部分に土を盛ったようなものができていたら要注意です。これはシロアリの通り道である“蟻道”の可能性が高く、自宅に侵入されていると考えていいでしょう。
ご自宅のシロアリをそのままにしておくと、木材にダメージを与えれ、建物に深刻な被害を及ぼします。

・床から空洞音が鳴る
床や建物の柱が衝撃を受けた時に空洞音が鳴るようであればシロアリの被害が出ている恐れがあります。
空洞音がするということは、内部がシロアリに食べられているかもしれません。
すぐに駆除を始めましょう。

4.自分でシロアリを駆除する方法

具体的な作業手順を解説します!

シロアリの駆除を行った住宅の絵

このように非常に厄介なシロアリですが、自分で駆除できないことはありません。きちんと被害状況を見て、適切な道具を使用すれば個人での作業も可能です。
シロアリを自分で駆除する手順は次の通りです。

① 家の状況をチェックする
シロアリ駆除の基本は実態調査から。まずはご自宅回りの状況をよく確認しましょう。コンクリート部分や家の床下、排気口などはシロアリを確認しやすい場所です。
この他庭に木材があれば、そこもしっかりチェックしましょう。

② 駆除に必要な道具を揃える
駆除作業する際にはしっかりと道具を買い揃えましょう。以下の道具はすべてホームセンターで売られています。
・防護服
・ゴーグル
・マスク
・ヘッドライト
・ベイト剤
・散布薬剤(木部用・土壌用)
・蓄圧式噴霧器(薬剤散布用)
・電動ドリル

③ 薬剤を撒く
道具を用意できたら薬剤を被害を受けた箇所に撒いていきます。
まずはシロアリの被害を受けている箇所をみつけ、そこに電動ドリルを使って穴を開けていきます。
穴を開けたら、噴射器「木部処理用の薬剤」を使って薬剤を差していきます。
仕上げに、その周りの地面に土壌処理用の薬剤を撒いておきましょう。こうすることでシロアリに侵入されにくくなります。

5.専門業者に依頼した場合の費用

業者の費用相場とは?

シロアリ駆除事業者の絵

シロアリ駆除や適切な時期や方法を覚えることで、ご自身でもやることはできます。もちろんDIYの方が費用は掛かりませんし、思い立ったその場でやることも可能です。
ただし、道具を買い揃えるのが面倒であったり、薬剤の散布が不十分できちんと駆除できなかったりといろいろなデメリットがあります。

そんな時におすすめしたいのがシロアリ駆除の専門業者。経験豊富なスタッフが多数在籍していますので、ご自身で作業するよりも安全かつスピーディーにしっかりと対応してくれます。

気になるのはその費用ですが、1坪あたりに換算しますと5,000~10,000円前後となります。
ただし、この金額はあくまでも目安であり、建物の構造や被害の程度によってはこれよりも金額が上がることもあります。この他にも、業者にご自宅まで駆けつけてもらうのに出張費用が別途かかってきます。

そうした費用が気になると思いますが、少しでも安く抑える方法が存在します。

一つは火災保険を活用すること。
火災保険は自然災害を対象とした保険商品ですが、自然災害によって生じた建物の被害と判断されれば、たとえシロアリ被害が遠因でも保障を受けることができます。

もう一つは相見積もりをとること。
多くの業者が無料見積もりを行っているので、複数社比較して安いところを探してみましょう。

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